UNI欧州ユース、組合の組織化と強化に向けて立ち上がる

欧州全域から12か国を代表する40人以上の青年活動家が、5月にUNI欧州ユース・サマースクールに参加した。

ユース・サマースクールは、若い活動家がキャンペーンの成功例や組合の結成方法、多国籍企業における団体交渉の強化、国際的連帯の強化について、仲間から学ぶ絶好の機会となっている。

参加者は、アイルランドのスーパーマーケットであるダンズストアでのキャンペーンなど、若い労働組合指導者が主導して成功した組織化の取組みについて話を聞いた。ダンズストアでは、2年近くにおよぶキャンペーンを経て、約1万人の労働者が、COVID-19割増賃金の一環として10%の賃上げを獲得した。

このキャンペーンが示したのは、若者が直面する多くの課題の解決策は、極めて明確に組織化であるという点だ。労働組合に加入し、交渉、コミュニケーション、キャンペーンのスキルを磨くことは、若者が職場で公正な協約を得られるようにする上で最も強力な手段である。

多くの若年労働者の状況を悪化させたパンデミックから我々が抜け出そうとする中、今回のダイナミックなトレーニングでは、若い労働組合員が、自らの直面する課題を克服するための解決策を見つけ、スキルを強化するために行動した。

また参加者は、若年労働者を労働組合の活動に駆り立てるインスピレーションを与えるような動画コンテンツ(Tik Tok等のプラットフォーム用に)の作成を通じて、ソーシャルメディアのスキルも磨いた。

マルタ・オチョアUNI世界青年委員会担当局長は、「このサマースクールの強みは、若い労働組合員が互いから学び、そこで得た交渉やコミュニケーション、組織化のスキルを持ち帰って自国のキャンペーンに応用できること」であると述べ、「UNI欧州ユース・サマースクールのような、ピアツーピアのトレーニングが若者に与えるプラスの影響を直接見てきたが、インパクトのある組織化キャンペーンや強力な労働組合、国際的な連帯を構築するために必要なツールが、若者に提供されている」と、その意義を強調した。