
アルゼンチンの放送労組SATSAIDは、国内の無料TV放送チャンネルや独立系テレビ制作会社で働く組合員に対し、38%の賃上げと537米ドルの一時金支給を獲得した。
全国に生中継されたテレビシリーズ「ビッグブラザー」の撮影現場でのデモを含む、一連の動員やストライキを経て実現したものだ。
SATSAIDは、2023年3月3日に労働省にて、アルゼンチン独立テレビ制作者協議会(CAPIT)およびアルゼンチン・テレラジオ放送協会(ATA)との間で、新たな賃金協定に調印した。賃上げは2023年1月から遡及適用され、4段階で6月まで適用される予定だ。組合は、争議に関連して組合のストに参加した労働者から賃金を差し引かないことも、使用者に約束させた。
オラシオ・アレセコルSATSAID事務局長は、「今回の協定は、争議が始まった当初から闘争のすべての行動に参加してきた労働者の確固たる取組みと積極的な支援の成果だ」と述べ、「我々はついに、労働者にとって公正な賃上げに到達することができた」と喜んだ。
マルシオ・モンザネUNI米州地域書記長は、「SATSAIDは、組合員を動員して勝利を勝ち取る力を見せてくれた。公正な賃上げのための今回の協定は、組合に入って一丸となって取組めば、労働者がインフレの代償を支払う必要がないのだということを、世界中の労働者に示している」と成果を祝福した。