
世界各地で紛争が続く中、世界中の郵便労働者は、自らの生命、権利、サービスが、重要な職務を遂行する際に保護されることを要求している。2025年9月23日にタイ・バンコクで開催されたUNI世界郵便・ロジスティクス部会大会において、世界中の数百万人の郵便労働者を代表する約150人の労働組合指導者が、危機時の安全に関する決議を採択した。
英国通信労組書記長を務めるデイブ・ウォードUNI世界郵便・ロジスティクス部会議長は、 決議の提案にあたり 「UNIは連帯と協力に基づく組織。我々は声を大にして宣言する。郵便労働者は標的ではない。支援を必要とする仲間を支え続ける」と訴えた。
郵便平和決議文は以下の通り:
危機における郵便サービス:連帯を求める世界的な呼びかけ
郵便は重要な公共サービスであり、表現の自由と情報へのアクセス権と深く結びついている。郵便労働者は手紙、年金、医薬品、支援物資、そして生存に不可欠な人間同士のつながりを届ける。
世界中の戦争や政治危機は、郵便労働者、我々の組合、そして我々の権利を脅かしている。したがって、UNI郵便・ロジスティクス部会は、政府、政党、武装勢力に対し、以下の要求を明確に伝える:
- 郵便労働者の安全:郵便労働者は安全な環境で職務を遂行できなければならない。郵便労働者とそのサービスに対するあらゆる攻撃を非難する。
- 郵便サービス提供の主権:国家と地域は、外部からの干渉を受けずに郵便サービスを運営する主権的権利を有し、すべての人へのアクセスを確保すべきである。
- 郵便サービスを受ける権利:郵便サービスは、特に通信遮断やネットワーク障害時に、情報伝達と受領に不可欠である。戦争や危機時には、人々は家族との連絡、物資や年金の受領、情報へのアクセスを必要とする。
- 危機時の回復力:郵便ネットワークは、危機時の国の回復力にとって極めて重要である。政府は、郵便サービスを援助や情報の提供のみならず、敵対行為終了後の復興における重要な要素と認識すべきである。
- 労働者の権利:郵便労働者は困難な時期においても、自らの利益を守るために労働組合に加入する自由を持たねばならない。労働組合は制限なくその職務を遂行する権利を有すべきである。戒厳令や非常事態を口実とした組合権の停止を試みるいかなる行為も我々は拒否する。
我々は、地域社会をつなぎ、支援を届け、通信という人権を守るために命を懸ける世界中の郵便労働者に連帯する。