
UNIは、英国クラムリントンにあるアムコール工場でストライキを行っているUNI加盟組織Unite the Unionの組合員に全面的に連帯する。2026年5月18日から、公正な合意が成立するまでの毎週月曜日、労働者はある基本原則を守るためにストライキを行う。グラクソ・スミスクライン、アストラゼネカ、アッヴィといった大手医薬品会社の包装材を印刷する収益性の高い世界的なパッケージング企業は、労働者の生活水準を守る賃金を支払わなければならない、という原則だ。
クラムリントンの組合員は、4.1%の賃上げ案を拒否した。これは過去数年にわたりインフレ率を下回る賃上げにとどまり、実質的な生活水準が明らかに低下しているためだ。2022年から2024年にかけて、英国の世帯はここ数十年で最悪の生活費高騰の打撃を受けた。この3年間で累積インフレ率は約20%に達したが、アムコール・クラムリントン工場での賃金合意は常にそのペースに追いついていなかった。2026年の4.1%という提示は、その損害を修復するものではなく、単に労働者にその損失を恒久的に負担するよう求めるものに過ぎない。
2024年6月にワーキントン工場のアムコール労働者約100名は、6%の提示案を拒否した。ストライキの脅威が現実味を帯びたことを受け、アムコールは提示内容を2023年10月まで遡及する7%の賃上げに加え、500ポンドの一時金支給へと改善した。クラムリントンの労働者は、同じ使用者の下で働き、同じ生活費の圧力を受け、そしてインフレ率を下回る合意という同じ状況に直面している。ワーキントンの同僚を下回る扱いを受けることについて、経済的な正当性など存在しない。
アムコールが経済的苦境を主張することは、説得力に欠ける。
●アムコールは、2025年度(2025年6月30日終了年度)に150億ドルの年間売上高(前年比10%増)を記録し、ベリー・グローバルとの84億ドル規模の合併により、統合後の売上高のランレートは230億ドルに迫っている。
●同社は2025年度に約8億5,000万ドルの現金配当を株主に還元し、四半期配当を増額した。
●またベリー・グローバルとの合併により、2028年度までに年間6億5,000万ドルの税引前シナジー効果を達成することを公約している。
アムコール・フレキシブルズUKが公表した最新の決算報告書によると、英国レベルでの売上高は9,800万ポンドに達している。アムコールに利益が不足しているわけではない。不足しているのは公正な賃金だ。
アムコールは、税金対策で設立地および本拠地をチャンネル諸島のジャージー島に置いている。同地は、法人税回避の一環で世界的に広く認識されている管轄区域である。英国の公的医療サプライチェーンから多額の収益を得ながら、オフショア管轄区域を通じて企業活動を組織している企業が、30人の従業員が生活費の上昇に見合った賃金を求めている状況において、資金難を理由に言い逃れをする立場にはない。
サイモン・ダビンズUNI世界印刷・パッケージング部会議長は、「私はアムコールのクラムリントン工場の労働者と共に立ち上がる。彼らの闘いは、欧州のすべての印刷・パッケージング部門の労働者の闘いだからだ。アムコールは世界で最も収益性の高いパッケージング企業の一つだ。同社は株主に対して年間約8億5000万ドルの配当を支払っており、ベリー・グローバルとの合併を契機に、年間6億5000万ドルのシナジー効果をさらに生み出すという目標を掲げている。こうした状況下で、英国の患者に医薬品を届け続けている労働者に対し、わずか4.1%の賃上げを提示することは、経済的な制約によるものではなく、単なる選択に過ぎない。誤った選択だ。UNI 印刷・パッケージング部会および世界中の加盟組織は、これらの労働者が孤立して闘うことのないよう、支援していく」と力強く語った。
UNI世界印刷・パッケージング部会は、アムコールに対し、前提条件なしに交渉の席に戻り、2024年のワーキントンでの先例に倣い、クラムリントン労働者の実質賃金を守る改善された提案を提示すること、そして同社が公に掲げた建設的な対話の精神を尊重し、その約束を信頼できる書面による提案として具体化することを求める。
クラムリントンの労働者およびUnite the Unionの組合員へ:皆さんは一人ではありません。UNIと世界の労働組合運動は、皆さんに連帯します。