LGBTI+の労働者とともに、UNIはあらゆる人々の平等を求めて闘う

5月17日の国際反ホモフォビア・トランスフォビア、バイフォビアの日(IDAHOBIT)にあたり、UNIは、活動家、市民社会、世界の労働運動とともに差別と不平等に反対し、世界中のLGBTI+の労働者に連帯して立ち上がった。

ベロニカ・フェルナンデス・メンデスUNI機会均等局長は、「世界中の労働組合は、LGBTI+に対する偏見や差別との闘いにおいて、重要な役割を担っている」と述べ、「組合にはLGBTI+の権利を求めて取組んできた長い歴史があるが、すべての労働者が職場における恐怖、ハラスメント、偏見から解放されるよう、今後も最大限の取組みを続けていく」と決意を新たにした。

LGBTI+の労働者は、不安定な雇用形態で社会から取り残されていることが多く、ハラスメントや暴力の対象となっている。多くの当事者は、攻撃やハラスメント、解雇を恐れて、自分自身についてオープンに語ることさえできないでいる。

だが、今年初めに実施されたUNIの調査で、LGBTI+に対する差別と闘い、より包摂的な職場を確保する上で、組合が極めて重要であることが明らかになった。調査では1,300人以上が、LGBTI+に対する差別との闘いにおいて、強力な組合と、LGBTI+の権利を明記した条項を団体協約に盛り込むことの重要性を強調している。

今年のIDAHOBITのテーマ『私たちの体、私たちの生活、私たちの権利』は、誰もが自分自身の身体と生活について自己決定する権利を持たねばならないということを確認するものだ。そして、それこそまさに、労働者が組合として団結し、自らに影響を及ぼす問題を改善するために集団で組織化するときに実践していることである。

世界中の何百万人ものLGBTI+の人々は、職場や地域社会、家庭において、日常的に偏見や差別、暴力に苦しみ続けている。COVID-19パンデミックの出口が見え始めているが、社会的排除と暴力が不平等を深め、世界中の何百万人ものLGBTI+の人々の暮らしを悪化させていることが明らかになっている。

LGBTI+の労働者に対する差別が増加する中、労働組合はすべての人のために安全で健康的な職場を構築するために立ち上がることができるのであり、またそうしなければならない。世界中の労働組合が、暴力とハラスメントに関するILO第190号条約の批准と実施に向けて、取組みを続けている。この条約は、 LGBTI+の労働者を職場で保護する上で画期的なゲームチェンジャーとなりうるものだ。