トルコのロイター労働者がストライキ準備

2023年4月26日にトルコのロイター通信の労働者が、同社がトルコにおけるインフレ高騰に対応した賃上げを行わなければ、5月10日にストライキを実施すると発表した。

トルコにおける3月の公式インフレ率は50.51%、独立調査機関によると112.51%を記録しているにもかかわらず、幾度ものも交渉を経て、経営陣は25%以上の賃上げを拒否している。

ロイター通信の労働者を代表するトルコのUNI加盟組織TGSは、声明の中で次のように述べている。「今日、我々はストライキの決定だけでなく、ストを実施する決意をも宣言する。もし組合員が相応の割合で賃上げを受けられず、またロイター経営陣から問題解決に向けた前向きな措置が見られない場合、我々は5月10日にストライキ行動を開始することを公に発表する。(中略)我々は相応の措置を得るまで決して譲らない」

UNIメディア部会の一団が、トルコ・イスタンブールでロイター労働者に加わり、組合は必要であればストライキを行う旨を宣言した。

:
ヨハネス・ストゥディンガーUNI世界メディア部会担当局長は、UNIを代表してTGSに宛てた連帯書簡の中で、ロイター経営陣が誠実に交渉せず、インフレの現状と事態の緊急性に対応した提案を打ち出さないことを非難した。また、「声を上げるために残された唯一の選択肢がストライキしかない。そこまで状況が差し迫っていることを理解し、TGSの仲間の抗議、ストライキ、正当な賃金と尊厳ある労働条件を要求する権利を、全面的に支持する」と連帯の意を表し、「我々はロイターに対し、最後には誠実に団体交渉に臨み、労働者に経済的持続可能性をもたらす提案を行うよう、求める。我々は、ロイターが提案について再検討し、公平でトルコの経済状況を反映した賃上げを提示することを強く求める」と述べた。

他にもTGSは、トルコのAFP通信経営陣が経済危機と実質インフレ率を考慮した合理的な解決策を提案しない限り、同国のAFP通信労働者は、世界報道自由デーの5月3日にストライキを行うと発表している。