UNI Apro ICTS部会委員会

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2015年12月5日、マレーシア・クアラルンプールでUNI Apro ICTS部会委員会が開催され、9カ国・40人が参加した。日本からは情報労連・野田委員長、木村国際担当部長、KDDI労組・後藤委員長、柴原副委員長が参加した。

開会にあたり、野田議長は、IoTやIoEが進展する状況下におけるICTS労働者の雇用確保や事業発展に向けた対応の必要性を述べた。クリスティ・ホフマンUNI副書記長は、最近モロッコのコンタクトセンターで7万人が対象となる労働協約が締結されたと紹介した。クリストファー・ウンUNI Apro地域書記長は地域大会の準備状況を説明した。

加盟組合から下記の通り活動報告を受けた。

インド:「全国IT専門職労働組合連盟」が結成され、6州で組合登録が完了し、30以上の労働協約が締結された。インド全土のICTS労働者の結集軸としたい。

インドネシア:第三位通信事業者のインドサット/オレドグループはUNIとグローバル協定を締結した。また、フアウェイで労働組合が結成された。

バングラディシュ:アクセンチュア労働組合が誕生した。組合設立後は人員整理が無く、賃上げが行われ、人事評価が透明になった。ホフマンUNI副書記長は「UNI本部はグラミンフォン労組の組合承認が行われるよう、親会社テレノールに対策を講じるよう申し入れた」と説明した。

ネパール:テリアソネラがNcellをアクシアタに売却する動きがあり、労組は状況を注視していく。

日本:KDDI労組の後藤委員長が、労働者派遣法の改正について説明した。

タイ:国内通信TOTの労働組合が、UNIへの再加盟を検討中。また、テレノール系DTACの労働組合は、組合役員が会社を解雇されたこと等により、事実上、組合が消滅した。

活動計画としては、次の多国籍企業に関して取組んでいく。

テレノール:タイ(DTAC)、バングラディシュ(グラミンフォン)での組合承認に向けた支援と、ミャンマーにおける組織化調査を実施する。

アクシアタ:インドネシア(XLアクシアタ)、バングラディシュ(ロビ)、カンボジア(スマート)での組織化活動を推進する。

テリアソネラ:ネパールNcellの株式売却状況を注視していく。

また、フィリピンのコンタクトセンター組織化に着手し、ICTS部会の専門職・監督職(P&M)組織化を推進するため、UNI P&M委員会との連携を強化し、組織化戦略を策定する。

この他、「スリランカテレコムにおける派遣労働者の処遇改善に関する決議」を採択した。昨年、「同一事業所での派遣受入期間が7年を超えた場合には正社員化する」との法改正が行われたが、スリランカテレコムにおいても法が順守されるよう求めていく。


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