香港の保険代理店に連帯

newsImage 日本の損保労連は、香港の保険代理店の闘いを全面的に支持する。


關 裕委員長(UNI-Apro金融部会議長)を団長とする損保労連代表団は、香港を訪問し、保険産業で働く労働者(主に個人事業主とされる保険代理店)の苦境や、一般的な労働者の問題を聞き、使用者に有利な雇用・労働条件の改善を求めて闘う仲間を激励した。

2013年1月26日、UNI香港加盟協(UNI HKLC)事務所で、ガーフィールド委員長をはじめとする、保険・金融専門職連帯部会(IFPSS)役員及び、ライハHKLC議長、マイケル同顧問と意見 交換を行った。2010年、保険産業で代理店として働く人々のグループが、流通商業・繊維・一般労組(RCCIGU)のライハ書記長に助けを求めてきた。 香港では、6万人を超える保険代理店が保険販売・顧客対応に従事しているが、その多くが個人事業主であり、労働法の対象外となっている。RCCIGUは彼 らの問題解決に協力し、RCCIGUの中に、保険・金融部門の代理店や専門職の組合を結成することとした。

損保労連代表団は、香港における、保険会社に有利な代理店契約や、厳しい労働条件の事例を聞いた。代理店契約は非常に複雑で分かりづらく、罠にかけるよう な内容で、「会社は理由も無く契約を解除することができる」という一方的な条項があり、会社は組合との話し合いに応じようともしない。2010年5月に IFPSSが設立されて以来、メーデーのデモや記者会見を通じて苦境を世論に訴えてきた。また、保険会社の労働者の関心を引くため、社外で組合のチラシを 配布し、IFPSSが労働者保護のために闘っていること、困っている労働者のためにIFPSSは何ができるかをアピールしてきた。

IFPSS役員は、「組合は会社に反抗しているわけではなく、会社の発展に寄与したいと思っている。だが、会社の一方的な契約解除や、会社に有利な契約は 受入れられない」と繰り返した。ガーフィールド委員長は、2012年5月にマニラで開催されたUNI-Apro金融部会委員会を傍聴する機会を得たことに 感謝し、UNI-Apro活動を通じた情報交換によって、香港の状況が異常であり、他国では異なる状況だと初めて知ったと述べた。ライハRCCIGU書記 長(IFPSS書記長も兼任)は、保険会社に雇用されていようと個人事業主であろうと、保険産業で働く労働者には労働組合による保護が必要だと強調した。

關委員長は、香港の仲間の闘いに敬意を表し、全面的に支持すると約束した。

写真はFlickr参照


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