
11年ぶりの日本開催となった標記会議が、2023年5月8~9日に開催された。UAゼンセンと自動車総連がホストを務め、オーストラリア、マレーシア等から各国委員が出席し、UNI本部からは、UNI世界商業部会議長、同部会担当局長及び事務局等含め、約30名が出席した。
永島智子UNI Apro商業部会副議長(UAゼンセン)、ラジェンドラ・アチャリャUNI Apro地域書記長による歓迎挨拶、ジェラルド・ドワイヤーUNI Apro商業部会議長(豪・SDA)による開会挨拶に続き、最初のセッションでは、スチュアート・アッペルバウムUNI世界商業部会議長(米国・RWDSU)が「立ち上がれ、商業労働者」、マタイアス・ボルトン同担当局長が「商業労働者のグローバルな展望」と題して報告を行った。
商業部門における暴力防止の取組み」をテーマにしたセッションでは、日本からは波岸孝典UAゼンセン事務局長が、日本のカスタマーハラスメントに対する取組みを報告した。
また、「青年と機会均等活動」についてのセッションでは、寺嶋雪乃UAゼンセン多様性協働局副部長が、更年期障害や生理休暇といった女性の健康に対する支援、村上瑞紀自動車総連国際局部長が、ワークライフバランスや多様性推進に向けた取組み等を報告した。海外の参加者からも多くの質問が寄せられ、関心の高さが示された。「エッセンシャルワーカーの正義ために、共に立ち上がろう」のテーマでは、永島副議長が、流通部門におけるコロナ禍での取組みや賃金闘争について報告した。
午後にはUAゼンセン本部を見学し、各部門の業務や春闘の進め方について説明を受けた後、自動車総連に移動し、同幹部との意見交換会を行った。

2日目には、郷野晶子ITUC会長より「国際労働運動が直面している状況と国際連帯」をテーマに基調講演をいただき、民主主義や人権、労働安全衛生などの課題について討議した。

並木泰宗UNI Apro商業部会副議長(自動車総連)の閉会挨拶で委員会を終了後、海外参加者は午後からイオン本社及びイオンモール幕張新都心店を表敬し、同社労使と意見交換会を行うなど充実した2日間となった。