
UNI加盟組織のケニア通信労組(COWU)は、ケニアにおけるテレパフォーマンスとのグローバル枠組み協定の現地実施協定に署名した。これにより、同社がケニアでの事業拡大を続ける中、世界最大級のビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)企業の一つにおいて、労働者が組織化する権利を行使できるようになる。
この現地協定は、UNIが2022年にテレパフォーマンスと締結したグローバル枠組み協定に基づき、労働者の団結権と団体交渉権を強化するためのものだ。この新たな現地協定は、COWUとテレパフォーマンスの間で数ヶ月間にわたる協議を経て成立した。同社は、ケニアにおける事業運営における現場労働者を代表する組織としてCOWUを承認し、テレパフォーマンス従業員がCOWUの代表者と接触する権利を保障することとなった。
ケニアはBPO業界にとってますます戦略的な拠点となっており、多くの多国籍企業が事業拠点を移転しており、政府もBPO業界を経済成長の牽引役として積極的に推進している。
クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「テレパフォーマンスとのグローバル枠組み協定は具体的な成果を生んでおり、この実施協定は重要な一歩だ。これにより、労働者が団結し団体交渉に参加する権利を行使できるようになる。またこの現地協定は、ケニアの成長するBPO業界において、労働組合と使用者の建設的な取組みの先例となる」とコメントした。
COWUとテレパフォーマンス・ケニアの間で締結された実施協定には、以下の主要なコミットメントが含まれる。
- 組合のアクセス:テレパフォーマンスの職場において従業員は、COWUの代表者と中立的な環境で接触し、権利や労働組合への加入について情報を得ることができる。
- 結社の自由:テレパフォーマンスは、労働者が労働組合に自由に参加し、活動する基本的な権利を尊重する。
- 干渉の禁止:同社は、労働組合の組織化活動に中立の立場を保ち、干渉しない。
- 情報共有:テレパフォーマンスは、組織化と代表活動支援のため、労働組合代表者に関連する非機密情報を提供する。
- 継続的な対話:共同実施委員会が定期的に開催され、協定の履行状況を監視し、問題解決を図り、労働組合と会社間の円滑な協力を確保する。
COWUのベンソン・オクワロ氏は、「この協定により、ケニアのテレパフォーマンスの労働者が労働組合に加入する権利を行使できることを大変嬉しく思う。ケニアのテレパフォーマンスで労働者が組織化を進める中で、同社との関係を築いていくことを期待している」と述べた。