| 2009年6月25日、「国際移住とグローバルユニオン ~フィリピン看護・介護労働者の受け入れをめぐって~ 」と題したPSI-JCとUNI-LCJの共同セミナーが行われた。 | |||
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| 2009年6月25日、「国際移住とグローバルユニオン ~フィリピン看護・介護労働者の受け入れをめぐって~ 」と題したPSI-JCとUNI-LCJの共同セミナーが行われた。 | |||
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2009年5月7~8日、スイスのUNI本部においてUNI世界運営委員会が開催された。世界各地から約50名(運営委員とオブザーバー)が参加し、UNIブレーキングスルー、GFA、金融危機、世界大会、UNI財政・運営事項等について議論された。日本からは、UNI世界副会長の山口委員長、佐々木国際部長と栗原国際担当スタッフが参加した。
冒頭、ジェニングス書記長は、「我々は時代の転換期にある。経済的、社会的、雇用の観点からも大きな転換期にある。グローバルの危機には、単独では解決することが不可能である。グローバルな解決策が必要である」と述べた。
山口委員長は、運営委員会で、UNI会費について、「世界的な景気後退が進む中で、各国でリストラや非正規社員が多く発生し、各産別、単組は組織の減少が起きており、財政面で大変厳しい環境下にある。この時期の会費の値上げを提案することが適切であるのか」と疑問を呈した。
2010年の長崎大会においては、平和が重要なテーマとなっている。日本は世界で唯一の被爆国であり、日本の連合は毎年、平和を願って、長崎、広島において、
平和集会を開催している。連合は、来年に結成20周年を迎えることもあって、1000万人署名を実施する。今、核の現状を再認識し、核を廃絶し、平和を維持するために連合が実施する。そのため、UNIにも参加して頂きたいと協力要請を行った。
これらの提案に対して、UNIからは、会費については、8月にジェニングス書記長の来日の際に、説明したいとの回答があった。また、署名活動については、物理的に、署名を集めることは困難であるので、オンライン上で10万人の署名を目指したいと述べた。
米国プライベートエクィティ協会(USPEC)は、信用投資のガイドラインを発行した。このガイドラインは、労働組合を代表して行動規範を求める交渉に取組んでいるUNIのものと混同してはならない。参考になる点があるとしても、USPECのガイドラインは我々のイニシアティブとは別物である。
USPECの信用投資についての新ガイドラインの作成は、責任投資原則(PRI)に調印した投資家グループによって決定され、藩基文国連事務総長のイニシアティブによるものである。巨大な年金ファンドを含め、投資家は責任投資の原則に署名し、支持するよう促されている。このコンセプトは、以下の通りである。
責任投資原則
我々は機関投資家として、受益者が長期的に最大限の利益を得られるように努力する責任がある。この受託者の役割として、我々は環境・社会・コーポレートガバナンス問題が投資ポートフォリオのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあると確信している。(企業、産業、地域、資産クラスや時期によって程度は異なる。)また、この原則を適用することで、投資家がより広範囲の社会目的を果たすことができるだろうと認識している。よって、受託者責任に従い、我々は以下の事項へコミットメントを宣言する。
1.我々は、投資分析と意思決定のプロセスに環境・社会・コーポレートガバナンス問題を組み込む。
2.我々は、積極的な所有者になり、所有権の方針や慣習に環境・社会・コーポレートガバナンス問題を組み込む。
3.我々は、投資対象に環境・社会・コーポレートガバナンス問題についての適切な情報開示を求める。
4.我々は、投資産業の中で本原則が受け入れられ、実行されるよう働きかける。
5.我々は、本原則を効果的に実行できるよう協働する。
6.我々は、本原則を実行する際の活動と進捗状況を報告する。
順守もしくは説明のアプローチには、どのように原則を実行していくか報告する、もしくは従わない理由の説明をすることが求められる。
責任投資原則は、環境・社会・コーポレートガバナンス問題が投資に対して与える影響が大きくなっていると認識している、国際機関投資家グループによって作成された。このプロセスには、国連事務総長も関与した。
本原則に署名するにあたり受託者責任によって、我々は投資家としてこれを採択し実行することを公的に約束する。さらに、我々は内容の効果を評価し、改訂することを約束する。これによって受益者に対するコミットメントの質を向上していく、そして我々の投資活動が広範囲にわたる社会的利益に合致するものと確信している。
我々は他の投資家にも本原則を採択するよう推奨する。
2009年2月18日、第10回UNI-LCJ年次総会が開催され、桜田JSD会長が議長を務めた。活動報告では、日本で初めての髙島屋グローバル協定調印を中心に、海外活動の成果などが報告され、活動計画では、いよいよ100万人達成へ最後の年との認識で、諸課題に取組むことが決定された。UNI-LCJは、今年985,200人を達成し、第3回UNI世界大会(2010年、長崎)に向けて着実に歩を前に進めている。総会は、ステートメントを採択、経済危機に対し闘う決意を固めた。
また、特別講演として髙島屋労組の村田委員長、小熊執行委員が、DVDによる上演を含め、「髙島屋グローバル協定」について説明した。総会に引き続き、レセプションが開催され、クリストファー・ウンUNI-Apro地域書記長も参加、「ASEANにおけるUNIの前進」を報告、その後参加者との懇親を深めた。
社会対話とは、政労使間での経済及び社会政策に関する共通の利益について、あらゆる交渉、協議、情報交換を包括するものであると、国際労働機関(ILO)に定義されており、成功する経済発展や社会発展の推進力である。
前回の欧州プロジェクトでは、欧州各国のスポーツ部門での雇用の可能性は伸びていて、社会対話の発展は、部門が専門化するための大きな要因として関係者に認識されていることが分かった。新しい雇用が創出されると、労働者は団体協約の適用を受ける必要があり、適切な仕事が保障される。使用者も同様に、従業員との労働関係を守るため、団体協約の適用を受ける必要がある。スポーツの社会パートナーは、欧州社会対話を通じて部門の特徴を守るべく、行動的であらねばならない。
UNI欧州メディア部会とEASE(欧州スポーツ産業使用者連盟)は、2008年2月7日、8日にオランダのパペンダル、アルンヘムで行われたRBTプロジェクト(スポーツ部門の社会対話を促進する:Row the BoaT)の最終会議で、スポーツ部門の欧州社会パートナーとして、相互に理解しあった。これにより、2003年のBSDSS(スポーツ部門の社会対話構築)プロジェクトから始まった社会対話が、新しい局面を迎えた。
2009年3月29~30日、シンガポールで標記会議が開催された。
デブリュン会長は開会挨拶で、シンガポール商業労組(SMMWU)50周年に祝意を表し、執行委員会参加者が海外ゲストとして、首相以下シンガポールの主な閣僚も出席した歴史的なイベントに立ち会うことができたことを喜んだ。また、2月にオーストラリアで発生した山火事被害に触れ、世界中から届いた見舞いの言葉や、ジェニングス書記長及び日本加盟協からの寄付に対し、オーストラリアの労働組合と地域社会を代表して感謝した。
UNI-Apro活動報告の中でウン地域書記長は、インドネシアにおいて「組合は会社にとっての障害ではなくパートナーになりたい」というコンセプトで、ヒーロースーパーマーケットに労使パートナーシップ文化を作るのに成功し、これがインドネシア小売業全体に影響を及ぼすことができ、UNI-Aproの評価が高まったことや、2008年10月マニラにおける移民労働者会議に他のGUFと連携して参加した経験を報告した。
ジェニングスUNI書記長は、「ブレイキングスルー-パワーを構築する」と題するプレゼンを行った。オーストラリアの組合改革を手助けした経験のあるポール・ゴーター氏に依頼し、本部及び地域スタッフ一人一人との面接を経て、「組織の目的は何か、パワーをどう構築するか、地域、部会レベルでどうパワーをつけるか」を話し合った結果、整合性に欠けていることがわかった。今後、組織の目的を達成するために、プロセスを見直し、整合性を持ったビジョン、戦略企画・実施のできる体制を作っていく。シカゴで「UNIグローバルユニオン」となった。2009年3月、人間を表すロゴに変更し、ウェブサイトも大幅に変更した。本部スタッフ・局長、アフリカ及び米州地域書記長人事も変更した。しかし、規約を変更するわけではない、と強調した。
加藤UNI-Apro副会長や、落合UNI-Apro副会長は、UNI本部の機能、権限、役割が地域組織にどう関わるか、本部と地域のスタッフや資金配分についての説明を求め、組織化は国や地域、現場の実情を無視してはできない点を強調した。
ジェニングス書記長は、執行委員会2日目にはG20に労働組合も参加し、世界金融危機の教訓と対策・要求を各国首脳に訴えるロビー活動を行うため、ロンドンへ向かった。
この他、鈴木ITUC-AP書記長から、ITUC-APの重点活動についてプレゼンがあり、UNI-Apro執行委員会メンバーと意見交換を行った。
3月2日、UNIのロゴ・ホームページが新しくなりました。多くの情報を分かりやすくまとめ、組合や労働者・経済問題の動画閲覧・新しいウェブツールからの情報入手・ニュース配信・会議の予定組み・発行物閲覧が出来ます。
サイトのメインは、UNIのニュースと活動報告です。
サイトは全く新しく生まれ変わりました。サイト内のナビゲートやサーチは、英語・スペイン語・フランス語・スウェーデン語・ドイツ語などの多言語で簡単に行えます。更に、アラビア語圏・インド・日本・ロシア独立国家共同体向けのサイトもあります。
2008年11月に示された公共放送への国家援助に関する欧州委員会コミュニケーションに対し、欧州ジャーナリスト連盟(EFJ)とUNI欧州メディア部会(EURO-MEI)は、2009年1月15日に共同声明を発表した。
両組織は、「欧州委員会放送コミュニケーション改正の主原則」と題した意見書を採択した加盟国共通の見解を支持することを表明し、現在の枠組みに問題はないと強調した。実は、2001年に改正された国家援助規定(いわゆる放送コミュニケーション)の採択以来、欧州委員会は、民間放送企業より提出された20カ国以上の国家援助に関するケースを扱ってきた。
委員会と民間放送企業が、2001年のコミュニケーションの文言を技術、法律、市場の発展に適合したものとすべきであるとし、放送コミュニケーションの抜本的な改正を支持しているのに対し、EBU、EFJ、EURO-MEIは、現在の枠組みはオーディオビジュアル部門のダイナミクスを網羅する堅固かつフレキシブルな枠組みであるとして一部のみの修正でよいという見解である。労組側は、声明の中で、欧州委員会が提案している政策は、単純にその権限を越えたものであり、公共放送に関するアムステルダム・プロトコルの原則に反していると強調している。
EFJとUNI欧州メディア部会も新しい規制案の中に、特に小規模な公共放送局により大きな負担を課すものがあると主張している。事前調査等の施策案は、技術革新を阻害し公共放送局の編集の独立を脅かす危険性がある。
(UNIメディア部会ホームページ)
日放労(正式名称:日本放送労働組合)は、NHK職員の労働組合です。ユニオンショップ制の単組で、組合員数は2008年8月現在で7,678名(男性 6,383名・女性1,295名)です。
NHKには、全国に54の放送局のほか、支局、営業センター、取材拠点などがあり、24時間365日、公共放送サービスを提供し続けています。記者、ディレクターなどの放送職種をはじめ、技術職種、営業職種、管理職種など、非常に幅広い職種があり、組合員はそれぞれの専門性を発揮しながら日夜業務にあたっています。日放労では、職員の雇用・処遇の課題のみならず、社会における公共放送の役割をどう果たしていくか、ということについても重要な活動の柱と位置付け、内外に発信しています。UNIにおいては、UNIメディア部会に参加しています。
現在、日放労には青年活動の専門部はなく、支部での個別活動が中心となっています。各支部では、新人組合員を対象とする「ルーキーセミナー」、若手の分会執行委員を対象とする「フレッシュセミナー」などの場を設け、働き方のルールや組合活動の進め方などについて理解を深めるとともに、その時々の職場の課題を共有するなど、組合員同士の職場をこえた交流の場として参加者の好評を得ています。
また、中央部主催の青年活動として毎年取り組んでいるものの1つに、平和活動があります。1991年から2001年まで毎年連続で開催した「瀬戸内倶楽部」では、広島の原爆記念日である8月6日を中心に、平和祈念式典への出席をはじめ様々な形で「平和」について考え、あわせて日頃の業務や組合活動についての理解を深める場として取り組みました。
この活動を受ける形で、2002年から平和学習としての色合いをより深め、沖縄に舞台を移して「沖縄平和学習」として取り組みを続けています。
太平洋戦争末期に、住民を巻き込んだ地上戦がおこなわれた沖縄。さらに戦後~沖縄返還後も、アメリカの軍事戦略の重要拠点とされ、今なお国内の米軍基地の75%が集中しているという現実。そして、基地が存在することによる自然・環境破壊や騒音、事件、事故。そこにどういう問題があり、メディアはそれをどう伝えているか。公共放送で働く者として「伝える」ことを考えるとともに、組合活動を通した「つながり」を感じる場をめざして取り組みを続けています。
今年は、1月22日~25日の4日間、全国から34名が参加しました。伊江島、読谷村などのフィールドワーク、体験者との対話、沖縄の現状と課題について地元講師を招いてのフォーラムなど、濃密なカリキュラムでしたが、参加者の報告からは、平和と、沖縄の課題と、公共放送の役割について深く考えることのできた、充実した4日間となったようです。
「沖縄平和学習」では、特に「組合活動」について考える時間は設けていませんが、組合が平和活動に取り組んでいることの意義が参加者に伝わることが、組合に対する理解や親近感にもつながっているようです。参加者のなかから、翌年の支部、分会の役員を引き受けてくれる人も多くいます。
今後も、若手組合員を巻き込んでいく活動として続けていきたいと考えています。
最後に、この沖縄平和学習の参加者の声をご紹介させていただきます。
(日放労・副委員長 金子泰三)
◆◆◆◆◆◆◆◆
すべての人が沖縄を訪れる機会があるわけではなく、また訪れたとしても日は限られています。だからこそ、放送人として「伝える」ことが求められているのだと思います。これは、戦跡に限ったことではなく、地域が抱える課題などを取材する際にもいえるのでしょう。単純な構図でばかり見ていては理解できない問題も多くあります。こうした問題を直視し、掘り下げて取材することでより真相に迫る取材をする大切さをいま、あらためて実感しています。
BEGINの歌「島人ぬ宝」という歌の2番のサビにこういう歌詞があります。
♪ テレビでは映せない ラジオでも流せない
大切な物がきっと ここにあるはずさ
それが島人ぬ宝
映せないかもしれないけれど、その「大切な物」をしっかりと捉え、伝えていく大切さを学んだ研修でした。
◆◆◆◆◆◆◆◆
とても密な学習でした。最後に体調を崩してしまったことが唯一心残りだが、このような経験をさせて下さった事務局やガイドの方々にとても感謝しています。この場をかりてお礼をさせていただきます。
今後もぜひこの活動を広げていただきたい。後世に伝えていってほしいと思います。
このたびは、本当にありがとうございました。
これまでのUNIメディア部会の成果をお聞かせください。
これまで、UNIメディア部会は組織化に焦点を当て、新しいキャンペーンを展開してきました。組織化はメディア・娯楽関連労組の支援と、欧州以外の地域での組合員を拡大することが目的です。
アジア太平洋地域では、東南アジアの放送業界労組のネットワークを構築し、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)との協力を強化するために、マニラで放送労働者会議を開催しました。香港ディズニーランド従業員の組織化キャンペーンは、世界的なエンターテイメント企業、ディズニーのテーマパーク従業員をグローバルな労組同盟結成にむけてまとめるのに大きな一歩となりました。2008年4月に香港で開催された会議には東京を含む全てのディズニーランド労組代表者が参加しました。会社側と会って、組合が香港ディズニーの敷地に自由にアクセスできるよう要求しましたが、認められませんでした。ディズニー組織化キャンペーンの最終目的は労組ネットワーク構築や香港の仲間達への支援だけではなく、世界中で組合のアクセス権が認められるようなグローバル枠組み協定の締結が長期的な目標です。
アジア太平洋以外の地域では地域ごとの運動および、南アフリカ、ブラジル等の映画製作労働者を対象とした国別プロジェクトを推進しています。地域キャンペーンが情報交換や協力を促進する組合間のネットワーク構築を目的としているのに対し、国別プロジェクトは組合の組織化支援に重点を置いています。米州では脚本家、監督、映画製作技術者の組織化に、欧州では東欧の映画・放送産業労働者の組織化に取り組んでいます。
この他にも2008年は各地でさかんに活動が行われました。多くが公共放送(PBS)擁護の活動でした。フランス、韓国、ニュージーランド、英国でUNIメディア部会は持続可能な財源、質の高い番組作り、編集上の独立性を守ろうとする加盟組織を支援しています。欧州レベルでは、EU関係機関および各国政府によってPBSへの資金供給に関する新たな規定が議論されています。UNIメディア部会は、こうした議論で大きな存在感を示し、IFJと連携して活動しています。1月16日にはPBSの財源に関する共同声明を発表しました(www.union-network.org/meiをご覧下さい)。私達は、知的所有権保護にもさらに力を注いでいます。海賊版に立ち向かい、作品を使用したら公正な報酬が支払われるよう各国法および国際法(EUと世界知的所有権機関)の整備を他の関係団体とも協力して促進してきました。また、国内・国際レベルで著作権協会とも強力な連携を築いています。海賊版については国際プロデューサー連盟のIVF、FIAPFと共に活動しました。商業放送分野においては、業界のグローバル化を調査し、グローバルな労組ネットワークに向けて活動を始めました。そのターゲット企業であるRTLとNews Corpはどちらもアジアに進出しています。放送業界全般については、2012年のロンドン夏季オリンピックでのメディアの労働条件に対策を講じています。国際オリンピック委員会と交渉し、あらゆるメディア労働者を含む協定の調印を目指しています。オリンピック期間中、国際放送センターには世界各国から20,000人が集まると見込まれています。
2007年10月の部会大会で、UNIメディア部会加盟組織は2011年の次回大会までにUNI-Aproと協力してアジア太平洋地域の部会を組織化することを明記した宣言を採択しました。UNIメディア部会には欧州、米州の2地域組織があります。2008年、アジア太平洋地域で様々な労組や未加盟団体と新たな関係を構築してきました。日本の加盟組織との情報交換は非常に有意義です。
同時に、UNIメディア部会は日本のメディア・娯楽産業の未加盟組織・団体にも協力を呼びかけています。2008年3月、ジム・ウィルソンUNIメディア部会担当部長と私は、日放労、民放労連の他、未加盟組織も訪問し、UNIメディア部会の世界的・地域的課題と活動を説明すると共に、日本のメディア・娯楽部門労働者が直面する課題について理解を深めました。私はまた、11月に米国脚本家組合(WGA)のチャールズ・スロッカム副書記長と、かつてのMEI加盟組織、広告業界の労働者、映画製作会社の労組を訪問し、関係を強化することが出来ました。さらに、監督と脚本家両方の製作者団体と初めて意見交換を行いました。この対話を維持し、アジア太平洋地域および他地域の映画製作者労組・団体との架け橋にしたいと考えています。当面は、私達のグローバルなアジェンダ、活動、キャンペーンに関する情報を定期的に提供したいと思います。今後は域内のイベントに参加するよう提案し、アジア太平洋地域のみならずそれ以外の地域の仲間達と情報共有できる場を設ける予定です。
2009年以降の活動計画をお聞かせください。
UNIメディア部会は昨年の訪問で得られた経験を足場にして、今後日本の加盟組合及び未加盟組合との連携・協力関係を強化していきます。昨年2度の来日に当たり、UNI日本加盟協にご協力いただき感謝しております。2010年に世界中から加盟組織が日本に集まる機会を利用し、UNI長崎世界大会の前後で2日間の会議を開催したいと計画しています。1日目はUNIメディア部会執行委員会、もう1日は日本のメディア・娯楽産業に関するセミナーです。
2009年にアジア太平洋地域で予定されている活動としては、2月にインドの映画・TV製作労働者との大規模な安全衛生プロジェクトが発足します。UNI-AproとUNIインド加盟協の協力を得て、大手映画製作会社がある州のほとんどで個別にイベントを開催します。7月初旬には、韓国で映画産業労働者のためのセミナーがあります。アジア太平洋地域の映画製作者・技術者を団結させるためのこのセミナーに日本の加盟組織のみならず未加盟組織からも是非ご参加ください。域内の映画産業労働者が経験を共有し、共通の目標と連携に向けた課題を話し合うことが目的です。また、年の前半にマレーシア、インドネシアのとりわけ民間放送労働者の組織化プロジェクトがあります。
全地域にわたってメディアの多元性、公共的価値、知的所有権の保護といった普遍的政策目標を強化していくつもりです。そして、グローバル同盟、グローバル枠組み協定に向けて前進していきたいと考えています。
ヨハネス・ストゥディンガー―ドイツ出身。2000年1月、UNIメディア部会副部長に就任。フリードリヒ・ナウマン財団ブリュッセル事務所、グラハム・ワトソン欧州議会議員事務所、欧州委員会事務局に勤務した経験をもつ。