KB金融グループ労組、従業員持株会に参加し、コーポレートガバナンスの改善に向け動員

KB国民銀行のコーポレートガバナンスを強化し、不採算の海外投資による損失を改善するため、UNI加盟組織である韓国金融産業労組(KFIU)傘下のKB国民銀行労組は、2023年3月24日に開催される韓国最大の金融グループの株主総会で株主権を行使する。

同組合は、最近提出した株主提案により、同行の取締役会に対し、経験豊富な銀行家を独立した社外取締役に選任するよう求めている。組合はまた、グループの定款を改正し、政府または行政機関の上級職員が「退任」後、直ちに金融グループの上級幹部のポストに就くことを制限するよう、求めている。組合は、会社に対して韓国の「公務員倫理法」の適用を望んでおり、提案では、グループ内の取締役レベルへの任命を検討するには、少なくとも3年間の空白期間を設けることを求めている。

KB金融グループ労組は、2万人の従業員と管理職を代表する従業員持株会(ESOP)会員を代表し、グループの海外投資による継続的な損失に深刻な懸念を抱いていると表明した。

特に、2兆ウォンを投資したインドネシア・ブコピン銀行では、現在までに7000億ウォンの損失を計上し、黒字化の兆しはない。こうした理由から組合は、リム・キョンジョン氏を取締役に任命することを提案した。同氏は、韓国輸出入銀行に33年間勤務し、そのうち6年以上、インドネシアのマンディリ銀行でCEOを務めた経歴を持つ。

リュ・ジェガンKB銀行労組会長は、「我々が正当な株主として提案を出していることについて、国民の理解と支持を求めたい。2017年にルールが改正され、株主が社外候補者を提案できるようになってから、今回で6回目の挑戦だ。しかし、株主が提案した有能な人材を取締役会が承認し選任した例は、いまだかつてない。だが、KB金融グループの海外事業部門の課題を是正し、株主と金融消費者のために機能する会社にすべく、決して諦めることはない」と決意を語った。

また、パク・ホンベKFIU委員長は、「今回、経営陣が我々の提案を受け入れても、社外取締役の中立性・独立性は維持される。ESOP株主権が資本市場における株価や価値評価にマイナスの影響を与える懸念はない」と付け加えた。