UNI、アルゼンチンでストライキを行う50万人の医療労働者に連帯

アルゼンチンで50万人の医療労働者が、国内の高インフレに対応する賃上げを要求し、2024年2月22日に全国でストライキを実施する。

UNI加盟組織であるアルゼンチン医療労連(FATSA)は、病院経営団体が医療部門労働者の賃上げ交渉を拒否したことを受けて、争議行動を呼びかけた。

FATSAの声明は、「まだ2023年の給与改定を終了できておらず、1月に記録されたインフレ率は全事業の労働者の賃金の購買力を決定的に粉砕した。労働省で数え切れないほどの合同会議を開き、個人的にも合意に達するための代替案を探している。(…中略…)労働者に低い賃金を払うことで資金を確保する使用者を容認するつもりはない」と強調した。

中南米第三の経済大国アルゼンチンでは、2023年末に年間インフレ率が210%以上に達し、1月にはさらに20.6%上昇した。一方、アルゼンチン・カソリック大学の2024年1月の調査によると、貧困は20年ぶりの高水準に達し、人口の57.4%が影響を受けている。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「UNIと世界各国の加盟組織は、生活賃金を要求してストを決行するアルゼンチンの医療労働者に連帯する。インフレが高騰する中、労働者はそれに見合う賃上げを必要としている。(…中略…)我々は使用者に対し、今すぐ頭を冷やし、FATSAと対話するよう求める」と語気を強めた。

マルシオ・モンザネUNI米州地域書記長は、FATSAへ連帯書簡の中で次のように述べた。「高インフレの今、我々は医療労働者一人ひとりが購買力を失わないよう、賃金改定に取組む同労連のすべての要求と行動を支持する。また我々は、病院経営団体に対し、強権的な態度をやめ、医療労働者の要求に耳を傾けて対話を通じてFATSAと誠実に交渉するよう求める」