損保労連、結成50周年!

損保労連は1967年に結成され、今年で50周年を迎えた。3月8日、歴代役員、UNI-LCJ役員、労働組合関係者、業界団体、行政等、250余人が参集して、祝賀行事が開かれた。50年前、12,000人でスタートした損保労連は今日、21加盟単組92,000人を超えるまでの組織となった。

損保労連は、1981年に当時のApro FIETに加盟し、2002年からは歴代委員長がUNI Apro金融部会議長を務める等、アジア太平洋地域の金融部会の取組みに積極的に参加してきた。

宮井委員長は、挨拶の中で、「超少子高齢化に伴う人口減少やグローバル化、デジタル化の急速な進展、或いは気候変動の影響による自然災害リスクの増加等、社会・産業を取り巻く情勢は大きく変化しつつある。このような中で、労働組合には“グローバルな視点”と“ローカルの視点”が必要だ」と述べた。また、「組合活動は組合員やその家族の笑顔を守る仕事である」とし、社会や顧客の「安心・安全」を支える損保産業において、たとえAI等の技術が進化しても、顧客に安心感を届けることができるのは、笑顔で働く「人」であると強調した。

石川元委員長も、OBを代表して挨拶した。


UNIと仏ジオポストがグローバル枠組み協定を締結

フランスに本社を置くジオポストは欧州で2番目に大きい小包サービス事業者であり、世界的なロジスティクス企業でもある。
3月14日、パリのジオポスト本社で開催された調印式にはジェニングス書記長とジオポストのポールマリー・シャバンヌCEO、UNIフランス加盟組織(CGT、CFDT、FO)が出席した。グローバル枠組み協定では、ジオポストがILOの基本原則と国連の指針に沿って、人権と労働権を尊重することをコミットしている。
ジェニングス書記長は「今協定は意義深いブレイキングスルーだ、巨大ロジスティクス企業との調印はジオポストが初めてであり、ジオポストが先鞭をつけてくれたことに感謝する。この動きを他の企業にも広げていきたい。合意はフランスの加盟組織の3年間の努力のたまものである。ブレイキングスルー精神で交渉に関わってくれたことに心から感謝したい。」
ジオポストは今回の協定により、同社がディーセントワークと労働組合の尊重を通して持続可能な事業を築く、とのメッセージを欧州及び世界に向けて発信した。
シャバンヌCEOは、「わが社はCSRを公約しており、UNIとの合意はそのコミットメントの重要な要素である」と述べた。


フェミニストでよかった! 組合員でよかった!

2017年1月21日、ワシントンで100万もの女性が、更には世界中で500万を超える女性が立ち上がり、女性の権利に関する法規制から、移民政策、医療、環境、人種差別、宗教の自由、労働者の権利まで啓発する世界規模のデモが行われた。

抗議の発端は、トランプ米大統領の女性に関する発言と見解に対するもので、1日のデモとしては米国史上、最大規模のものとなった。

このデモの前日にダボスで開催されていた世界経済フォーラムで、フィリップ・ジェニングスUNI書記長は同様な力強いメッセージを打ち出した。「みんなフェミニストになるべきだ。男女共に平等を勝ち取るために闘おう。」

職場で女性は50%を占めるが、未だに女性の管理職は少なく、また女性であるがために差別や暴力を受け、賃金格差も存在する。しかし、組合員として社会正義と平等を求めて共に闘うことで、世界中の何百万人もの女性労働者の立場を良くするよう、変えていくことができる。

そこで、UNIは今年3月8日の国際女性デーに、女性が社会において平等な立場を勝ち取るための闘いを記念し、UNI機会均等局のキャンペーン「フェミニストでよかった!組合員でよかった!」を立ち上げるので、是非参加してほしい。

何百万人もの男女が、公園で記念行事を開催したり、カラフルに着飾ったり、デモ行進をしたり、世界各地で様々なイベントに参加する。人間は皆平等であると信じるなら、あなたもフェミニスト。一緒に国際女性デーのUNIキャンペーンを盛り上げよう。

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「みんなでいっしょにやればできる!」

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UNI Apro/JP労組関東地本奨学金授与式

2017年2月24日午後、スリランカのコロンボで、第8期UNI Apro/JP労組関東地本奨学金授与式が行われ、小室隆行委員長を団長に9人のJP労組関東地本代表団が出席した。来賓として、M.H.A.ハリーム郵政大臣及びロハナ・アベヤラットゥネ郵政長官も立ち会い、JP労組関東地本の支援に感謝した。

UNI Apro/JP労組関東地本奨学金プロジェクトは、スリランカのUNIに加盟する郵便労組(UPTO及びNPTWU)メンバーの子供達に、月額4000ルピー(大学生は5000ルピー)の奨学金を2年間に渡り支給するもの。今回は78人の応募者に対し全国5箇所の郵政研修施設でオンライン筆記試験と、奨学金運営委員会による面接が行われ、15人が選抜された。

小室委員長は、既に7期90人を超える郵便労働者の子供達が大学で勉強を続け、地域や国の発展に貢献する優秀な人材として活躍していることを喜び、今期選抜された奨学生を激励した。

ジャヤスリ・プリヤラルUNI Apro金融部会担当部長は、奨学金運営委員会議長として、全逓千葉県連協(当時)からJP労組関東地本に引き継がれ現在に至る長年の支援に感謝した。卒業生の多くは既に大学を卒業し、エンジニア、医師、看護士、教師、メディア技術者、人事担当者等として多方面で活躍している。奨学生とその家族に希望を与えるだけでなく、「労働組合の国際連帯を通じて、スリランカにおける労働組合のイメージが向上し、特に若い世代が労働組合に関心を持つようになった」と、奨学金プロジェクトのインパクトを強調した。UNIスリランカ加盟協(UNI-SLAC)青年・女性委員会は、学生に面接を行い、労働組合について話をするなど、このプロジェクトを側面から支えている。

奨学生たちは両親と共に式典に参加して、誇らしげに奨学金を受け取った。代表してダヌシカ・センティル・クマールさんが美しい英語で、感謝の言葉と今後一層勉学に励む決意を述べた。

また、卒業生代表として第1期生(2004~2006年)のバギア・ディルハニ・セネビラティンさんが挨拶した。バギアさんは、事故で障害を負いながらも、JP労組関東地本の支援により、奨学金及び車椅子の寄贈を受けて勉強を続けることができた。大学を優秀な成績で卒業し、現在は衣料品会社のIT担当者として働き、結婚して一児の母となった。

奨学金授与式当日の午前中には、UNIスリランカ加盟協の青年・女性委員会メンバーとの交流プログラムが行われ、英語で自己紹介し、両国の歌や踊りを披露した。文化交流をすると共に、互いの青年・女性活動を紹介し合い、現状や課題について活発な意見交換が行われた。また翌日は、郵政長官を表敬訪問し、中央集配センターの視察も行い、スリランカの郵政事業について学んだ。


UNI-LCJ印刷・パッケージング部会、ホフマンUNI副書記長、ウンUNI Apro地域書記長との懇談

2017年2月15日、UNI-LCJ印刷・パッケージング部会加盟組合は、UNI-LCJ年次総会出席のため来日中のクリスティ・ホフマンUNI副書記長、クリストファー・ウンUNI Apro地域書記長と懇談した。ウンUNI Apro地域書記長から、UNI Apro印刷・パッケージング部会及びメディア部会大会を、福島で9月11~13日に開催する提案がなされた。福島で開催することにより、東日本大震災からの復興を国内外にアピールしたいとの目的が説明された。梅原UNI-LCJ印刷部会議長は、日本の加盟組合を代表し、福島での大会開催を歓迎し、大会の成功に向けて加盟組合が一丸となって協力することを約束した。


第18回UNI-LCJ年次総会、松浦新議長を選出

2017年2月13日、第18回UNI-LCJ年次総会が東京で開催され、各加盟組織より運営委員及び総会代議員、オブザーバー等71人が出席した。2016年度活動報告、会計報告に続き、『サービス産業における「労働の未来」を創る』をコンセプトとした2017年活動計画、予算が承認された。今年は役員改選年であり、UNI-LCJ運営委員会役員が確認され、松浦UAゼンセン会長が第8代議長に選出された。

年次総会にはUNI本部からクリスティ・ホフマンUNI副書記長と、UNI Aproよりクリストファー・ウン地域書記長がゲストとして出席した。ホフマンUNI副書記長は、他の友誼組織からの参加者も含め130余人を前に、「労働の未来~課題と可能性~」と題する基調講演を行った。現在我々が直面する課題として、格差、デジタル化、非標準型雇用の拡大等を挙げ、これに対するUNIのアクションを説明し、日本の加盟組合の積極的な参加を奨励した。

格差に関しては、オックスファム(世界の貧困者を支援する国際NGO)が世界経済フォーラム(通称ダボス会議)に先駆けて発表した最新の報告書から、「世界で最も裕福な8人が、世界の貧しい半分(の36億人)に匹敵する資産を所有している」と引用した。世界経済フォーラムが発表した「職の未来」報告書は、今後5年で減少または増加する職種を予測している。デジタル化やテクノロジーの進化により、人間が遂行し報酬を得ている定型業務や肉体労働等の45%が自動化されるという。また、パート労働、有期雇用、派遣労働、下請け労働、オンコール(呼び出し)労働、臨時雇用といった非標準型雇用も増大している。ウーバー運転手のように、インターネットを通じて単発の仕事を請け負うギグ・エコノミーも顕在化している。

「このままでいけば、将来、人間の行う仕事が減り、収入が不安定になり、労使関係が不明瞭になる。全ての労働者が技術革新をはじめとする変化の恩恵を受けられるよう、既存の団体交渉の範囲を拡大し、雇用関係を維持・強化していく必要がある。政府は格差を是正するため、富の再分配をし、ディーセントワークを確保するよう社会政策を練り直すべきだと、UNIは声を上げていく」と、ホフマン副書記長は述べた。

「UNIはデジタル化の専門家をインターネット上で募り、その知見を共有し、対策を考えるため、専門のウェブサイトを立ち上げる。加盟組合から英知を結集し、AIに関する倫理規範や、今後必要となるスキルの国際基準を作りたい」と述べ、日本の加盟組合にも積極的な参加を呼びかけた。

レセプションでは、松浦議長の挨拶に続き、厚生労働省の勝田総括審議官(国際労働担当)、連合の神津会長より連帯挨拶を受けた。ウンUNI Apro地域書記長は、小俣前UNI-LCJ議長のUNIへの多大な貢献に感謝し、記念の盾を贈呈した。

写真はFlickrを参照


全労金・労済労連第12回組合学校でUNIを紹介

UNIの加盟組合である全労金と労済労連は毎年、若手組合役員向けに研修を共催している。2017年2月2日、静岡県で全労金・労済労連第12回組合学校が開催され、両労組から38人が参加した。UNIからも連帯挨拶を行った。

末留全労金委員長は、組合役員の心構えとして、「平等と公平」、「役員は組合員を守ること」を強調し、組合学校で学んだことをそれぞれの組織強化に還元してほしいと激励した。古川労済労連委員長は、一人ひとりの力が組織の信頼と団結力に繋がると述べ、時代に合わせて共済運動を前進させていくために、参加者の若い感覚に期待を寄せた。

小川UNI-LCJ事務局長は、UNIに結集する国内外の仲間と経験交流・情報交換することにより、国境を越えて同じ金融産業で働く労働者どうしが連帯し、より良い世界をつくっていくことがUNIの意義であると述べ、UNIの様々な活動への積極参加を呼びかけた。深見全労金書記長からは、UNIの会議を通じて、韓国の金融労組の取組み事例を参考に、不妊休業制度を交渉したことが紹介された。

詳細は、全労金のウェブサイトを参照

 


アジアの郵便を支えるユース、「郵便の未来」を構想

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2017年1月28~29日、東京で、UNI Apro/JP労組共同英語セミナーが開催された。全国から集まった25人の若手組合役員・組合員が、マレーシア、フィリピン、スリランカのリソースパーソンと英語で語り合い、UNIを通じた国際連帯活動について学ぶと共に、各国の郵便事業や組合活動を共有した。

参加者はグループに分かれ、組織化のロールプレイングを行ない、リソースパーソンからも組織化の苦労や工夫している点についてアドバイスを受けた。

UNI Apro青年委員会副議長を務める佐々木JP労組ユースネットワーク議長は、昨年10月に南アフリカで開催されたUNI世界青年大会の様子や組織化フォーラム等の経験を報告した。

また、「郵便事業の将来」というテーマのグループワークでは、特に若い人や外国人をターゲットとした新しいサービスのアイデアがたくさん出された。

最後に、八木国際部長は総括の中で「職場でも組合でも社会でも、コミュニケーションは大事だ。今回知り合った仲間とのネットワークを大切にし、経験を今後の活動に活かしてほしい」と参加者を激励した。  

 

 

 


UNI世界商業部会新担当局長、日本の加盟組織と情報交換

2016年10月にUNI世界商業部会担当局長に就任したばかりのマタイアス・ボルトンが、主要国の商業部門の概要及び加盟組合の取組み等についての最新情報を把握するため、1月17~18日の日程で来日し、1日目に自動車総連を、2日目にUAゼンセンを訪問した。

自動車総連では、UNI世界商業部会委員を務める郡司事務局長から歓迎の挨拶を受けた。始めに山田国際局局長、津田国際局部長から、「日本の労使関係の歴史と自動車総連の国際活動」及び「JAW国際活動の20:30ビジョン」について説明を受けた。続いてUNI商業部会に加盟する販売部門に関して理解を深めるため、近藤労働法制局局長から販売部門の処遇条件等の説明を受けた。郡司事務局長は、「自動車総連と日本が進める生産性運動をグローバルに広めて、各国の労働者の待遇改善につなげてほしい」と期待した。

午後にはディーラーを視察し、ボルトン局長の出身である米国と日本における車両販売の違いや共通点、店舗における技術革新の状況等、様々な意見交換を行った。

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UAゼンセンでは、UNI世界商業部会副議長を務める八野副会長から歓迎の挨拶と、UAゼンセン概要の説明を受けた。続いて、UNI Apro商業部会副議長を務める藤吉副会長及び西尾流通部門事務局長から、流通部門の活動について詳細な説明を受けた。八野副会長は、「UNI商業部会がますます発展するよう、しっかりサポートしていきたい。新担当局長として、特にアジアの商業部門の状況について理解を深めてほしい」と活躍を期待した。また、昼食懇談会で松浦会長からも激励を受けた。

午後には、UNIと日本企業として初めてグローバル枠組み協定(GFA)を締結した髙島屋労組を訪問し、毎年労使で実施する検証等の説明を受けた他、職場視察も行った。

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ボルトン新担当局長は、今回の訪問を通じて日本の労働運動及び流通部門、自動車販売等の現状をあらためて理解する機会を得られたことに感謝した。

「自動車総連においては、生産性運動の三原則の有効性と、労使が同じ方向を向いて共通の目的のために活動する姿勢(建設的な労使関係の構築)に感銘を受けた。UAゼンセンにおいては、流通部門を業態別に分けて様々な活動を推進していることや、非常に体系的なGFAの労使検証方法が参考になった。」

就任後、初の訪問国として日本を訪問したボルトン局長。「国や地域による違いを認識し、良い事例を他の地域にも参考にしてもらえるよう、局長として、世界の加盟組織に有益な情報の共有を活性化していきたい」と抱負を述べた。

■マタイアス・ボルトン略歴 ■

1990年、全国RWDSU(小売・卸売・百貨店労組)の支部役員に選出。後に、RWDSU本部で調査・企画対策部長に就任し、9年間経験を積む。2012年から、UNI本部(スイス・ニヨン)でUNI世界商業部会シニア・コーディネーターとして、主に多国籍企業対策とグローバル労組同盟の取組みを担当。2016年10月、UNI世界商業部会担当局長に就任。44歳、米国出身。※RWDSUは現在、UFCW(全米食品商業労組)の傘下にある


UNIグローバルIT組織化会議

2017年1月17~19日、ドイツ・ベルリン(Ver.di本部)において、UNIグローバルIT組織化会議が開催された。UNI欧州加盟組織を中心に、33カ国、52組織、120人余が参加した。日本からは情報労連の木村国際担当部長が参加した。①大手多国籍企業対策、②クラウドワーカーの組織化について状況確認と情報共有し、今後の取組みについて確認した。

開会の挨拶を行ったクリスティ・ホフマン副書記長は、新たな労働の世界における組織化の問題について課題提起し、労働組合としての取組みの重要性を述べた。また「幼い頃からデジタル機器を使いこなしてきたミレニアル世代が労働組合に関心がないというのは思い込みである。こうした若い労働者にも関心を持ってもらえる組合へと進化を遂げなければならない。労働運動という1つの傘の下にさまざまなスタイルがあっても良い」と述べ、労働組合自身の変革の必要性を訴えた。

大手多国籍IT企業対策

IT市場の動向と組織化状況について共有した。IT企業は主に3つの形態に分類された。①ハードウェアからソフトウェア会社へと事業転換している企業(IBM、HP、富士通等)②コンサルティング会社からIT企業へと事業拡大している企業(アクセンチュア等)③従来よりソフトウェア中心に事業を行っている企業(マイクロソフト、オラクル、SAP、CSC等)

OECDは、世界のGDPに占めるIT産業の割合は今日6%程度だが、2020年には25%まで上昇すると予測している。ビッグデータ、IoT、クラウドコンピューティング等の増加が要因である。

UNIはIBM、HP、CGI、アトスにおける取組みに引き続き傾注し、特にIBMについてはインダストリーオールと連携して実施しているIBMグローバル労組アライアンスをさらに充実させていくことを確認した。

ITクラウドワーカーの組織化

オンライン上で仕事を請け負うクラウドワーカーが世界中で急増しているが、労働組合の対応が遅れている実態を全体で課題として認識した。UNI欧州地域組織が昨年実施した調査によると、欧州全体で労働者の8人に1人がクラウドワーカーであると報告されている。また、若い世代のクラウドワーカーが多いことが明らかになっており、全クラウドワーカーのうち、スウェーデンで57%、英国で50%、オランダで42%、オーストリアで47%、ドイツで50%が35歳以下との結果であった。クラウドワーカーのメリットは「自由に働ける」、「融通がきく」、デメリットは「収入が不安定」、「将来の保障がない」と考えられている。

クラウドワーカー組織化のための取組み事例が紹介された。ドイツVer.diは、特定の企業に属さない自営労働者のための「メディアフォン」というオンラインサイトを運営している。メールで相談を受け付けて、電話で回答する方式である。スウェーデンのユニオネンは、テレビ広告やインターネットによる自営労働者向けの勧誘活動を積極的に行い、この5年間で12万人の新規組合員獲得に成功、多くのクラウドワーカーも含まれている。米国では自営労働者のための「フリーランサーズユニオン」という組織があり、寄付金を活動の財源とし、自営労働者のための医療保険プログラム等を実施している。

最後に、今後、ますます増加するであろうIT労働者の組織化の取組みが必要であること、そのためのネットワークを強化していくことを確認した。当面、UNI世界ICTS部会の全ての活動でIT労働者の組織化について議論を行い、地域別、企業別の活動計画を策定していくこととした。UNI世界ICTS部会委員会(6月、クロアチア)、UNI Apro ICTS部会大会(8月、マレーシア)でも議論が行われる。


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