UNI世界ICTS部会委員会、専門職、コンタクトセンター、IT労働者の組織化を強化

2017年6月6日、UNI世界ICTS部会委員会が、クロアチア・ザグレブで開催され、各地域から30人の世界ICTS部会委員が参加した。カー世界議長(英国)は、昨年退任したテイト前局長の功績に感謝し、後任のベシガー新局長率いる新ICTS部会チームの積極的な取組みを称えた。

野田UNI Apro ICTS部会議長は、本年8月末にマレーシア・クアラルンプールで開催予定の、UNI Apro ICTS部会大会の準備状況を報告し、大会テーマの「IT労働者の組織化」、「第4次産業革命時代のICTS産業」、「新たな労働の世界への対応」等の課題について説明した。また、バングラディシュのグラミンフォンやバングラリンクにおける深刻な労働組合権侵害の実態に対処するため、「親会社の労組やUNI本部と連携して状況改善を図っていきたい」と述べ、一丸となった対応の必要性を訴えた。

年間活動計画については、①専門職・監督職の課題を扱うUNI専門職・監督職委員会(UNI P&M)との連携推進、②戦略的なコンタクトセンター組織化、特に世界最大のコンタクトセンターを有するフィリピンにおける取組み強化、③IT労働者の組織化について確認した。また、2019年に開催されるUNI世界ICTS部会大会の開催地については、アフリカ地域での実施を検討する。

引き続き、6月7~9日、UNI欧州ICTS部会大会が開催され、欧州の加盟組織から約200人が参加した。「スマートな世界における賢い労働組合」のテーマの下、「新たな労働の世界における組織化」、「AIとロボット工学-倫理的課題」、「ICT部門のアウトソーシング」等の課題について事例報告と議論が行われた。最後に、①多国籍企業との交渉力強化、②新たな労働の世界における公平性と正義の追及、③社会対話の推進を中心とした4年間の行動計画を採択し、閉会した。


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