オランダのリドル従業員の4人に3人がバーンアウトのリスクに直面

ディスカウントスーパーであるリドルのオランダにおける店舗および倉庫従業員約1,200人を対象とした調査によると、74%が仕事のプレッシャーによりバーンアウトのリスクにさらされていることが判明した*。リドル労働者は、この調査結果を会社の経営陣に直接提示した。その際、労働者が仕事で日々背負っている重荷を象徴するように、荷物をぎっしり詰めた買い物袋に入れて、調査結果が手渡された。

オランダのUNI加盟組織FNVが実施したこの調査は、FNVリドル・アクティビスト・ネットワークが調整した「行動週間」の一環として公表された。この期間中、オランダ各地の拠点で労働者が結集し、経営陣に対し調査結果に基づく対応を要求した。この結果は、生産性目標の引き上げと慢性的な人手不足が積み重なった結果であることが示されている。

労働者の3分の2が、過去1年間だけでプレッシャーが増したと回答した。よく挙げられた影響には、ストレス、身体的な不調、休憩がとれないこと、強制的な残業、睡眠不足、そしてやる気の低下などが含まれる。「毎日、最初から遅れをとった状態で始まっている」とある回答者は語った。別の回答者は、「ただの番号のように感じる」と述べた。

この結果は、FNVが2015年および2019年に行った前回の調査と比較して悪化していることを示しており、当時もすでに従業員の68%が極度の業務上のプレッシャーを報告していた。回答者の29%が、過去1年間に業務量過多を理由に病欠していた。

この調査は、2023年のオランダ労働局の裁定を受けて行われたものである。同裁定では、組合がこの問題について継続的にキャンペーンを行ったことを受け実施された検査の結果、リドルに対し業務量を削減し、健康と安全を改善するために1年間の猶予が与えられていた。新たなデータは、同社が求められる改善を達成できていないことを示している。今回のアンケート調査は、2026年3~5月に、店舗、物流センター、事務所に勤務する1,168人のリドル労働者が回答した。

FNVのファトマ・ブグダイチ=カラタス役員は、「リドルでは、労働者が日常的に限界を超えて働かされている。日々のストレスにさらされ、休憩を削り、本意ではない残業を強いられ、常に『より短い時間でより多くの仕事をしろ』と求められている。労働者は何年も前から警鐘を鳴らしてきた。リドルは約束をしたが、それを守っていない。解決策は、やる気を起こさせるポスターや生産性目標の引き上げなどではない。解決策は、シンプルに、売り場に十分な人員を配置することだ」と指摘した。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「この調査は、リドルの労働者を限界まで追い詰めている過重な業務負荷、不合理な業績目標、そして慢性的な人手不足を浮き彫りにしている。そして、オランダは決して孤立した事例ではない。欧州や米州全土のリドル労働者も同様の劣悪な労働環境に直面している。これは、ベルリンで開催される次回のシュヴァルツ・グループ組織化ネットワーク会議で、リドルとカウフランドの労働者を結集させる際、最優先議題となるだろう」と述べた。

リドルとカウフランドの店舗は、ドイツ資本の多国籍小売企業シュヴァルツ・グループの一員である。