粘り強い交渉を経て、UNIマレーシア加盟協(UNI-MLC)はまた1つ、ブレイクスルーを達成した。イオンビッグ労組が、イオンビッグ・マレーシア社から承認を獲得したのだ。
経営側は、組合が過半数の従業員を組織できれば、秘密投票を行わずに組合承認を行うとUNI-MLCに伝えていた。
2016年4月29日、UNI-MLCは組合承認要請書を経営側に手渡し、5月19日にイオンビッグ・マレーシア社の中田満代表取締役社長は、イオンビッグ労組を承認した。全従業員の68%にあたる1177人が組合員である。
経営側は、UNI-MLCが必要な手続きを済ませれば、チェックオフを行うことも確認した。
イオンビッグは、マレーシアで小売産業の組合を承認した初の日系小売業者となり、アジア太平洋地域にとって大きな前進である。
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