労働の未来をジェンダーの視点から議論

マルタ・オチョアUNI機会均等局スタッフは、SFの世界が現実のものとなり、急激なデジタル化によって生活が便利になると同時に、労働の世界でも求められる仕事のスキルが変わり、職場や働き方も変わりつつある中、組合においてジェンダーの視点からの議論が欠けていないか、問題提起した。デジタル化によって、情報を左右できる人に権力が集中していく。デジタル格差は、地域間、年齢間、経済レベル間だけでなく男女間でも起きていないか?デジタルの世界でも性差による偏見があるのではないか?

これらの課題認識を受け、フロアからは、「デジタル化の影響を女性労働者の立場から交渉課題に入れるため、より多くの女性労働者を組織する必要がある」、「労働の未来に関わる課題に、女性労働者が備えることができるよう、研修や啓発活動を強化するべきだ」、「同一価値労働同一賃金の実現に向け、多くの女性がこれまで担ってきた仕事の価値を適切に評価しなければならない」といった意見が出された。

大会代議員は、ICTS部会と連携したIT分野の女性労働者の更なる組織化や、デジタル男女格差を目指す他の組織との協力、女性労働者のための訓練や生涯学習の奨励、デジタル化で影響を受ける女性労働者の保護と適切な支援策を使用者に交渉すること等を含む、動議6を全会一致で採択し、UNIの女性メンバー間でのこの問題に関する情報共有・経験交流の重要性を確認した。


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