ノルウェー投資銀行との2回目の会議、労働者の権利と平和の促進に焦点

UNIとノルウェーの加盟4組織(Finansforbundet、 HKノルウェー、Negotia、NAF)は、ノルウェー労働組合総連合(LO) とともに、2024年2月19日にノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)の主要幹部と会合を開いた。

この会議は、NBIMの1兆5,000億米ドルに上る巨額ポートフォリオを通じて労働者の権利をより効果的に促進することについて、NBIMと継続的に行っている対話の2回目である。年に1度開催されるこの協議は、NBIMが2023年に人的資本管理に関する新方針を発表した後、昨年から始まった。

「NBIMは、絶大な影響力を活用して世界中の労働者の人権を向上させるために大きな一歩を踏み出した。この前進に感謝したい」と述べたクリスティ・ホフマンUNI書記長は、「だが労働者の権利と組合は世界的に攻撃を受けており、その結果として、不平等が過激主義、紛争、反民主主義的感情を煽っている。だからこそ我々は、この進展を支援・促進するために、NBIMとの取組みの継続に期待している」と続けた。

会議では、ファンドが9,000社に対して平均1.5%の株式を保有することで、規模の拡大に貢献できる3つの主要分野に焦点が当てられた。
労働者の権利の促進:労働者の権利の促進: 議論では、NBIMが株主としての権利を積極的に活用して、投資先企業内での結社の自由と団体交渉を支援する必要性が強調された。そうした権利が人工知能のような新たな課題とどのように関わり、それが労働者にどのような影響を与えるのかについて、取組むことも含まれる。

透明性の向上:会議では、NBIMが引き続き透明性を高め、投資先企業の労働慣行に関するステークホルダーの懸念への対応方法を改善する必要性が強調された。

平和の促進 :会議では、ガザで生じている紛争、特に係争中の入植地で事業を行う企業への NBIM の投資にも焦点が当てられた。このトピックは、NBIMが投資決定において直面する広範な倫理的配慮を浮き彫りにした。

UNIは、より持続可能で倫理的な投資慣行に向けてNBIMの大きな影響力を活用すべく、NBIMとの会合を継続していく。また、世界の労働者が直面する重要な問題に関しても、年間を通じて同ファンドとの対話を続けていく。