南アSASBO、金融機関オールド・ミューチュアルと協定を締結

長期にわたる闘争の末、南アフリカのUNI加盟組織SASBOが、保険大手オールド・ミューチュアルと協定を締結し、SASBO組合員が交渉のテーブルに直接立つことになった。協定は、SASBO組合員であるオールド・ミューチュアル社の3793人の労働者を対象とし、協約期間は今後5年間である。

2017年に組合に限定的な権利を与える協定が締結されたものの、同社におけるすべての団体交渉からSASBOは排除されていた。

今回、中央協議会や事業別協議会に参加する上で必要な組合員数に達したことで、この新協定によって、ついにオールド・ミューチュアルのSASBO組合員は、会社で労働条件を交渉するための集団的発言権を持つことができるということだ。

ジョー・コケラSASBO書記長は、「長い間待ち望まれていた。ようやく交渉のテーブルにつくことができ、オールド・ミューチュアルの組合員のディーセントな労働条件を求めて闘うことができるようになり、感激している」と喜んだ。

この新しい承認協定により、SASBOはオールド・ミューチュアルで働くSASBO組合員の権利を効果的に保護し、利益を代表し、団体交渉を開始することができるようになった。

しかし、団体交渉に必要となる組織率25%の基準に達するまで、賃上げ交渉からは除外されたままだ。

キース・ジェイコブスUNIアフリカ地域書記は「これは非常に大きなブレイクスルーだ。交渉の席につけるということは、SASBOが南アフリカの何千人もの労働者のために、ディーセントワークと職場の尊厳を求めて効果的に闘えるということだ」と述べ、「UNIアフリカは、オールド・ミューチュアルの労働者が承認され、当然の権利と利益を得られるようにするためのSASBOの闘いを全面的に支持する」と後押しした。

オールド・ミューチュアルは、南アフリカ・ケープタウンに本社を置く投資・預貯金・保険を扱う総合金融機関であり、アフリカ・アジアの14か国で事業を展開し、3万人以上の従業員を擁している。