イタリアの小売・観光労組がクリスマス前にスト

2023年12月22日、イタリアのUNI加盟組織であるFilcams-CGIL、Fisascat-CISLおよびUILTuCSの呼びかけで、数百万人の商業・観光業労働者が賃上げと産別協約の更新を求めてストライキを実施し、街頭に繰り出す。

イタリアの商業・観光部門の産別協約は約 500 万人の労働者を対象としている。協約は3年以上更新されておらず、前回の労使交渉は暗礁に乗り上げていた。

労働組合は、インフレ率に見合った賃上げと、職種分類制度の見直しや継続的訓練を受ける従業員の権利強化など、規則枠組みの改訂を求めている。

しかし、使用者団体は労働組合の公正な要求を繰り返し拒否し、代わりに、14か月給与、有給休暇、年功序列昇給、通告期間など、労働者がこれまで勝ち取ってきた権利を削減する、容認しがたい提案を出しているのだ。使用者側はまた、柔軟に有期契約を利用することで、雇用のさらなる不安定化を進めようとしている。

これに対し、イタリアのUNI加盟組織はストを呼びかけ、労働者はローマ、ミラノ、ナポリ、カリアリ、パレルモでも抗議に参加する。UNI、IUF、アルゼンチンFAECYの国際代表団もミラノでの集会に加わり、イタリアの組合と労働者を支援する予定だ。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「世界の労働運動は、産別協約の更新を求める公正な闘いにおいて、Filcams-CGIL、Fisascat-CISLそしてUILTuCSとともに立ち上がる」と連帯を表明し、「使用者は500万人の労働者と組合の声に耳を傾けなければならない。金曜日の行動で、労働者の声が届くことを確信している。この部門の労働者は公正な協約を得る資格があり、我々は勝利するまで労働者を支援し、共に闘い続ける」と述べた。