イタリアの金融労組、新たな全国労働協定で大きな成果

イタリアのUNI金融部会加盟組織が、銀行部門の労働者約28万人を対象とする全国労働協定を更新し、大幅な賃上げ、有給訓練の拡充、労働時間の短縮、暴力やハラスメントに対する新たな保護が盛り込まれた。

UNI加盟組織であるFABI、FIRST-CISL、FISAC-CHIL、UILCA、UNISINは、新協定によって「強力な経済的承認、労働者の新たな保護、技術革新とデジタル化による産業の変化を管理するために必要なツールが導入される」としている。

労働者は、2026年3月31日に満了する協定の期間中、4回に分けて適用される月平均435ユーロの賃上げを受けることになる。2024年7月1日からは、労働時間が短縮されて週37時間となり、従業員には、1.81ユーロから4ユーロに増額された昼食券も支給される。また、技術革新に関するものを含む有給研修と能力強化の時間も、週32時間から37時間に増加する。

暴力とハラスメントに関する従来の規約が全国協定に盛り込まれ、全国安全委員会が業務上のストレスを扱うこととなった。

アンジェロ・ディ・クリストUNI世界金融部会担当局長は、「今回、更新された協定は、大幅な成果を獲得したイタリアの加盟組織の強さを改めて示している。デジタル化や職場における暴力やハラスメントの増加など、多くの同じ課題に取組んでいる世界中の金融産業の労働者の先例となるだろう」 とコメントした。


ブラックフライデーにあわせ、30か国以上でストライキと抗議行動―Make Amazon Payの新たな波

2023年11月24日、1年で最も消費行動が忙しくなるブラックフライデーの金曜日から、週明けの月曜日にかけて、アマゾンは世界30か国以上でストライキと抗議行動に直面することになる。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「アマゾンの責任を追及する運動は強大化し続け、この行動日は年々、活発になっている。労働者は、国や職種に関係なく、賃上げ、不合理なノルマの廃止、そして仕事上の発言権を求めて、団結して闘っている。それこそが、英国コベントリーの労働者がストライキを行なっている理由であり、世界中の労働者がアマゾンに支払わせるため(Make Amazon Pay)に立ち上がっている理由だ」と強調した。

Make Amazon Payがブラックフライデーに世界的な行動日を展開するのは、今年で4年目だ。過去には、ドイツ、フランス、スペイン、英国、イタリアの倉庫などで数千人の労働者がストライキを行い、バングラデシュでは衣料品労働者が街頭に立ち、米国では労働者がストを組織し、市民団体が世界中のアマゾン本社でMake Amazon Payのロゴを投影する抗議行動を行い、またジェフ・ベゾス氏の邸宅に「pandemic profiteer」(パンデミックで暴利を貪る者)の文字を投影し、気候変動の活動家は欧州3か国でアマゾン倉庫を封鎖する等してきた。

UNIとプログレッシブ・インターナショナルが共同提唱するMake Amazon Payは、グリーンピース、350.org、タックス・ジャスティス・ネットワーク、アマゾン・ワーカーズ・インターナショナルを含む80以上の労働組合、市民社会団体、環境活動家、税金監視団等で構成され、アマゾンが労働者に公正な賃金を支払い、労働組合に加入する権利を尊重し、公正な税負担を行い、環境面における真の持続可能性に向けて取組むことを要求している。

プログレッシブ・インターナショナルの共同コーディネーターのヴァルシャ・ガンディコタ=ネルトラ氏は、「コベントリーの倉庫からダッカの工場まで、この世界行動デーは、単なる抗議行動を超えるものであり、この搾取の時代を終わらせなければならないということを、世界的に宣言する日だ。労働者、地域社会、そして地球を搾取するアマゾンの世界帝国は、今、Make Amazon Payを求める世界規模の運動に直面している」と語る。

今年のMake Amazon Payの主な取り組みは以下;
1:英国、イタリア、米国、スペイン、ドイツでのストライキ。
2:オランダ、ドイツ、アイルランド、イタリア、英国、カナダ等の気候活動家が、アマゾンのグリーンウォッシング、データセンターの気候への影響と電力消費の増大、アマゾンウェブサービス(AWS)と化石燃料企業との契約について訴えるため、AWSの建物で抗議行動。
3:インドの10以上の都市で、数千人の労働者が集会と抗議行動。
4:バングラデシュの衣料品労働者によるダッカでの大規模な抗議行動。月209ドルの最低賃金や、「火災と建設物の安全に関する協定」へのアマゾンの署名等を要求。

これらの行動は、アマゾンの企業慣行に対する広範な批判を反映したものだ。2023年にUNIが実施した包括的な調査によると、アマゾンの厳しい業績監視は、主要8か国の従業員にストレス、プレッシャー、不安感を与えている。この調査では、驚くべき統計が明らかになっており、 従業員の51%が健康への悪影響を報告し、57%がアマゾンの人権侵害的な監視による精神衛生の悪化を訴えているのだ。このため、バーニー・サンダース米上院議員が、アマゾンの「ひどい安全記録」を調査するなど、議員や一般市民からの批判が高まっている。

また米国を拠点とする全米雇用法プロジェクト(NELP)の新たな報告書によると、アマゾンの倉庫労働者の賃金は、同業種の他の労働者と比べて著しく低く、平均賃金を大幅に下回っている。

さらに画期的な動きとして、米連邦取引委員会(FTC)と17州の検事総長は、アマゾンに対し、独占的なサービスを維持しているとして訴訟を開始した。

米国のUNI加盟組織である小売・卸売・百貨店労組(RWDSU)のスチュアート・アッペルバウム会長は、「この世界的な行動が強調しているのは、アマゾンは自社のひどい労働慣行に向き合い、緊急に労働者と公正な交渉を行わなければならないということ」と述べ、「我々の集団的な取組みは勢いを増し、アマゾンの不公正な慣行に異議を唱え、労働者の権利とすべての人のための持続可能な未来を提唱している。共に闘えば、アマゾンに支払わせる(Make Amazon Pay)ことができる」と訴えた。

ナズマ・アクタール統一衣料労連会長は、「バングラデシュの衣料品労働者は、アマゾンが販売して利益を得る衣服を作っている。しかし、アマゾンは我々を労働者として認めず、我々の工場の安全を守るために『火災と建設物の安全に関する協定』に署名すらしていない。世界中の仲間とともに、アマゾンに支払わせていく!」と決意を述べた。

米国カリフォルニア州のチームスターズ396支部の組合員であるジェシー・モレノ氏は、「アマゾンの労働者たちは、自分たちが得るべきまっとうな雇用を求めて、世界中で行動を起こしている。米国では、チームスター労組の仲間が、アマゾンの不当労働行為に反対してストライキを行っている。我々は全米でピケを組み、そして今、世界中の仲間たちとともに、敬意と公正な賃金、そして安全衛生が優先される職場を求めて闘っている。アマゾンは、団結した労働者の力にはかなわない」と、語気を強めた。


ジェンダーに基づく暴力に反対し、労働組合が共に立ち上がる16日間

毎年11月25日は、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」である。この日は世界中のUNI加盟組織にとって、12月10日の世界人権デーまでの16日間を、ジェンダーに基づく暴力に反対するために共に取組みを開始する、重要な1日だ。

ジェンダーに基づく暴力とは、事実上または認識された性、ジェンダー、性的指向、性自認に起因する攻撃や敵意のことで、深刻な人権侵害となる。生命を脅かす健康上の問題であり、保護が必要となる。

今年、UNIの16日間キャンペーンでは、あらゆる形態のジェンダーに基づく暴力を理解すべく、基本に立ち返る。労働者が自分自身と同僚を守るためにUNI加盟組織が行っている取組みを紹介していく。

ベロニカ・フェルナンデス・メンデスUNI機会均等局長は、「ジェンダーに基づく暴力を防ぐ上で、誰もが役割を担っている。我々は、不平等やそれを生み出す社会的・文化的規範と闘い、組合や労働者の間で力を高め、変革を訴えていく必要がある。女性の権利は労働組合の権利であり、我々はあらゆる形態の暴力やハラスメントから女性を守るために闘っていかなければならない」と述べている。

労働組合には、ジェンダーに基づく暴力を含むあらゆる形態の暴力やハラスメントから労働者を守る義務がある。労働組合は、安全な職場を作るために使用者と協約を交渉し、被害者を支援し、特別休暇手当を提唱し、暴力とハラスメントの根絶を目指す法律文書の採択をロビー活動で働きかけ、労働者の側に立つことによって、この義務を実践している。

職場における暴力とハラスメントを撤廃するためのILO第190号条約と第206号勧告は、労働組合がジェンダーに基づく暴力を根絶し、労働者を保護する政策を実施する上で不可欠なツールである。この条約はこれまで35 か国で批准されており、コロンビアを含め、多くの国でUNI加盟組織は条約の批准を働きかけている。

その他にもUNIは、フランスの銀行グループであるクレディ・アグリコルとのグローバル協定を含め、暴力やハラスメントの撤廃を求めて多国籍企業との協定にILO第190号条約や第206号勧告を盛り込んできた。UNIの加盟組織も、ウガンダのカルフールなど、それぞれの団体協約に190号条約の原則を盛り込んでいる。

ジェンダーに基づく暴力に反対する16日間の取組みに乗り出すにあたり、ソーシャルメディアで#16Daysのハッシュタグを使用して、活動を共有することをお忘れなく。


UNI欧州、欧州労働組合連合のテレワーク法制化要求を支持

UNI欧州は、使用者による欧州社会パートナー協約の締結拒否を受け、欧州委員会がテレワークとつながらない権利に関する迅速な立法措置を開始するよう求める欧州労働組合連合(ETUC)の呼びかけを支持する。

2022年6月、欧州の3つの使用者団体はETUCとの社会対話作業プログラムに署名したが、その中には、指令の形で導入予定のテレワークに関する法的拘束力のあるEU全体レベルの協約を交渉することが盛り込まれていた。

しかし1年以上にわたる交渉の末、3つの使用者団体のうち2組織が、いかなる文書の提出も拒否し、成功への道筋を提示できないまま交渉から離脱したのである。

パンデミック以降、欧州においてテレワークに関する強力な規制の必要性は、さらに緊急性を増している。EUの労働条件調査では、常時在宅勤務をしている労働者は、自由時間に仕事をする傾向が6倍高く、48時間勤務の可能性が2倍高いことが示されているのである。

欧州委員会は、在宅勤務をする労働者のために適切な労働条件を確保するための立法措置を直ちに行うべきである。UNI欧州は欧州委員会に対し、以下のような指令の提出を求める:

・既存のつながらない権利を保証する。
・情報への権利やデジタル・アクセス権など、労働組合の権利を保証する。
・テレワークを行う人々の賃金と待遇の平等を確保する。
・プライバシーを保護し、人権侵害的な監視を防止する。
・テレワークの決定が労働者の手に委ねられ、職場を代替するものではないことを保証する。
・テレワークの設計と提供について、団体交渉を通じて労働組合の関与を保証する。


組合は、労働者がテクノロジーについて交渉できるようにしなければならない

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「AIと公共の利益」と題された幅広い討論の中で行われた基調講演において、労働者がAIの影響と導入について交渉する必要性を強調した。

2023年11月15日に オープンマーケッツ・インスティテュートとAIナウ・インスティテュートが、ワシントンDCで主催したイベントでは、AIの出現後に我々が地域社会や職場で直面する将来予測、脅威、規制上の課題について、議論が展開した。欧米から第一線の政策立案者、規制当局者、技術者、起業家、作家、音楽家、政策専門家、学者が集った。

ホフマン書記長は講演の中で、AIの使用に関する懸念について、職場における新技術の導入をめぐる集団的闘争という、より広範な歴史的文脈の中に位置づけた。産業革命の黎明期から、労働者は団結して、今日で言うところの「公正な移行」を要求してきたのである。

1980年代にホフマン書記長が交渉担当を務めたジェットエンジン工場を含め、現代の労働組合運動は1970年代からロボットやオートメーションといった技術をめぐって、本格的な交渉を開始した。同書記長は、今日のテクノロジーをめぐる闘いには、数十年前の闘いと同じ力が必要だと指摘し、次のように述べた。「我々が主に求めてきたのは、技術導入前の事前通告と、雇用、安全衛生、トレーニングの分野におけるリスクに対処する機会でした。また、新しい機械やテクノロジーを導入するための最善の方法を提案する機会も求めてきました。そして、こうした要求は現代にも通じることなのです…(中略)…しかし、より長期的には、新たな効率化によってもたらされるメリットを分かち合いたいと考えていました。実際にこの時代、自動車産業では、自動車製造に必要な労働者数が減ったという事実を踏まえ、賃金をめぐって大規模なストライキが起こりました。そしてまた、これこそ、私たちが生成AIに関して直面している重要な課題なのです」

ホフマンUNI書記長は、非常に人権侵害的なアルゴリズム管理など、他のタイプの職場技術に保護措置を設置することで、世界中の組合が成功を収めていることを指摘した。このようなプログラムは通常、継続的な監視とフィードバックによって生産性を向上させ、労働者を安全上好ましくない、持続不可能な速度で働かせている。

労働運動は、団体交渉と社会対話を必要とする規制枠組みの両方を通じて、職場監視の量と労働者のデータの使用方法を規制してきた。その例として、コールセンターにおける全米通信労組(CWA)とATTの団体協約や、ドイツの労使協議会とアマゾンの個別データに関する協約が挙げられる。

同様に、昨年登場した生成AIは、生産性の向上が期待されているが、アルゴリズム管理とは異なり、これらの利益は、単に労働者を過酷に働かせて搾り取るのではなく、作業の自動化や労働者の能力の増強によってもたらされる可能性がある。 生成AIを職場で使用することに関する唯一の大規模な調査研究のひとつは、コールセンターを対象としたもので、そこではこのテクノロジーによって通話時間が14%短縮され、顧客満足度が向上した。

ホフマン書記長は、 「これは良い話であり、労働者の離職率が下がり、雇用が安定するということになるかもしれない…(中略)…しかし、より多くの電話に応対できるようになったからといって、労働者の賃金は上がるのでしょうか? スピードアップによって、仕事のストレスはさらに増えるのでしょうか? これらの疑問は、こうした労働者が交渉の席で交渉し、ある程度の力を発揮できるかどうかによって多くの部分が決まる、未知の問いなのです」と続けた。

UNIメディア部会の加盟組織による最近の勝利が示しているのも、集団的な行動の力だ。こうした組合は、労働者の補償と雇用が完全に保護されるよう、AIの規制について交渉することができたからだ。

このことは、今後の組合闘争のモデルになるはずだ。ホフマンUNI書記長は次のように締めくくった。「米国で議論されているAIに対する規制は、組合を作るのが難しすぎるという核心的な問題を回避しています。実際、肖像権や知的財産の保護を強化する必要があるのです。 監視は継続的なものであってはならず、安全衛生規則は強力に実施されるべきであり、すべての労働者が休憩を得られるべきです。しかし最も重要なことは、労働組合結成への障壁を減らすことによって、すべての労働者がテクノロジーに関して交渉できるようにすることなのです。…(中略)…労働者には、我々が組織化の進んだ部門で何十年も行ってきたように、テクノロジーに関して使用者と交渉するための本当の力が必要です。 我々はその方法を知っています。ただ、扉を開くだけでいいのです」


第10回UNI Apro東アジア労組フォーラム(2日目)

テーマ2:各国で進む働き方改革と労働組合の対応-長時間労働、少子高齢社会、労働力不足等、東アジア共通の課題解決に向けた取組み
2-1)長時間労働の是正に向けた取組み
●日本(中島遥香 損保労連事務局次長):同労組の中期重点取組み課題において、多様な働き方の実現が掲げ、その一つに「長時間労働につながる商慣習の見直し」がある。時間外電話や至急の対応依頼などの行動を見直し、相手の働き方への配慮が重要である。連合と連携したシンポジウム開催や他産別との意見交換、労使協議等を行い、組合員の行動変革を促している。
●韓国(キム・ミュンソ KFIU副委員長):労働時間短縮に向けた同労組の取組みについて概説した。2002年に金融労使交渉の成果として同国で初の週5日制が導入され、他産業に対しても起爆剤となった。他に昼食休憩の一斉付与、パンデミック時の営業時間短縮などを要求してきた。現在は週休3日制を目指している。
●台湾(ナガオ・クナウ TPTSEU委員長):台湾の公共テレビとその組合員構成、同労組による長時間労働是正と勤務形態の多様化に向けた取組みについて、概説した。組合として次の勤務までの休息時間の確保等に取組んでいる。高齢化が進む中、交渉によって年5日の有給の介護休暇を獲得した。また「報道者」について、残業削減に向けて、超過勤務指示が直前に行われた場合には代休時間を増やすことを協約で定めた。
●モンゴル(バトチメグ・ナサンバータル 新国際空港労組):政労使で公正される国家労働安全衛生委員会があり、2023年7月に労働条件の基準が改定、これにより労働安全衛生管理に重点がおかれることになった。最近はメンタルヘルス課題にも注力している。組合として、公務員の給与水準の統一、勤務歴に応じた手当、地方勤務手当の支払い、インフレに見合わない賃金水準の改善と求めている。

2-2)女性が働きやすい職場作り
●日本(阪本裕実子 生保労連中央副執行委員長):同労組では「誰もが安心と働きがい・生きがいをもてる職場の実現」に向けて、ジェンダー平等に向けたポジティブ・アクションの推進、両立支援制度の拡充・活用推進を柱に、働き方を柔軟に選択できる制度の整備に取組んでいる。ジェンダー平等に関する意見交換会、管理職フォーラム等を開催し、今後さらに女性が活躍できる環境を整備していく。
●韓国(バン・キウォン KHMU教育委員会議長):約9万人の組合員のうち、多くが女性看護師である。過重労働ゆえに高離職率で、看護師有資格者で実際の稼働率は約5割である。組合は、長時間労働の是正、交代勤務の改善、ワークライフバランス向上について、病院や政府と交渉・闘争し、成果を勝ち取ってきた。
●台湾(リュウ・チュンハン CPWU企画部長):台湾における女性の安全衛生に関する法的保護、中華郵政による女性が働きやすい職場環境促進に向けた措置、(各種休暇や補助金、育児支援など)ワークライフバランスの取組みなどを紹介した。 

2-3)多様な働き方(リモートワーク、フレックス勤務、ワークライフバランス、つながらない権利等)
●日本(水野和人 情報労連書記長): 2020年よりテレワークが急速に拡大、ICT産業で特に顕著であるが、東京と地方、業種間や事業所規模により開きがある。情報労連では加盟組織では7割以上がテレワークを実施、勤務時間管理や業務に必要な現物や手当ての支援、柔軟な働き方等について取組んできた。在宅勤務によるメンタルヘルス維持、つながらない権利が課題であり、労働条件と職場環境の改善に引き続き取組む。
●日本(井上克彦 UAゼンセン常任中央執行委員/イオンフィナンシャルサービスユニオン中央執行委員長):男性の育児休業取得率は2020年以降100%であり、取得日数も増加している。全国規模でのサテライトオフィスの活用や、誰でも時短制度の導入など、多様な働き方の促進に取組んでいる。

テーマ3:賃金・労働条件交渉の成果と今後の課題-物価高騰に対応した労働者への公正な分配・労働条件の向上は実現したか?
●韓国(キム・オクラン FKMTU政治部長):全国医療産業労連は大学病院と交渉、週休3日のパイロット事業の期間と部署を拡大した。また仁荷大学病院労組は2023年に医療労組として初めて中央労働委員会の調停制度を活用、賃金引上げについて早期に協約を締結しただけでなく、適正な人材配備による業務強度の改善、及び病院サービスの質の向上等、労働条件と密接な関連がある部分に対する合意を導出できた。
●日本(徳田和宏 自動車総連国際局部長):2023年の春闘は、全体的または中小組合についてもほぼ30年ぶりとなる水準の賃上げが実現した。2023年度は自動車販売部門においても物価上昇、人手不足を背景に、高い賃上げを獲得、自動車総連全体の底上げ・底支えに確実につながった。整備士を含むサービス職についても、資格手当や役職手当の新設、手当額の引上げを獲得した組合もある。
●日本(中田綾子 UAゼンセン流通部門執行委員):物価上昇やマイナスの実質賃金などを背景に2023年には全加盟組織より署名を集め、UAゼンセンとして賃上げ促進を政府に要請した。結果、政府や経営者団体の間で賃上げの必要性について認識が広がって賃上げの機運も大きく高まり、高い賃金妥結水準となった。短時間組合員の賃金引上げも8年連続で正社員の引上げを上回り、雇用形態間格差是正につながっている。また、労働時間の改善や、カスタマーハラスメント対策などについても多くの加盟組合で交渉が行われた。
●台湾(スー・ホンティン CTWU台北支部長):中華電信および組合、台湾の経済状況、CTWUの方針や戦略枠組みについて概説した。実際の成果として、会社収益に関わらず賃上げを確保すること、育児対策と補助の拡充、永年勤続者の賞与改善などがある。また労働権益の向上にむけた取組みとして、労使協議や政府陳情、労働者教育という3つのチャネルを説明した。
●モンゴル(バトチメグ・ナサンバータル 新国際空港労組):組合の意見も反映した上で2021年に改定された同国の労働法では、雇用契約、労働時間、賃金・手当、柔軟な労働条件などの点において改善が見られた。リモートワークやパートタイムの環境整備を団協協約で決められるようになり、超過勤務や深夜勤務の手当、同一労働同一賃金も明記された。また一度のシフトにおける勤務上限は12時間となり、健康面で大きな成果である。また、男性の育休や障がい者の雇用割合についても規定された。

■閉会式
砂川翔UNI Apro青年委員(JP労組)より、今回のフォーラムを総括し「今後もUNI、UNI Aproと連携し、東アジアの加盟組織間の情報交換を継続しながら、政労使の社会対話を促進し、労働者の声を政府および使用者に届けていく」ことを確認する共同声明が読み上げられ、採択された。また、次回フォーラムホスト国である韓国のキム・ドンホKPWU委員長が、次回は2025年にキョンジュで開催することを発表した。最後に、安藤京一UNI-LCJ副議長が、二日間で学んだことを生かし、UNIファミリーとして「共にこの地域の社会・経済の発展に貢献していこう」と挨拶し、閉会した。

なお、各セッションでは以下の方々が司会を務めた。
• 開会/基調講演:(日本)山下茂美 日放労中央執行委員
• サブテーマ1 :(日本)加藤友樹 全印刷組織部長
• サブテーマ2 :(韓国)ヨン・ユンギュ KHMUプサン支部長 
• サブテーマ3 :(台湾)ジュリア・ロー CPWU書記長 
• 閉会 :(日本)大澤佳之 全労金ろうきんセントラル労組 執行委員


第10回UNI Apro東アジア労組フォーラムを東京で開催!(1日目)

UNI Apro東アジア労組フォーラムは第10回目を迎え「Rising Together! 共に立ち上がろう!東アジアにおける公正な分配と働き方改革の実現を目指して」をテーマに、2023年10月26~27日、東京・神田明神ホールにて開催され、日本、韓国、台湾、香港、モンゴルより延べ約160名(日本から14組織約100名)が参加した。

■開会式
ホスト国を代表し、石川幸德UNI-LCJ議長は4年ぶりの対面開催となった今回のフォーラム参加者を歓迎し、「実り多い経験の共有と交流の機会になることを期待する」と冒頭の挨拶をした。各国代表より、韓国からシン・ソンイルUNI-KLC議長が、台湾からジョン・フージー台湾金融労連(TFFU)委員長が、モンゴルからオユンバヤル・チュルテムドルジUNI-MLC議長が、そして香港から挨拶があった。続いて、松浦昭彦UNI Apro会長は「UNIファミリーのネットワークを活用し、東アジア共通の諸課題の解決に向けて、労働者の声をよりよく反映させていこう」と連帯挨拶を述べた。

■基調講演
「アジア太平洋地域の労働者を取り巻く環境と課題」と題して、ラジェンドラ・アチャリャUNI Apro地域書記長がについて講演した。デジタル化等によって急速に変化する仕事の世界において、労働者の新たなスキルを強化して公正な移行を確保すること、ギグ・エコノミーやリモートワークの普及によって組織化が困難になった労働者層を代表していくこと、監視によるプライバシー侵害から労働者を保護すること、正規雇用であったものが非正規化されていくことを阻止すること、などの重要性に言及した。

■テーマ別セッション:3つのテーマについて、各国の加盟組織より報告が共有された。

テーマ1:東アジアの労働者を取り巻く政治・経済・社会の現状と課題
●日本(浅香朋子 JP労組中央執行委員):デフレ経済と停滞する賃金水準、格差拡大、少子高齢化と生産年齢人口の減少といった日本ンの社会経済の抱える課題、政府政策等を概説した。賃上げ機運を継続するために組織拡大が重要である。
●韓国(ユン・チャン KFIU/KDB銀行労組副委員長):反労働保守政権による労働政策改悪の状況と韓国の経済状況や少子高齢社会について言及し、労働弾圧に立ち向かう組合の活動や韓国産業銀行移転阻止に向けた取組みについて紹介した。
●台湾(ハン・シューシェン TFFU事務局長):台湾におけるメーデーの取組み、Mee too運動、インフレに伴う基本給の引き上げについて触れるとともに、2024年の総統選に向けて与党が最低賃金法を提出していること、交渉中の台米貿易協定の状況等について概説した。
●モンゴル(バトチメグ・ナサンバータル 新国際空港労組):政府は経済発展、人材育成、産業推進などの分野で2050年の達成を目標に掲げている。全人口の約半数が労働可能人口であるが、高度人材の不足が課題となっている。組合は賃上げ実現に尽力し、2023年7月に国家公務員の賃上げを獲得、高齢者の年金の均一化も図られた。また都市部での渋滞解消のためにも組合として柔軟な勤務時間の導入に取組んでいる。


第1回UNI Apro東アジア金融労組フォーラムを東京で開催!

2023年10月26日午前、東京・神田明神ホールにて、日本、韓国、台湾、香港のUNI加盟金融労組より約50名が一同に会し、第1回UNI Apro東アジア金融労組フォーラムが開催された。2021年3月の準備会合以来、2回の延期を経て初めての開催となった。

■開会 
冒頭、北村聡太UNI Apro金融部会議長は、これまで様々な形で東アジアの仲間と交流を図ってきたことが2020年の台湾金融労連(TFFU)のUNI加盟、更にはこの第1回フォーラム開催に繋がったとして、友好関係の構築に貢献いただいた諸先輩に感謝の意を表した。また「今フォーラムはあえて特定のテーマを設定せず、お互いを知り合い各国組織の取組みを共有し、意見交換を行うことからスタートしたい。東アジアの金融労組が国境を越えて連携し、未来に向けて共に歩む一歩として、このフォーラムを位置付けたい」と述べた。続いて、キム・ヒュンスン韓国金融労組(KFIU)副会長とジョン・フージー台湾金融労連(TFFU)会長が挨拶した。

■基調講演
アンジェロ・ディ・クリストUNI世界金融部会担当局長が「アジア太平洋地域における金融労働者の課題」をテーマに講演し、雇用不安、賃金格差、長時間労働とストレス、デジタル化、金融規制、金融包摂、持続可能な金融などのキーワードについて概説し、「労働者の権利が守られるようにするためには、団体交渉を強化し、拡大する必要がある」と訴えた。出席者からは、感情労働やストレス管理の観点から金融労働者に対する保護の取組みや、フィンテック企業に対する規制について、質問が出された。

■加盟組織より報告
日本から金融部会7組織(全信連、生保労連、全国農団労、労済労連、全労金、損保労連、JP労組=発表順)が、韓国からKFIUが、台湾からTFFUが、それぞれ組織紹介および重点取組み等の報告をし、互いの組織と重点取り組み活動などについて理解を深めた。

●台湾金融労連 ジョン・フージー会長:1993年に結成、2001年に労働委員会に承認された。組合として最近の重要課題は、「企業の吸収・合併と労働者の権利保護」「繰延賞与と賃金の定義と退職金への反映」「保険業務員の雇用契約と業績保護」の3つである。

●韓国金融労組 キム・ヒュンスン副会長:組合員約9万4千人を擁する産別労組であり、週5日勤務制等がこれまでの大きな成果である。2023年度には感情労働者の業務中断権、家族看護勤務時間短縮制度の新設等を獲得した。現在、韓国産業銀行の移転について、阻止闘争を展開している。また、反金融・反労働弾圧政策に対し、二大産別が共同で連帯闘争を進めている。

以下、日本の加盟組織
●全信連(小川道知議長、福本耕介副議長):全信連としての主な取組みは、対外交流・調査研究、組合員向けの講演会や役員対象の勉強会の開催、情報交換である。単組としては、それぞれ職場環境・労働条件の維持改善に向けた会社との協議や組織の一体感醸成、組合員の意見収集などに取組んでいる。

●生保労連(松田惣佑中央副書記長):組合員の7割が生保営業職であり、9割が女性である。2023年の春闘では多くの組合で賃金改善に繋がる成果を獲得、今後も賃金改善の流れを継続すべく、組合員の賃金・処遇、そして働く環境の改善を目指していく。また生保産業や営業職員の社会的理解拡大に向けた取組み、産業政策推進、ジェンダー平等推進などが重点課題である。

●全国農団労 (川岸正徳中央執行委員長代行):1989年に結成、農協等の従事者11000人を組織している。農協事業や農業再建により、農協経営の改善から賃金水準や労働条件の引き上げを目指す方針である。また、法案に則した職員教育などを課題について、農水省との意見交換も行う。

●労済労連(古川伸平中央副執行委員長):こくみん共済coopグループの9労組で構成され、「協同組合運動・労働者自主福祉運動の推進を柱とする政策実現に向けて、協同組織産別・単組連絡会の取り組み、全労金との定期協議、事業体への政策反映・提言活動を行う。ジェンダー平等推進、環境活動や社会貢献活動について、専門委員会を設置して取組んでいる。

●全労金(櫻井大介書記長):重点課題である「ジェンダー平等と男女平等参画社会の実現に向けた取組み」では、DVやハラスメントの根絶や被害者支援の活動を行い、2021年にはハラスメントの禁止ガイドラインを制定した。また高年齢者雇用に関しては、定年退職年齢を65歳とすべく協議を進めており、これに併せて退職金制度や人事・賃金制度の改定についても協議中である。

●損保労連(上山慶事務局長):22単組、約85,000人の組合員を擁する。労働条件の維持向上、健全な産業発展を目的に掲げ、労連としては、各種法規制等の課題について対外的な働きかけや、加盟単組に対する支援に注力している。中期重点取組み課題として多様性の受容を掲げ、業界経営との定期的な意見交換、地域の組合委員同士のつながり構築、広報活動などに取組んでいる。

●JP労組(中西望中央執行委員):組合としてジェンダー平等推進計画を策定し、女性役員の増強に努めている。また労使交渉の成果である各種休業制度は、法を上回る内容であり、今後も多様な従業員が安心して働ける職場作りに取組んでいく。人材発掘と育成、組合員の声が届きにくいこと等が課題であり、組織拡大と環境整備による職場活動の活性化、労使関係の高度化が重要である。

■閉会
韓国KFIUから採択要請が出された「韓国産業銀行本店の移転問題に関する連帯声明」について、参加者は拍手をもって採択した。続いて、北村議長がフォーラムについて総括し、「日本、韓国、台湾の金融産業で働く仲間が共に集い、未来に向けての連携と協力を模索する重要な一歩になったと確信している」と語った。

その後、3か国の労組代表とジャヤスリ・プリヤラルUNI Apro金融部会担当部長が「UNI Apro東アジア金融労組フォーラム協定書」に署名し、本フォーラムが今後も継続して開催されることが確認された。最後にプリヤラル担当部長が、「アジア地域における労働組合の組織化を進め、より多くの金融労組を仲間に加えていきたい。私たち全員が結集し、互いに学び合いながら、効果的かつ効率的な方法で目標を達成するために、共に協力していこう」と挨拶し、締めくくった。


イスラエルとガザにおける戦争に関するUNI声明

以下の声明が、2023年11月8日に開催されたUNI世界執行委員会で採択された。

UNIは、イスラエルとガザで生じている悲劇に衝撃を受け、驚愕している。我々は、イスラエルとパレスチナのすべての暴力による犠牲者に思いを寄せ、連帯する。我々は、国際法の完全な適用に基づく平和と民主主義が実現する恐怖のない平和な世界に強くコミットしている。この目的を達成するため、我々全員が取り組みを強化する必要性は、かつてないほど高まっている。

敵対行為の即時停止が不可欠であり、国際社会は、すべての当事者が国際法の基本原則を守り、すべての民間人が保護されるよう、介入すべきである。

我々は、ハマスによるイスラエル市民に対する残忍な攻撃と殺害を非難し、すべての人質を即時且つ無条件に無事解放することを要求する。

ハマスによるイスラエル市民の殺害も、イスラエル政府によるガザ市民への砲撃も、恒久的な和平をもたらすものとはならない。

ガザでは今、破滅的な状況が続いている。 住民は容赦ない爆撃下に追い込まれ、ガザの医療体制は、必死に助けを求める人々を治療することがますます困難となり、電気、水、食料の遮断は、多数の男性、女性、子どもの死を引き起こしかねない広範な人道危機につながっている。ガザへの人道回廊を開き、切実に支援が必要な人々に援助を提供することが急務である。

UNIは、国連安全保障決議に則った公正で持続可能な和平と、占領の終結を求める長年の方針を掲げている。イスラエル、パレスチナ、そして国際社会が、何世代にもわたって続いてきたこの紛争の公正な解決の実現にこれまで失敗し続けてきたことは、あらゆる立場の多くの人々に影響を与えてきた暴力、トラウマ、殺戮の継続を意味する。

すべての国々は今、平等、民主主義、人権と労働権の尊重を促進する包括的かつ恒久的な和平に向けた取り組みを一層強化しなければならない。我々は、この地域全体のコミュニティを荒廃させてきた暴力の連鎖を終わらせなければならない。

世界中で反ユダヤ主義やイスラムへの嫌悪がエスカレートしていることに我々全員が警鐘を鳴らしている。だが我々は、この危機を利用して分断を煽ろうとする勢力を決して許さない。戦争、暴力、そしてあらゆる形の人種差別に反対する我々の断固たる姿勢は、すべての人のための平和と正義を希求する闘いにおいて、我々全員を団結させるに違いない。

ガザへの人道支援、人質の解放、そして即時停戦は、この危機を脱するための第一歩である。戦争と暴力から抜け出し、我々を平和な未来へと導く道である。


グーグル労働者、報復行為を乗り越えて組合代表権を確保

グーグルと下請会社アクセンチュアの両社が雇用する、米国内のグーグル・ヘルプページのコンテンツ開発に携わる労働者が、全米通信労組(CWA)傘下のアルファベット労組(AWU)に加入することを、賛成26、反対2の大差で議決した。この投票は、労働者が6月に組合結成の意思を公言し、報復的な大量解雇に直面し、組合員119人のうち80人以上に影響を与えた後に行われたものである。

全米労働関係委員会(NLRB)により認定された選挙結果は、グーグルとアクセンチュアの組合潰しに対する労働者の闘いにおいて、画期的な勝利となった。AWUは8月に、大量解雇は組織化に対する違法な報復措置であると主張し、NLRBに提訴していた。

グーグル・ヘルプのデザイナーとして働くジェン・ヒルAWU組合員は、「今日の勝利は、何が可能であるかを示している。労働者が団結すれば、グーグルでさえ我々の邪魔はできない。労働条件について声を上げるために我々は組織化したが、それに対してグーグルは、雇用主としての責任を回避しようとし、同時に何十人もの同僚を解雇した。我々の仕事が、我々よりもさらに賃金が低く、労働者保護も手薄な労働者に移されるのは不当なことだ。今日、組合選挙に勝利できたことを誇りに思うし、公正な分け前を受け取るまで組織化を続けていく。グーグル経営陣と交渉の席で会えることを楽しみにしている」と、意欲を語る。

最近労組に加入したグーグル・ヘルプの労働者を解雇するという同社の決定について、NLRBの公聴会で質問されたグーグル経営陣は、同社の標準的慣行は、まず米国内で事業を起こし、その後プロジェクトを海外に移すことだと語った。米国拠点の雇用を切り離すことは同社にとって「標準的な慣行」であるため、将来の解雇から法的保護を確立するためには、労働者の組織化は不可欠である。

ベンジャミン・パートンUNI世界ICTS部会担当局長は、「この選挙は、集団行動の力を証明するものだ」と述べ、「今回の勝利は彼らだけのものではなく、より良い労働条件と公正な待遇を求めて闘うすべてのテックワーカーのものだ(中略)オフショア化に関するグーグルの発言は、労働者にとって組織化がいかに重要であるかだけでなく、なぜ企業のバリューチェーンや事業全体で組織化が必要なのかを示している」と指摘した。

初期の組織化は、賃金と福利厚生の改善、雇用の安定確保、そして、特に機密情報を扱う際に十分な訓練やサポートを得られないまま、同社のAIチャットボットであるグーグル・バードなどのプロジェクトに不本意に配属されることへの懸念への対処を中心に行われた。

この組合活動の成功は、同じくAWU-CWAが組織化するYouTube Musicの労働者による同様の勝利に続くものである。グーグルはその後、団体交渉に応じない意向を示し、NLRBの命令に抗している。

AWUは、グーグルに対し、時間稼ぎ戦術をやめ、米国の労働法を遵守し、交渉のテーブルにつくよう求めている。AWUは現在、アルファベット事業体全体で1,400人以上の労働者を代表している。


uni logo
最近のコメント
    アーカイブ