
UNI加盟組織の全米サービス従業員労組(SEIU)が、トランプ政権による移民労働者の不当な拘束に抗議している。SEIU組合員も不当に拘束されいている。
200万人の組合員を擁する同労組は全米で抗議行動を展開し、ルメイサ・オズトゥルク氏の釈放を要求している。同氏はタフツ大学大学院生でSEIU509支部の組合員だ。連邦当局は2025年3月、ボストンでトルコ国籍のオズトゥルク氏を強制的に拘束した。
エイプリル・ヴェレットSEIU会長は声明の中で、オズトゥルク氏について次のように説明している。「…火曜日の夜、ラマダン礼拝に向かう途中、マスクをした連邦移民当局に突然連行されました。罪状もない彼女の逮捕は、中東政策を批判しただけで人々を標的とし黙らせるために移民措置を利用しようとするこの政権の、またしても寒気を覚えるような事例となった。トルコ出身のオズトゥルク氏は有効な学生ビザを所持しており、彼女の弁護士は彼女がどこに連行されたのか、なぜ連行されたのか全く知りません。彼女は最近、パレスチナの人々を支援する学生新聞の論説を共著で執筆していました。」
米国政府はオズトゥルク氏の拉致を正当化する証拠を一切提示していない。ワシントン・ポストは漏洩した国務省メモを報じ、オズトゥルクに不正行為はなかったと指摘し、彼女の逮捕が政治的動機に基づくものとの懸念をさらに強めている。
クリスティ・ホフマンUNI書記長は「米国務長官は、職権を濫用して大学院生の意見表明を封殺しようとしている。これは極めて恐ろしい事態であるのみならず、許しがたい行為だ。ルメイサが安全でないなら、安全な人はどこにもいない」と非難した。
SEIUはまた、2月から拘束されている50年間のグリーンカード保持者でSEIU 925支部組合員のレウェリン・ディクソン氏の釈放を要求している。米国移民・関税執行局(ICE)は、母国フィリピンから帰国したこのワシントン大学職員を逮捕した。
4月1日、SEIUはワシントンD.C.の本部ビルに「言論の自由、労働者の自由」というスローガンを投影した。32BJ を含む複数のSEIU地方支部も、オズトゥルク氏とディクソン氏のICE拘束からの解放を要求する行動に参加した。

マサチューセッツ州知事、ボストン市長、そしてタフツ大学のユダヤ系学生団体と共和党学生団体を含む政治的立場を超えた団体が、オズトゥルク氏の釈放を公に支持している。
4月半ばには、27の米国ユダヤ系団体( UNI世界商業部会議長のスチュアート・アッペルバウムRWDSU会長が議長を務めるユダヤ労働委員会 も含む)が、オズトゥルク氏の釈放を支援する強力な意見書を提出し、次のように述べている。
「21世紀のマサチューセッツ州でオズトゥルク氏が逮捕された事件は、オデッサ、キシニエフ、ワルシャワなど多くの地を故郷として離れた我々の先祖が直面した独裁政権の抑圧的な手法を想起させる。州当局が、多くのユダヤ系アメリカ人を力付けたまさにその基本的人権を侵害するのを目撃することは戦慄を覚える。そしてそれがユダヤ民族の名の下に行われているという事実は、深く憂慮すべきだ」
オズトゥルク氏を法的に支援する基金への寄付はこちらからTake action! Support Rumeysa’s legal fund.