ジェニングスUNI書記長、最後の基調講演

UNI書記長として最後の情熱的な演説を行ったフィリップ・ジェニングスに、大会代議員は総立ちで応えた。冒頭、ジェニングス書記長は、世界大会直前に開催された女性大会の成果を受け、平等と社会正義の名の下に、会場の全ての人はフェミニストになるべきだと訴えた。

今大会で退任する書記長は、UNI設立以来、経済のゲームのルールを変え、ディーセントワークを求めて闘うという公約にまい進してきたと述べた。「UNIには目的を成し遂げるための仕組みがある。」

ジェニングス書記長は、労働運動を立て直し、労働運動が変化をもたらし、人種差別や外国人排斥を打破することができるよう、大会代議員にあらためて要請した。また、ルラ前大統領の釈放要求を支持するよう訴えた。「ルラ前大統領の投獄は、民主主義が縮小している、あからさまな事例だ。」

欧州、米州、アジア太平洋、アフリカ等、各地域において、12ある部会それぞれで組織化の成果を挙げている。2013年に発生したラナプラザビル崩壊事故以来、多くの命を救ってきたバングラデシュ協定は3年延長された。

「労働運動は、デジタルな労働の世界を形成していかねばならない。平等なデジタル化を確保する取組みにおいて、ディーセントワークはその中核でなければならない。」

「UNIとその加盟組合は、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)及びIPB(国際平和ビューロー)と連携し、平和へのコミットメントを続けていかねばならない。」

最後にジェニングス書記長は、18年に渡りUNIを率いてこられたのは加盟組織の協力のおかげだと感謝し、「UNIグローバルユニオンは、社会正義を中核に、あらゆる職場で違いをもたらすためのアイデアを持つ、世界の労働者の力を結集した組織である。UNIは今後も実現していく」と締めくくった。

 


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