社会対話とは、政労使間での経済及び社会政策に関する共通の利益について、あらゆる交渉、協議、情報交換を包括するものであると、国際労働機関(ILO)に定義されており、成功する経済発展や社会発展の推進力である。
前回の欧州プロジェクトでは、欧州各国のスポーツ部門での雇用の可能性は伸びていて、社会対話の発展は、部門が専門化するための大きな要因として関係者に認識されていることが分かった。新しい雇用が創出されると、労働者は団体協約の適用を受ける必要があり、適切な仕事が保障される。使用者も同様に、従業員との労働関係を守るため、団体協約の適用を受ける必要がある。スポーツの社会パートナーは、欧州社会対話を通じて部門の特徴を守るべく、行動的であらねばならない。
UNI欧州メディア部会とEASE(欧州スポーツ産業使用者連盟)は、2008年2月7日、8日にオランダのパペンダル、アルンヘムで行われたRBTプロジェクト(スポーツ部門の社会対話を促進する:Row the BoaT)の最終会議で、スポーツ部門の欧州社会パートナーとして、相互に理解しあった。これにより、2003年のBSDSS(スポーツ部門の社会対話構築)プロジェクトから始まった社会対話が、新しい局面を迎えた。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。