UNI Apro/ICTJ青年ワークショップ

 2013年11月27日~12月1日、マレーシア・クアラルンプールで青年労働組合活動家を対象にしたワークショップが開催され、10カ国41名が参加した(日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシア、ベトナム、ネパール、スリランカ、ナイジェリア、ケニア)。また、講師としてUNI-Aproウン地域書記長、アリス・チャン商業担当部長、小川機会均等部長、玉井組織化担当部長を迎え、国際労働運動の基礎知識を学習するとともに、委員会活動やグループワークを通じて、チームワーク精神を学び、国境を越えたヒューマンネットワークを構築した。

 開会式では、UNIマレーシア加盟協・モハメド・シャフィー議長および情報労連・後藤副委員長(KDDI労組委員長)が連帯挨拶。後藤副委員長は、「今の社会・労働問題に対して誰も解決策を見つけられずにいるが、青年には、『自分たちの未来は自ら作る』との気持ちを持って、様々な活動に取り組んで欲しい」と激励した。

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参加者は、①リポート委員会(毎日の活動報告を作成)、②ソーシャル・ファン委員会(プログラムの合間に行うゲームの企画・運営)、③マーケティング委員会(UNIフィリピン加盟協青年委員会のパヤタス給食プロジェクトの資金集めの取り組み)――のいずれかに所属し、グループワークと並行して活動した。

また、各国の代表者が、青年を取り巻く課題を報告した。日本からは情報労連・NTT労組コミュニケーションズ本部・齋藤執行委員が、組織率の低下や若者の組合離れの現状と、組織化に向けた地道な説得やSNSを使った情報提供を行い、青年が興味を持つイベントの開催等に取り組んでいると報告した。また、シンガポールやマレーシアでも、若者の組合離れが見られるが、知恵を出し合いながら組織化に取り組んでいると報告があった。

三日目には、グループごとに中央郵便局やモスク(イスラム教寺院)、チャイナタウン等を回り、①クアラルンプール市民へ労働組合の印象についてインタビュー、②市内のグローバル化調査――を行った。終了後のグループ発表では、組合の認知度の低さや、増加する出稼ぎ労働者が十分に組織化されていない現状が報告された。

5日間の活動を通じて、参加者は、国際労働運動やUNIの活動はもちろん、各国参加者との共同作業を通じ、リーダーシップやチームワークの重要性を学習した。参加者は、今回築いたネットワークを継続し、国際労働運動の発展に貢献していくことを確認し、終了した。

写真はFlickr参照。


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