連帯プロジェクトの成果:ウガンダのカルフールで初の団体協約を締結

ウガンダのカルフール労働者が、初の団体協約を獲得した。UNIがオランダのFNVの支援を受けて実施した国際連帯プロジェクトの成果であり、アフリカ全土でさらなる組織化キャンペーンを展開する道を切り拓いた。

『架け橋を築き、連帯を育て、団体交渉を強化する』と題されたこのプロジェクトは、2024年1月22~25日にウガンダのエンテベで開催された国際連帯サミットで幕を下ろした。

ウガンダHTS労組のモーゼスR.マウク書記長は、「このプロジェクトのおかげで、カルフール労働者の99%を組織化し、同社と初の団体協約を締結できた。この成果に興奮している」と感謝した。

国際連帯サミットでは、ウガンダのカルフール労働者やオランダのリドル労働者など、オランダとウガンダの労働組合役員や活動家が、それぞれの経験を共有し、発表やワークショップを通じて両国の商業労働者が直面する問題について、議論した。参加者はまた、NOTU(ウガンダ労働組合全国組織)およびHTS労組本部、ジェンダー・労働・社会開発省、カルフール店舗、ウガンダのILO事務所を訪問した。

オランダのFNV組合役員であるファトマ・バグダイチ・カラタス氏は、「このプロジェクトによって、ウガンダのカルフールでは史上初の団体協約が締結され、非常に誇らしい。国際連帯の優良事例だ」と語った。

団体協約は、アフリカ、中東、アジアの17か国でカルフール店舗を展開するカルフール最大のフランチャイジー、マジド・アル・フッタイム社との間で締結された。

キース・ジェイコブズUNIアフリカ地域書記長は、「加盟組織と連携し、今後もアフリカ全土のカルフール労働者のために組合の力を拡大していく」と述べた。

団体協約には、年俸の見直しと手当・労働条件の改善が盛り込まれた。また女性労働者の権利も改善された。サミット参加者の一人で、ウガンダのカルフールで主任職場委員を務めるテディ・ナガワ氏は、「母親の産休はこれまで2か月だったが、今は3か月になった。母親が子と過ごす時間が増えたということ。また、授乳のための部屋も獲得した」と成果を語る。

サミットに加え、プロジェクトの一環として、グローバル枠組み協定とデュー・ディリジェンスに焦点を当てた2つのオンライン研修も開催され、ウガンダ、オランダ、チュニジア、コートジボワール、オマーン、ケニア、フランス、ベルギーを含む各国の労働組合が参加した。

参加者の一人で、オランダFNVのリドル活動家ネットワークのメンバーであるカリン・ステーンベルゲン氏は、「カルフールがUNIとグローバル枠組み協定を締結していたことで、HTS労組は初の団体協約の締結に至った。リドルとグローバル枠組み協定を結ぶことの利点を理解できた。これこそ、私の目指すものだ」と意気込みを語った。

UNIは2022年に、カルフールとのグローバル枠組み協定を更新した。ウガンダにおける団体協約は、カルフールの直接事業における労働組合の権利尊重を確保するだけでなく、35か国以上で展開するカルフールのフランチャイズ事業についても具体的な文言を定めている。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「商業部会大会で、我々は『立ち上がれ!商業労働者』というスローガンを掲げた。このプロジェクトは、我々が国際連帯によっていかに立ち上がることができるかを示すもの。加盟組織であるオランダのFNVとウガンダのHTS労組が、大陸を越えてこの壮大な連帯の架け橋を築いたことを、誇りに思う」と喜んだ。

国際連帯サミットの様子は、ウガンダの夕方のニュース速報で大々的に取り上げられた。