
トルコのBBC労働者が、2週間のストライキを経て、32%の賃上げと諸手当を獲得した。
UNI加盟組織のトルコジャーナリスト労組(TGS)に加入するトルコBBCの労働者は、氷点下の気温をものともせぬ勇敢さで、ストライキ期間中にイスタンブールのBBC放送局本部にピケットを張った。
組合はBBCと1年間の団体協約を結び、32%の年俸引き上げ(会社側からの前回の提示額は10%であった)に加え、家族の民間健康保険への加入、昼食券、眼鏡やコンタクトレンズの購入費用などを獲得した。
今回、トルコのBBC労働者は初のストライキ決行となったが、その原因は、英国放送協会BBCが、トルコのインフレによるコスト高騰にもかかわらず、従業員への合理的賃上げを拒否したことにある。
TGSは声明の中で、「BBCイスタンブール放送局の従業員の成功は、出発点に過ぎない。ストライキによって得られたモチベーションと士気は、社会保障の欠如、低賃金、劣悪な労働条件を経験しているメディア部門の仲間たちが、組合の下で団結して闘うことを後押しするだろう」と述べた。また同労組は、UNIおよびUNI加盟組織の英国BECTU、国際ジャーナリスト連盟、欧州ジャーナリスト連盟、英国ジャーナリスト労組、トルコ労働組合連盟の連帯およびストライキ前からの揺るぎない支援に感謝した。
ゴカン・ドゥルムシュTGS委員長は、「今回のストライキが示すのは、勝利のためには国際連帯と支援が不可欠であるということだ。仲間である英国BECTUとUNIは、あらゆる段階でTGSを全面的に支持してくれた。UNIの加盟組織であることを嬉しく思う」と述べた。労働運動全体、そして世界中のBBC従業員が、 BBCで働くTGS組合員に連帯と支援のメッセージを送った。
ヨハネス・ストゥディンガーUNI世界メディア部会担当局長は、「この重要な勝利を達成するべく、一歩も引かずに踏ん張ったTGSおよびBBC労働者に祝意を表したい。トルコのBBC労働者は、同国のインフレ率の高騰により賃金が急落し、生計を立てるのに苦労してきた。公正な補償を受け、世界中の他のBBC職員と比較しても公正に扱われるのは、至極当然のことだ」と述べた。