コービン英国労働党党首、UNI世界大会で連帯挨拶

第5回UNI世界大会は、2018年6月17日、開会式を迎えた。来賓として登壇した、ジェレミー・コービン英国労働党党首は、ナショナリズム(国粋主義)の高まりを厳しく非難し、進歩的で互いを尊重する国際主義のビジョンが各国に受け入れられるよう、国際労働運動が果たす役割に期待した。

「世界の経済システムは、グローバルノース(北半球の先進国)とグローバルサウス(南半球の途上国)のわずかな国のためだけに機能しているのは明らかだ。多くの人々が代替案を探している。国際労働運動は、我々が持つ社会志向の価値を、世界中の働く仲間のための代替案にするために頑張らなければならない」と訴えた。

英国ではコービン党首は、「合法的な従業員への責任を逃れようとするウーバーのような会社でも、全ての労働者が、採用された初日から完全な権利を得、偽の個人事業主をなくす」ための計画を打ち出した。

「歴史上、真に革命的な変化は、政治家や指導者によって後世に残されたわけではない。人々を組織することによって、共に成し遂げられたということを忘れてはならない」と、コービン党首は、労働者が国境を越えて組織化される必要性を繰り返し強調した。

コービン党首はまた、人類にとって4つの大きな脅威を挙げた。気候変動、難民の窮状、軍事力の行き過ぎた使用、世界におけるとてつもない格差のレベルである。

「これらの問題は、国際協力、連帯、そして共同のアクションがなければ、解決できない。そして、国際労働運動のサポートがなければ解決できない課題でもある。」

フィリップ・ジェニングスUNI書記長は、コービン党首の演説を受けて次のように述べた。「ジェレミーのビジョンは英国の何百万人もの人を感動させただけでなく、世界の何千万人もの人々を勇気づけた。今日、世界中から結集した労働組合リーダーは、彼の強力で明確なメッセージを聞くことができた。企業の強欲と格差と闘う喚声と受けとめるだろう。」

最後にコービン党首は、「我々は大きな障壁に直面しているが、自分たちの労働組合と、UNIのような国際産業別労働組合それぞれにおける団結の力によって支えられている」と述べ、「我々は一握りのためではなく、多くの人々のためにひとつになって、共に闘っている力強い運動だ。連帯!」と締めくくった。


コメントを残す