
EUが資金を提供するプロジェクト「野心的で公正なフランチャイズのための支援ツール」の一環として、UNI欧州商業部会は2025年9月2~3日に2つのワークショップを開催し、フランチャイズ慣行に関する認識向上と知識強化を図った。
議論は、フランチャイズ小売企業で働く労働者が直面する課題を浮き彫りにした調査結果に基づいて行われた。
このワークショップは協働の場を提供し、参加者はフランチャイズが労働条件に与える影響への理解を深めるだけでなく、業界の公平性を確保するための支援ツールに関する具体的な提案を示すことができた。ワークショップはまた、各国労組が優れた実践例を交換し、ネットワークを強化し、野心的かつ公正なフランチャイズに関する今後の政策提言に直接関与する貴重な機会となった。
明らかになった重要な教訓の一つは、フランチャイズ店と直営店の労働者が同じ制服を着て同じブランドロゴの下で働いているように見えても、フランチャイズ店では賃金・福利厚生・雇用保護が著しく劣る場合が多いという点だ。この権利の断片化は多くの労働者を脆弱な立場に置き、改革の緊急性が浮き彫りとなっている。
だからこそ商業労組は、全ての商業労働者を平等に保護し、フランチャイズ店舗の従業員にもブランド直営店と同等の権利を保証する強力な欧州フランチャイズ規制を求めている。公正で野心的なフランチャイズは単に可能であるだけでなく、業界全体でディーセントワークと平等な待遇を確保する上で必要不可欠なものなのである。