ドイツのアマゾン施設で、ver.diが過半数を獲得

アマゾンの組織化を目指す世界的なキャンペーンが重要な局面を迎えた。ドイツのUNI加盟組織であるver.diが、フランクエンタールにあるアマゾンのFRA7施設で行われた労使協議会選挙で決定的な勝利を収め、新たな委員会の19議席のうち12議席を獲得したのである。

これにより、労働者は明確な過半数を確保し、ドイツにおけるアマゾンの主要物流拠点の一つで労働条件を形作するための強力な権限を手にした。この成果は、国内のアマゾン施設において公正な賃金、安全な労働環境、団体交渉権を確保するため、ver.diが継続的に取り組んできたキャンペーンの一環だ。

今回の結果を受け、クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「FRA7のver.diが示したアマゾン労働者の勇気と粘り強さは、世界中にメッセージを送っている。アマゾン労働者は自らの力を築き上げ、尊重を求めている。この結果は、アマゾンに責任を問う世界的な運動を強化し、すべてのアマゾン労働者のために公正な労働条件を確保することに向け、我々を一歩近づけてくれた」と語り、労働者の決意を称賛した。

10年以上にわたり、ver.diは国内のフルフィルメントセンターでストライキを組織し、労働者を動員して、ドイツの小売業基準に沿った産別協約をアマゾンに認めさせるよう働きかけてきた。アマゾンは一貫して交渉を拒否してきたが、労働者は職場の組織化と労使協議会の選挙を通じて力を築き続けてきた。これらはドイツの共同決定制度の礎となるものである。

FRA7での勝利が特に重要なのは、労働者による明確な過半数が確立されたことで、シフト制度、業績評価、労働安全衛生に関する決定に影響を与える労使協議会の力が強化されたためだ。

このver.diの勝利は、アマゾンに責任を追及する世界的な運動における新たな成果であり、世界で最も強力な企業の一つであっても、持続的な組織化が具体的な成果をもたらし得ることを示している。

労使協議会での過半数を獲得し、労働者代表は以下の事項を主張する上で、より強力な基盤を得たことになる:

  • 労働条件の改善
  • 経営判断の透明性向上
  • 過重な業務負荷や監視に対するより強力な保護
  • 団体交渉基準の確立に向けた継続的な圧力

ver.diのシルケ・ツィマー小売部門執行委員は、 「選挙で勝利したことで、アマゾン労働者はより良い労働条件を求めて闘うという強い決意を示し、アマゾンに対して明確なメッセージを送った。つまり、労使協議会であれ団体交渉であれ、ver.diのような強力な労働組合を味方につけ、対等な立場で意思決定や交渉に参加したいという意思だ」と述べた。