UNI世界女性大会、2018~2022年度戦略的優先課題を採択

第4回UNI世界女性大会(2014年、南アフリカ・ケープタウン)のハイライトをビデオで振り返った後、ベロニカ・フェルナンデス・メンデスUNI機会均等局長から、加盟組織の協力により2014~2018年度の取組みが実施できたことに感謝の言葉が述べられた。特に、メンタリング・プログラムの構築や女性・女児への暴力及びハラスメントに対する闘い、平等賃金に向けた取組み、労働組合における女性労働者の代表を増やすこと等に継続して取組み、着実に成果を挙げてきたことを強調した。

2018~2022年度の戦略的優先課題としては、UNIにおける女性代表40%ルールの徹底及び2022年の世界大会で50%へ引き上げるための取組み、仕事の世界における暴力と嫌がらせ(ハラスメント)に関する新たなILO条約の制定に向けた取組み、組合強化・女性の組織化及び女性リーダー育成・女性ネットワークの拡大、男女間賃金格差・年金格差を解消する取組み、ジェンダーの視点から「労働の未来」を議論すること、LGBTQIへの意識喚起等に重点的に取組むことが提案された。

フロアからは、泰中沙織代議員(UAゼンセン)が、女性組合員の声を積極的に取り入れるための女性委員会の設置と、上司及び組合員に育児・介護休業法の知識・理解を深めてもらうことを通じて、取得できる職場環境づくりに推進した経験を報告した。子育てに限らず、様々な事情を抱えながらも、全ての労働者がイキイキと働ける環境づくりに今後も取組んでいきたいと述べた。

イタリアの代議員は、「UNIの掲げる40%の目標にまだ届かない状況は受け入れられない。男女賃金格差、労働者代表制、女性の健康問題等の取組みは、女性の意思決定機関への参画なしには成しえない」と発言した。

マレーシアの代議員は、女性の組合役員を育成し増やすための研修の重要性を訴えた。また、マレーシアのホテル業界の使用者が、イスラム教徒の女性に宗教上のスカーフ着用を禁じたことを差別だとし、最近、そうした差別的慣行をやめさせることができたと報告した。

大会代議員は、2018~2022年度戦略的優先課題を満場一致で採択した。


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