オーストラリアのイケア従業員、固定シフトを獲得

オーストラリアのイケア労働者4,000人が、画期的な固定シフト制、年次有給休暇の5日延長、週4日勤務の可能性などを盛り込んだ新たな団体協約の恩恵を間もなく受けることになる。

オーストラリアのUNI加盟組織SDAは、世界最大の家具小売業者との協約を更新し、この協約は2024年3月初めから(すでに2023年9月4日に発効した条件もある)、2027年5月末まで適用される。

固定シフトによって、フルタイムとパートタイムの両社員がシフト編成のプロセスに組み込まれ、曜日数、勤務時間、開始時間が週ごとに変更されないという安定を得ることができる。

協約によると、労働者は固定シフトの一部として、平均週4日勤務を要求することもでき、こうした要求をイケア が不当に拒否することはない。前回の団体協約からのその他の主な改善点は以下のとおり:
• 年次有給休暇が20日から25日に増加。
• 平日と日曜日の早出勤務に対する割増賃金。
• 有給育児休暇の拡充:無給育児休暇に対するスーパー アニュエーション(年金)支払いの確保、15日間の有給の家庭内暴力休暇、10日間の有給性別移行休暇、1日間の有給祖父母休暇、1日間の有給先住民・文化休暇など、有給・無給休暇の改善。
• 最短4時間勤務の労働者を含め、すべての労働者に最低 15 分の休憩を保証。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「SDAがこの先駆的な協約を締結したことで、イケアの労働者がシフトについて強い発言力を持ち、有給休暇を増やし、ワークライフバランスを改善できるようになったことを祝福したい。(…中略…)イケアとの新たなグローバル枠組み協定が、イケアの事業全体で同様の成功を達成するための組合の能力を強化すると確信している」と期待した。

UNI会長を務めるジェラルド・ドワイヤーSDA書記長は、「今回の協約は、オーストラリアの職場における一方的なフレキシビリティに反撃し、労働者が仕事とプライベートの両方で自分の生活をより自由にコントロールできるようにするものだ。また、年次休暇を十分に増やすことで、労働者がイケアの収益に貢献していることを評価するものになっている。UNIイケア労組アライアンスの一員として、イケアの他労組とともに、より強く成長することを楽しみにしている」と述べ、成果を祝した。