国際女性デー:カナダ郵便労組の女性リーダーからメッセージ

今年の国際女性デーに際し、カナダ郵便労働組合(CUPW-STTP)のジャン・シンプソン委員長にスポットライトを当てる。同氏はカナダで全国規模の労働組合の委員長となった初の黒人女性であり、昨年はUNI世界郵便・ロジスティクス部会議長に4年の任期で選出された。以下のインタビュー記事から、ぜひ同氏の組合運動にかける情熱を感じていただきたい。

UNI世界郵便・ロジスティクス部会議長を務めることになったご感想は?
非常に光栄であると同時に大きな責任を感じています。この職は、急速な技術革新、産業の再編、労働条件への圧力といった多くの共通課題に直面している世界中の郵便・ロジスティクス部会の労働者からの信頼を背負うものです。私にとってこれは、労働者の声が世界的に届くようにし、良質な雇用と公共郵便サービスを守るための強力で連携のとれた戦略を構築し続けるということです。

なぜ国際連帯が重要なのでしょうか?
グローバルな連帯が不可欠なのは、私たちの業界を形作る企業や勢力が国境を越えて活動しているためです。労働者が自国内に孤立したままでは効果的に対応できません。国を超えて労働組合が連携すれば、戦略を共有し、争議で互いを支援し、賃金・労働条件・職場での尊重に関するより強固な基準を設定できます。連帯することによって、ある国での進展が世界中の労働者を支える力となり、使用者が労働者を対立させることを許さないのです。

UNIの一員であることがカナダの郵便労働者にどう役立っているのでしょうか?
UNIの一員となることで、カナダの郵便労働者は同様の課題に直面する世界的な組合ネットワークとつながることができます。この連携を通じて、私たちは郵便サービスの未来に向けた交渉力と提言力を強化するアイデア、研究、組織化戦略を共有しているのです。また、ロジスティクス部門とEコマースの変革に関する世界的な議論にカナダの労働者が参加できるようにし、産業が進化する中でも労働者の権利が中心に位置づけられるようにします。

UNI世界郵便・ロジスティクス部会議長として、この部門におけるあなたの目標は何ですか?
郵便・ロジスティクス部門の労組間の国際的な連携を強化し、業界が変化する中においてもディーセント・ワークを保護し、そしてEコマースと新技術の成長から労働者が確実に恩恵を受けられるようにすることです。公正な賃金、安全な職場環境、安定した雇用を推進すると同時に、持続可能で現代的な公共郵便サービスの擁護も求めていかなければなりません。もう一つの優先事項は、若い労働者を支援し、運動全体における代表性と包摂性を高めることで、次世代労組のリーダーシップを構築することです。

国際女性デーにあたり、志を持つ女性労働組合員の方々へのメッセージをお願いします。
私のメッセージは、あなたの声が重要だということ、女性がリーダーシップをとる時、私たちの運動はもっと力強くなるということです。労働組合はあらゆるレベルで女性の視点、経験、リーダーシップを必要としています。障壁は依然として存在するかもしれませんが、女性が前に進み、互いを支え合い、当然の地位を主張する時こそ、前進することができるのです。国際女性デーに際し、運動に関わるすべての女性に、参加し、声を上げ、リーダーシップをとるよう呼びかけます。労働運動の未来はそれに懸かっているからです。