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UNI-LCJapan年次総会、フィリップ・ジェニングスUNI書記長記念講演 「グローバル経済における欧州金融危機のインプリケーション」

 

2012年2月2日、東京で、第13回UNI-LCJ年次総会が開催され、2011年度活動報告、及び会計報告、監査報告、2012年度活動計画、予算が承認された。本部及び地域組織からはジェニングスUNI書記長とウンUNI-Apro地域書記長が駆けつけた。

「グローバル経済における欧州金融危機のインプリケーション」と題したジェニングス書記長記念講演には加盟組合を含め100名を超える参加者が集まった。
東日本大震災以降、初来日となった今回、ジェニングス書記長は冒頭、被災者とその家族へ深い哀悼の意を表すると共に、日本の労働運動を長年主導してきた芦 田氏、宇佐美氏の逝去に対し、両氏のご冥福を祈った。UNI-Apro会長に就任した加藤情報労連委員長には激励を、UNI-LCJの国際会議開催貢献賞 受賞については祝福の言葉を述べた。

世界各地で政治変革が起こり、市民による社会格差に不満を訴えるオキュパイ運動が拡大する中、今年のダボス会議ではディストピア(逆理想郷)という言葉が 使われた。ジェニングス書記長は「完全雇用やディーセントワークが実現する世界がユートピアであるなら、金融危機によって人々が憤り不平等が蔓延する今日 の欧州はディストピアの状態だ」と述べた。

欧州の長年の夢であったEU統合は、政治・経済的統合そして共通通貨ユーロ導入により域内の市民に様々な恩恵をもたらした。しかし、2008年金融危機が発端となり、銀行が破綻し、公的債務危機も加わって、緊縮財政、失業率増大につながり、悪循環に陥っている。

このような状況下で欧州労働運動は経済成長計画を求め、正しい選択がなされるよう闘っている。ジェニングス書記長は、「UNIは国際機関で発言力を強化 し、そして各地域、各部会がブレイキングスルー戦略のもと、各国内の政策決定プロセスで発言力を強化していかなければならない。協調した対応が不可欠だ」 とさらなる連帯を呼びかけた。

質疑応答で、柿田JP労組ユースネットワーク議長は、欧州での若年失業問題に対する組合の対応について質問した。「欧州金融危機の最大の被害者は若者であ る。多くの企業はコスト削減のため、採用を見送っている。欧米のビジネス界は、2兆ドルもの現金の山にあぐらをかいているが、先行きが不透明なためそれら 財源が投資されずにいる。今こそ、経済成長のために労働者に再投資されるべきである。緊縮財政では根本的な解決にならない。欧州の組合は、全ての若者に雇 用と教育の機会を確保するよう求めている。」

橋本JSD国際局部長が、インド小売業界における外資参入規制について見解を求めたのに対し、ジェニングス書記長は、「インドにおける小売のグローバル化 についてUNI代表団がデリーで政府関係者に意見提起した。インド世論の反発による外資の自由参入阻止が背景にある。6億人の中産階級を抱えるインドは小 売業最後の未開拓地である。UNIは、外資参入に当たり、インド側と知見を分かち合いながら、節度ある政策を立てるようインド政府に提言している。」また LCJの全部会に対し、日系企業の海外進出をつぶさに見ていき、進出先でも国内と同様、強力な労働組合運動そしてパートナーシップ労使関係を普及するよう 鼓舞した。

続いて行われたレセプションでは、落合UNI-LCJ議長が「UNI-LCJ組織の純増で101万7200人となった。ブレイキングスルー戦略の下、加盟 組合と共に更に前進したい」と開会挨拶を行い、続いて妹尾厚生労働省総括審議官、古賀連合会長そしてウンUNI-Apro地域書記長より連帯挨拶を受け た。ウン地域書記長は、加藤新会長の強力なリーダーシップのもと、ブレイキングスルー戦略を邁進していく決意を述べた。

写真はFlickr参照。


インドネシア大学アリヤナ・サトリャ氏、日本のUNI加盟組合インタビュー

 

 

インドネシア人研究者アリヤナ・サトリャ氏が、2011年12月から1月にかけ日立の奨学金を得て来日、UNI-LCJ加盟組合でインタビューを行った。

アリヤナ氏は、インドネシア・テレコム出身であり、Aspekとも親しい関係にあり、現在はインドネシア大学経済経営学科、経営管理部で講師を務めている。大学では、労使関係、経営管理、人材管理など多くの教科を教えている。

今回のフィールドワークの目的は、日本の労働組合の現状、課題、特にパートナーシップ労使関係や非正規労働者の組織化について調査することであった。 UNI加盟組合以外では、東京大学、明治大学、早稲田大学などの労使関係を専門とする学者からのヒアリングや、国際労働財団や労働政策研究・研修機構など の労働関連機関で調査を行った。

以下のUNI-LCJ加盟組織を訪問した。

・1月12日午後  サービス・流通連合(杉山政策局長、瀬戸政策局部長、檀上国際局部長)
・1月16日午後  自動車総連(神戸副事務局長、市ノ渡国際局長、平川国際局部長、川下国際担当)
・1月17日午後  損保労連(關中央執行委員長、澤木事務局長、窪田国際担当)
・1月19日午前  全印刷(宇田川書記長、荒川参与、西山書記)
・1月19日午後  JP労組(栗原国際担当)
・1月20日午前  UIゼンセン同盟(田村副書記長、中野国際局部長、生井国際局副部長)
・1月20日午後  情報労連(縄倉政策局長、宇田中央執行委員・木村国際担当)

アリヤナ氏の研究はパートナーシップ労使関係実現のうえで、UNI-LCJapanの目標と共通点が多く、非常に有意義なインタビューとなった。帰国後、調査報告をまとめるとのこと。インドネシアの労働運動に生かされることを期待すると共に、加盟組合のご協力に感謝する。


第8回UNI-LCJユース英語セミナー

 



第8回目となる今回は、各加盟組織より計31名(男性15名、女性16名)が参加、講師にレイチェル・ハンナ・オーウェン UNI欧州地域事務所民間警備、清掃、人材派遣部会政策担当、エドガルド・コー・マカレイグ Jr. UNIフィリピン加盟協(UNI-PLC)青年委員、さらにヌエン・フアン・フゥオン・マイUNI-Apro研究助手を迎え、3日間に渡り英語でUNIお よび国際労働運動について学び、議論した。セミナーは主に、①外人講師の講演を聞くセッション、②英語レベル、男女構成、出身産業などを考慮して3つに分 けられたグループワーク、③セミナー運営を様々な点からサポートする3つの委員会活動から構成される。
1日目は、日本各地から参集した参加者同士による英語での自己紹介で始まり、オーウェン UNI欧州地域事務所民間警備、清掃、人材派遣部会政策担当が、UNIの概要を説明した。GUF、ITUC、グローバル枠組み協定などの国際労働運動用語 を初めて耳にする人も多く、みな真剣に聞き入っていた。それぞれの組合を英語で説明するグループワークを挟んで、清澤UNI-Apro青年委員(NTT労 組)がUNI-LCJアクションプランと青年活動を説明、ユースネットワークをさらに拡大・強化し、2010年長崎大会を共に成功させようと呼びかけた。 夜は懇親会が開催され、英語でのゲームを通じて参加者同士の懇親が図られた。
2日目は、秋晴れに映える富士山を背景に全員での記念撮影と、「ソーシャル・ファン(社交)委員会」による屋外でのエクササイズから始まった。マカレイ グUNI-PLC青年委員は、UNI-PLC青年委員会によるマニラ郊外の貧困地区における栄養失調の子供達への給食支援活動について報告した。ベトナム 出身のマイUNI-Apro研究助手は、カラフルな写真を見せながらベトナムの文化、対日関係、女性が活躍しているベトナムの労働運動について紹介した。 引き続き、小川UNI-Apro東京事務所副所長が、UNIウェブページ、UNI-LCJブログ、フェイスブック等、ITを活用した新しい青年のネット ワーキングについて紹介した。参加者の多くがこれに賛同し、セミナー後もネット上で活発なコミュニケーションが繰り広げられている。夕食後も、参加者は、 自分が所属する各委員会活動に取り組みつつ、翌朝の各グループ発表に備えて夜更けまで準備や練習に励んだ。
最終日は、その成果が発揮され、イラストやITを駆使しての長崎世界大会や婚活をテーマにした英語劇など、趣向を凝らした各グループの発表で大いに盛 上った。セミナー期間中に日本語を話した人から徴収した罰金は、閉会式でマカレイグUNI-PLC青年委員に、パヤタスの児童給食プロジェクトへの寄付と して手渡された。
2泊3日という短期間ではあったが、「英語は苦手だったが日本語厳禁という環境に置かれると何とかなるものだという自信がついた」、「チームワークとアシスタントのおかげで乗り切れた」、「UNIを通じて他の産業や企業で働く仲間と知り合えて良かった」、
「世界大会に是非協力したい」等、前向きな意見が多く聞かれ、参加者は長崎での再会を約束して湘南を後にした。

report


UNI青年、ネットワーキング強化と長崎での再会を誓う

 



そのうち、アジア太平洋地域からは78人(56%)、日本からは、5組織から27人(男性13人、女性14人)が参加して、青年の雇用に影響を及ぼす 様々な課題について幅広く経験を共有すると共に、UNI-LCJユースコーナーを設置し、交流チームと連携して、長崎世界大会のアピールを行った。
主な議題は、「ネットワーキングとコミュニケーション」、「組織化と訓練」、「国際連帯」、「気候変動」、「平和と長崎大会」で、代議員は成功事例を共有し、グループワークで意見交換を行った。
開会式では、マレーシアの青年スポーツ大臣、YBダト・アーマド・シャブリ・チーク氏が臨席し、開会を宣言した。マレーシアUNI加盟協のモハマド・ シャフィーBPママル議長はホスト国を代表して参加者を歓迎し、UNI世界青年委員会のキース・ポラード議長は、「世界的な金融危機の影響を最も受けてい るのは若年労働者だ。労働条件の悪化に歯止めをかけるべく、青年として声をあげていかなければならない。来年、長崎で青年のプレゼンスを発揮するため、何 ができるかを一緒に考えよう」と挨拶した。 まず、UNIの青年が世界各国で実施している青年活動について報告した。UNI-Aproからはフィリピンの レイナー・クルス副議長が、組合の悪いイメージを払拭するため、大学へ赴き学生に労働者の権利について教えたり、コンサートを開いて勧誘したり、貧困児童 への給食活動や児童労働撲滅など社会貢献活動をきっかけに組合活動に関心を持たせたり、青年指導者の育成などの取組みを進めていると報告した。日本から も、平和学習や、環境活動、社会貢献活動などについて報告した。
UNI欧州青年委員会は毎年120人を超す規模の委員会を開催する他、サマーキャンプなど研修活動も実施している。欧州青年委員会はUNI本部の青年担当が兼任しているが、欧州青年専従の担当者配置を訴える動議を提出した。
UNIアフリカ青年委員会の議長は女性。地域青年大会では「青年の勧誘」、「青年の教育・研修」、「HIVエイズ対策」、「児童労働撲滅」、「ネットワーキング」という5つの行動計画を採択し、取組みを始めた。
「ネットワーキングとコミュニケーション」のセッションでは、Facebook、YouTube、Flickrなどのウェブ技術を活用した効果的なコ ミュニケーションの事例が紹介され、UNI青年メンバーもその利用が奨励された。「平和」のセッションでは、清澤UNI-Apro青年委員(NTT労組) が、唯一の被爆国として広島・長崎の惨状と、連合が呼びかける核兵器廃絶1000万人署名キャンペーンを紹介し、青年代議員に協力を呼びかけた。また、細 矢UNI-Apro青年委員(UIゼンセン)からは、長崎大会に向けた日本の準備状況が報告された。
下記5つの動議が提出され、議論の上、若干の修正を加えて採択された。動議No.4は、UNI-Apro青年委員会が提案した、長崎世界大会により多くの青年が参加できるよう、加盟組織に少なくとも1人の青年代議員派遣を訴えるものである。

1. 100%ユース―青年委員会担当者の専任化
2. 教育の無料化
3. 金融危機
4. UNI世界大会(長崎)に青年を参加させる
5. 環境

また大会は、①ネットワーキングとコミュニケーション、②組織化と訓練、③グローバル協定、④国際連帯、⑤平和、⑥環境、気候変動、⑦100%ユース、 から成る「行動計画」と、「加盟組織による8つのコミットメント」を採択した。 UNI-Aproの青年は、アジア太平洋地域で開催されたこともあり、大 会で大きな存在感を示した。各セッションではプレゼンを行ったり、積極的にフロアから発言したり、グループワークの司会や書記、報告者を務めたりした。五 十嵐UNI-Apro青年委員(JP労組)は、資格審査委員を務めた。第6回UNI-Apro青年委員会
UNI世界青年大会の前日(10月27日)には、UNI-Apro青年委員会が開催された。
委員変更確認については、NTT労組が中野委員から清澤委員に、UIゼンセンが鈴木委員から細矢委員に、JP労組が小澤委員から五十嵐委員にそれぞれ確 認された。空席となっていた東アジア地区選出副議長については、UNI-LCJとしてUIゼンセンの細矢委員を推薦し、確認された。また、シンガポールは モハマド委員からケンディ委員(女性)に変更、ニュージーランドから新たにイングリッド委員(女性)が指名され、15人のうち女性が2人となった (33%)。合わせて空席の議長ポストについては、現在3人いる副議長の中から、フィリピンのレイナー・クルス副議長が、来年のUNI-Apro青年大会 選挙まで議長代行を務めることが確認された。
各国からの報告・意見交換に続き、UNI-Aproの青年ができるだけ多く長崎大会に参加できるよう、今から各組合に働きかけ、準備を始めるよう奨励された。
また、日本の青年委員は、マグダレーン・コンUNI-Apro青年部長と、UNI-Apro青年大会(11月8日)のプログラムと、9日のグループ別視 察について詳細打合せを行った。今後、UNI-LCJユースネットワーク会議を通じて、UNI-Aproと連携し、UNI-Apro青年大会の企画・運営 サポート、UNI世界大会における青年コーナー設置、青年ビデオ作成への協力など、多くの課題を遂行していく。


「ブレイキングスルー」の勝利、日本の政治に大きな変化の兆し

UNIは今日、54年間にわたり政権の座に就いてきた自由民主党に民主党が勝ったという感動的な勝利の知らせを受け、日本のメンバーに心からお祝いを申し上げたい。
 最終的には、労働組合が支援する民主党は、衆議院480議席中、308議席を獲得した。
 これは日本にとって歴史的な出来事で、UNIとしても選挙運動に奔走した仲間の皆さんを祝福したい。日本の労働組合はこれから、労働者を支える政治的アジェンダを推し進めるために、政府と共に協力していく絶好の機会を手にした。
 UNIは2010年、11月9~12日、長崎で世界大会を開催する。
 「大会のテーマは『ブレイキングスルー』だが、日本の政治におけるこれほど見事なブレイクスルーは願ってもいないことだ」と、フィリップ・ジェニングスUNI書記長は述べた。「この選挙結果によって、日本の労働組合が確実にブレイキングスルーを遂げており、真の政治的変化を起こしたい、起こす準備はできている、起こす力を持っていることが示された。」
 日本のナショナルセンター、連合は、総選挙の勝利を喜ぶと共に、大きな責任も自覚している。新政権には深く関わり、「雇用の安定こそ社会の安心・安全の最大のポイントであり、着実な景気回復も図っていかなければならない」と声明の中で述べている。
 UNIとしても、労働者を中心とした政治を発展させ実行していくための日本の労働組合や政府の取組みをサポートしていく、とジェニングス書記長は述べた。
 ジェニングス書記長は選挙運動の終盤まで日本に滞在しており、UNI加盟組合や連合役員を訪問した。
 「加盟組合は、民主党を支持するキャンペーンに全力を挙げてきた。」「雇用情勢は戦後最悪の状況にあるが、加盟組合は日本の労働政策を見直すために新政権と協力することを期待している。日本で歴史的な変革が起こったこの時期に、歴史的な町でUNI世界大会を開催することができ大変意義深い。加盟組合と共に準備を進めているところだ。」
 民主党に祝意を表すると共に、UNIは来年のUNI世界大会開会式で、新しい首相に演説をしてもらうことを期待している。


ニヨンで世界平和と核軍縮を呼び掛ける日本の高校生

日本の高校生グループが核兵器廃絶と世界平和を推進する運動の一環として、8月19日、ニヨンのUNI本部を訪れた。高校生平和大使は平和のメッセージを世界中で訴えている。平和大使の一人、大渡ひかるさんは「平和への願いや核兵器廃絶を多くの人に伝えたい。広島と長崎の悲劇が繰り返されないよう核兵器はただちに廃止されるべき」と訴えた。
 大渡さんは被爆三世である。被爆者とは原爆の生存者とその子孫を表す言葉で、被爆二世は生存者の子供、被爆三世は孫である。
 平和大使の多くは長崎市の出身。米国は第二次世界大戦末期、広島と長崎に原爆を投下した。日本人学生12人、韓国人学生1人、長崎の原爆生存者3人、広島の生存者1人が訪れた。
 彼らは毎年、国連や欧州各地で核軍縮を訴えているが、ニヨンのUNI本部訪問も恒例行事となっている。
 平和大使の訪問をUNI本部で受け入れている間、フィリップ・ジェニングスUNI書記長は長崎におり、11月にニヨンで開催されるUNI世界執行委員会で演説してもらうよう長崎市長を招待した。
 「平和は、グローバルユニオンとして、よりよい世界をつくるための基盤だ。私たちが原爆の恐怖を決して忘れないよう、平和のメッセージを伝えるための若者の役割は極めて重要だ」とフィリップ・ボイヤーUNI副書記長は述べた。
 UNIは過去4年に渡り、平和大使の訪問を歓迎してきた。2010年11月には日本の長崎でUNI世界大会が開催される。
 世界大会を控え、UNIは平和大使と日本のナショナルセンター連合等が推進する平和活動に参加する。潘基文国連事務総長に宛てた、核兵器廃絶と恒久平和を求める嘆願書に1000万人の署名を集めることである。国連は2010年5月にニューヨークで核拡散防止条約再検討会議を開く。
 大使たちは、ダニエル・ロゼラ・ニヨン市長からも歓迎を受け、ニヨンの若者とも交流した。


平和への呼びかけ -長崎原爆の日-

フィリップ・ジェニングスUNI書記長は、2009年8月10日、長崎で行なわれた第7回平和市長会議総会にて、核戦争の終結を訴えた。
 8月9日、長崎は64回目の原爆の日を迎えた。
 ジェニングス書記長は、「長崎を世界最後の被爆地に」と呼びかけた。
 長崎で始まった平和市長会議は、世界3,000都市の市長が核兵器廃絶の闘いのために集結している。
 正義と人権を追求する取組みの一環として、UNIは世界平和推進の様々な活動に寄与してきた。平和のメッセージを伝えるため、UNIは2010年11月の世界大会の開催地に長崎を選択した。
 「皆さんの活動は、世界中の市民が核兵器を非人道的なものと認識し、その廃絶を求めていることを全ての権力者に訴える市民活動だ。UNIは、互いにどのような協力的な行動をとれるか考えていきたい」と、ジェニングス書記長は、平和市長会議で述べた。
 UNIは毎年、長崎平和大使の訪問をスイスのニヨン本部で受け入れている。平和大使とは、ジュネーブの国連に核兵器廃絶と世界平和のメッセージを届ける日本の若者である。今年は、ダニエル・ロゼラ・ニヨン市長も、平和大使を歓迎することになっている。
 2010年11月の長崎世界大会を前に、UNIは連合が呼びかけた平和イニシアティブに参画している。その目的は、世界の核兵器廃絶と恒久平和を求める潘基文国連事務総長宛の嘆願書に1000万の署名を集めることである。国連は、2010年5月、ニューヨークで核不拡散条約(NPT)運用検討会議を開催する。
 「平和を願う市長、グローバルユニオン運動、世界中の市民が一体となって、核兵器の無い世界を実現しよう」と、ジェニングス書記長は呼びかけた。
 ジェニングス書記長は8月、2010年長崎世界大会準備に加え、平和集会に参加したり、加盟組合を訪問したりする。また、8月7日には、核兵器廃絶2009平和ナガサキ大会にてスピーチを行なった。


UNI書記長、日本の平和活動に国際的支援

newsImage ジェニングス書記長は8月に日本を訪れ、日本の組合や平和活動家が推進する核兵器廃絶のグローバルキャンペーンにUNIも賛同することを訴えていく。


連合の高木会長と


構成詩


UNI世界大会の開催を来年に控え、UNIは平和活動に重点的に取り組んでいる。
2009年8月7日、核兵器廃絶2009平和ナガサキ大会において、世界2000万人の労働者を代表するUNIのフィリップ・ジェニングス書記長は 「UNIは平和メッセージを世界に伝えている」と述べた。フォーラムは、日本の労働組合ナショナルセンターである連合と原水禁(原水爆禁止日本国民会 議)、核禁会議(核兵器禁止平和建設国民会議)の共催により、長崎で開催された。
「労働者にはディーセントワークを求めるという世界共通の願いがあると認識している。ディーセントな仕事があれば、個人及び家族は安定した収入を得、思 いやりのある社会の中で住居、食事、教育、医療、ゆりかごから墓場までのサポートのある生活を維持できる。労働組合はこれを実現するための手段を提供する が、そのためには平和、寛容、相互理解という基盤が必要である。」
ジェニングス書記長は8月に日本を訪れ、日本の組合や平和活動家が推進する核兵器廃絶のグローバルキャンペーンにUNIも賛同することを訴えていく。長崎では桜田UNI-LCJ議長と共に様々な平和集会に出席する。
失業や貧困が増加する一方、武器に大金が投入されており、軍事競争は収拾がつかない状態である。世界的な貧困を尻目に1999年より45%増の1兆4640億ドルが核・非核兵器につぎ込まれた。
しかしUNIは、オバマ大統領が7月にロシアの学生に対するスピーチの中で、米国は核の拡散を防止し、最終的には核兵器のない世界を目指し、核弾頭やミ サイルを削減するロシアとの新たな条約調印を宣言したことに勇気づけられた。また、2009年G8サミットでも核拡散問題が取り上げられた。
「これは、希望への第一歩である。私たちは平和への取り組みを各国の労働者に広め、労働者はそれを政治指導者に働きかけていかなければならない」とジェニングス書記長は述べた。
2010年11月の長崎世界大会を前に、UNIは連合が呼びかけた平和イニシアティブに参画している。その目的は、世界の核兵器廃絶と恒久平和を求める 潘基文国連事務総長宛の嘆願書に1000万の署名を集めることである。国連は、2010年5月、ニューヨークで核不拡散条約(NPT)運用検討会議を開催 する。
UNIは、平和推進都市である長崎を大会開催地とした。
「2010年は、核兵器のない世界へ向けて、真のブレークスルーとなる年にしたい。労働組合のグローバルなアクションによって、人間の活動を通じて世界 を建て直すことができると信じている。2010年、平和をイマジン(想像)し、ブレークスルーを達成する私達の夢のために行動し続けよう」とジェニングス 書記長は訴えた。
ジェニングス書記長は8月、2010年長崎世界大会準備に加え、平和集会に参加したり、加盟組合を訪問したりする。その他の平和イベントでも講演を行う。

UNI加盟組合、全国大会でUNIを周知

 



UNIは毎年、日本の加盟組合の全国大会において「UNIデスク」を設置し、UNIの周知活動を行っている。合わせて、カンパを募り、寄付してくださった方にUNIロゴグッズを差し上げている。
2008年度は、「モンゴル加盟協ITセンター建設支援」として寄付を募り、1,259,489円がモンゴル加盟協に寄付された。2009年5月17 日、桜田UNI日本加盟協議長がウランバートルを訪問し、コミュニケーターズセンター(ITセンターの正式名称)開所式に立会った。6月29日には、 UNI日本加盟協代表団が青年・女性セミナーのためウランバートルを訪問、同センターを視察し、設立までの経緯やセンター活用の計画について説明を受ける と共に、モンゴルの仲間から、日本の加盟組合のご支援に対し感謝の意が示された。パソコンの使い方だけでなく外国語学習プログラムも提供する予定とのこ と、組合員どうしの連携強化と同時にエンプロイアビリティ向上に役立てられることが期待される。
2009年度は、2010年長崎で開催される第3回UNI世界大会・同女性大会、第3回UNIアジア太平洋地域青年大会に、アジア太平洋地域からより多 くの青年・女性の参加を支援するために、寄付を募っている。途上国の労働組合は、来日のための旅費補助を必要とする場合が多く、特に青年・女性役員には、 なかなかチャンスがない。
他の国の青年委員会も、独自にカンパを始める予定である。JP労組、JSDは6月に、NTT労組、情報労連は7月にそれぞれ大会を開催した。各加盟組織の配布したチラシはRelated Filesに掲載。

FNIU2009 UIZ2009 NWJ2009 JSD2009 JPGU2009


モンゴルの青年、「新しい時代の労働組合へ! より良い社会へ!」

newsImage 2009年6月27日から7月1日、ウランバートルにおいて、日蒙両国のユース交流が行われた。


UNIモンゴル加盟協の青年は、 新しい労働組合の重要性を広め、労働者のネットワークを作り、社会の発展に貢献しようと頑張っている。
UNI日本加盟協青年代表団は、2009年6月27日の夕方、ウランバートル空港に降り立つと、直接、大草原のゲルに向かった。団長は、UNI- Apro青年委員も務めているNTT労組・清澤中執。ゲルでは昔ながらの遊牧民の生活を体験。日蒙両国の青年は、ひとつのゲルに集まり、早速ゲームやレ ク、ウォッカでの乾杯を通して、交流を深めた。言葉は多少通じなくても、歌やダンスですぐに意気投合した。日曜日は、早朝から丘に登ったり、遊牧民に羊料 理をごちそうになったり、相撲やサッカー、ゲームをしたりした。
月曜からセミナーは始まった。オイドフUNIモンゴル加盟協議長は、日本代表団6名をはじめ全参加者を歓迎し、「両国の間には長い友好関係と連帯があ る。今回のユースセミナーを通じて更に友好を深めよう」と挨拶した。特別ゲストの、青年同盟、ゾリグドバタール会長は、基調講演の中で、「グローバル金融 危機の中にあっても献身的な若者の力こそが移行期のモンゴル国の発展に貢献する」と強調した。
清澤団長は、2010年のUNI長崎世界大会に向けた、日本加盟組合のアクションプランと、より良い世界を想像(創造)するためのビジョンを紹介した。
続いて、「日本を知ろう」のコーナーでは、岡田JSD総合サービス部会担当部長が、日本の労働運動と青年・女性の雇用について、石川損保労連委員長が政治経済、恵島UIゼンセン同盟生活・総合産業部会執行委員が、相撲を取り上げ日本文化の一端を紹介した。
「女性の組織化」というテーマでは、鈴木損保労連事務局次長と恵島執行委員がそれぞれ損保労連、UIゼンセン同盟の取組みを、ハグア・モンゴル郵便労組 副委員長が同労組の活動状況を報告した。「青年の組織化」というテーマでは、岡田部長と清澤中執がそれぞれJSDとNTT労組の活動報告をし、アルタン トゥーヤ商業労組書記長が同労組の活動を紹介した。
全ての参加者は、報告チーム、マーケティングチーム(写真や懇親会のオークションなどでカンパを募る)、ペナルティチーム(携帯音や遅刻などに罰金を課 し、カンパとする)、ゲームチームに分かれてセミナーの運営をサポートした。懇親会では持ち寄ったグッズのオークションが行われ、寄付金と罰金を合わせ総 額30万トゥグルクが集まった。寄付先は今後、モンゴル加盟協青年委員会で決める。
翌日は、エルデンサイカンが、参加者をコミュニケーターズ・センターに案内した。設立されたばかりの同センターは、ITスキルだけでなく英語や日本語など語学研修も提供し、組合員のエンプロイヤビリティの強化に役立てられる。詳細は、Related Filesをご確認下さい。

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