8月 2023のお知らせ

広島と長崎の惨禍に想いを馳せ、核兵器のない世界を求めて声をあげよう

広島・長崎への壊滅的な核攻撃から78年目を迎える中、UNIは1945年に失われた22万5,000人の命と、長期に及ぶ放射線や心的外傷の被害に苦しむすべての人々を、追悼する。

UNIはまた、世界各地で懸念される脅威と不安定さが増していることを受け、核兵器のない世界を実現する闘いに改めて緊急性を求める。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「我々はこの厳粛な日を、命を落とした人々、家族を失った人々、取り返しのつかない被害を受けた人々に思いを馳せながら迎える。このような武器が二度と使用されることのないよう、闘っていかなければならない」と述べ、「特にウクライナでの戦争が続き、混乱と核の脅威の増大に直面する世界において、こうした兵器の廃絶と平和を求める声は、かつてないほど緊急のものとなっている」と訴えた。

UNIは、核兵器の存在が人権と根本的に相容れないことを認識し、核兵器のない世界を声高に提唱してきた。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のメンバーとして、UNIは世界的な軍縮の意義を唱え続けている。

ラジェンドラ・アチャリャUNI Apro地域書記長は、「我々の地域、そして世界中の安全で民主的な未来のためには、平和が必要だ。だが、核兵器がもたらす根源的な脅威によって今、平和は脅かされている」と指摘し、「我々は今週、犠牲となった人々を追悼し、平和への思いを新たにし、連帯する時だ」と語った。

UNIは、2010年に長崎で世界大会を開催して以来、長崎市や国際的な平和運動と強い絆を構築し、これらの兵器を過去のものとして葬り去るべく、安全で民主的な未来の必要性を強く訴えてきた。


UNI Apro、パキスタンの銀行部門の労組と会合

UNI Apro金融部会とUNI SCOREは、2023年8月にパキスタンで2日間の会議を開催し、様々な銀行労組を代表する18 名の組合役員が積極的に参加した。パキスタン保険金融労連(PBIFEF)の 第3回代表者会議に先立って行われたこの会議の主な目的は、新たな戦略計画の下でPBIFEFの再生について、取りまとめることであった。

参加者は、強固なリーダーシップ・チームの結成と、労連組織間の協力関係の促進に全力を尽くし、労連の目的を明確にし、運営方法を確立し、役員の具体的役割を決定するための詳細な議論が行われた。

今回の集中的な会議では、労連の進歩的で前向きな戦略の策定に重点が置かれるとともに、同国における官民の銀行部門を組織化することの重要性に、特に注意が向けられた。最近の成果を受けて、銀行部門における契約・臨時・パートタイム労働者の組織化に焦点を当てた重要な戦略目標が浮上し、特に強調されたのは、女性組合活動家に組織化の役割を担わせることである。

さらに、参加者は役員や労連に関わる他の組合代表に効率的に仕事を割り振り、目標達成に向けた合理的なアプローチをとった。

リアカット・アリPBIFEF副議長は、「UNIが提示したリーダーシップ・チームの形成に関する議論に、非常に感謝している。個人的には、プリヤラルUNI Apro金融部会担当部長とホビッグUNI Apro組織化担当部長の示した、仲間と協議しながら会則を作成する方法論が参考になった。また、連盟の詳細な構成や、組織の価値を向上させるための議論にも、非常に刺激を受けた。UNI Aproの支援により、PBIFEFがパキスタンの金融部門における組織化活動において、今後大きな節目を迎えることを、大いに期待している」と会議の成果に手ごたえを感じた。

ジャヤスリ・プリヤラルUNI Apro金融部会担当部長は、冒頭の挨拶の中で、「パキスタンで若い男女が労働組合の組織化や組合員の勧誘に熱心に取組んでいることは、非常に心強い」と述べた上で、PBIFEFの新役員に対し、「大きく考え、小さなことから計画し、今すぐ行動することが重要」とのメッセージを強調した。

今後3年間における組織化計画の実施に向けて、女性2人を含む新たな中央執行委員が選出された。


UNI世界大会でスピーチする米国『働く家族の党』代表のモーリス・ミッチェル氏

2023年8月に米国・フィラデルフィアで開催される第6回世界大会の基調講演者として、UNIはモーリス・ミッチェル『働く家族の党(WFP)』代表を迎える。

米国でWFPを率いるミッチェル氏は、労働者の権利と社会正義に揺るぎなくコミットしており、世界中から1,000人以上の労働組合の指導者、活動家、組合代表が結集する集会での基調講演者として、最もふさわしい人物だ。

同氏は「UNIおよびすべての世界中の同志とともに、この歴史的な大会に参加できることを誇りに思う」と述べた上で、「集団的闘争に国境はない。共に強力なアライアンスを築き、組合、選挙で選ばれた役員、市民の権利推進を目指す諸権団体と国境を越えて手を携え、多民族・階級横断的な運動を構築していきたい。我々の取組みを結集することで、現状に挑戦し、労働者の権利が尊重され、尊厳が確保された世界を求めて闘っていくことができる。今回の大会は、より公正で公平な世界を構築するために団結する、重要な機会となる」と訴えた。

社会的・経済的正義を求める多民族運動にコミットするWFPは、米国の政界において最も活気のある第三政党だ。WFPはペンシルベニア州を含む十数州で組織され、組合を擁護する同党の候補者は、全米のあらゆる地域で選挙キャンペーンに勝利している。フィラデルフィアでは強力な勢力として台頭し、その影響力は全国的に拡大している。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「第6回UNI世界大会でモーリス・ミッチェル氏を迎えることができて、光栄だ。WFPを率い、労働者の権利向上に献身する彼の姿は、UNIや世界中の加盟組織の目指すところと完全に合致する。労働者の力を構築するには、職場、地域社会全体、政治権力の中枢で組織化することが必要であり、WFPはこの3つ全てを実行している」と力説した。

ミッチェル氏は講演の中で、労働者の権利、公民権、社会正義は、相互に交差した問題であるとの認識の高まりについて、取り上げる予定だ。民族や階級を超えて連帯を築いてきた彼の経験は、正義と人権を求める、より包摂的で多様な運動を作る上で、学ぶことが多いだろう。


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