
アマゾンは初めて英国の労働組合を法的に承認せざるを得なくなる可能性がでてきた。正式な承認を要求してきたGMB労組による協調的な組織化の取組みによる成果であり、 英国の労使関係にとって大きな進展だ。
今回の動きは、アマゾンのコベントリーの倉庫で1年以上にわたる大規模な動員によって組合員数が増加したことを受けたもの。GMB労組は、長年におよぶアマゾンによる組織化潰しのキャンペーンにもかかわらず、承認に必要な法的基準を上回ったと確信している。
労働組合を承認すれば、アマゾンは賃金、労働者の安全、雇用条件といった重要な問題についてGMB労組と話し合う必要がある。GMB労組のアマンダ・ギアリング・シニアオルグは、「アマゾンは、組合承認を求める運動を粉砕しようとしてきたが、コベントリーのアマゾン労働者は打ち負かされるどころか、記録的な数で同僚を組合に勧誘してきた」
英国におけるアマゾンでの組合化の進展は、より広範な、世界的な取組みの一環である。2023年11月にGMB労組は、世界中の組合と団結し、「Make Amazon Pay」のスローガンの下、ブラックフライデーにストライキと抗議行動を決行した。UNIが共催したこのグローバル・キャンペーンは、アマゾン従業員の労働条件改善と公正な待遇を求める声が世界的に広がっていることを示している。
マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「コベントリーはゲームチェンジャーになり得る。(…中略…)労働者の集団的な強さと、公正な待遇と公平な労働条件を確保しようとする彼らのコミットメントは、賞賛に値する。GMB労組と、世界中に組織化の波を広げている勇気あるコベントリーの労働者に連帯する」と述べた。