「アジア太平洋地域における包摂的復興を可能にする持続可能な金融」をテーマに第6回UNI Apro金融部会大会(1日目)を開催

2021年11月22日(月)-23日(火・祝)日本時間15:00-18:00、第6回UNI Apro金融部会大会・同運営委員会が、初めてオンライン開催された。アジア太平洋地域21の国と地域から41組織、121名が出席した。
大会に先立ち、第23回UNI Apro金融部会運営委員会が行われ、大会議事、次期役員候補等の確認が行われた。開会にあたり、クリスティ・ホフマンUNI 書記長、リタ・ベルロファUNI 世界金融部会議長、ラジェンドラ・アチャリャUNI Apro 地域書記長、アンジェロ・デクリストUNI世界金融部会担当局長が連帯挨拶を行い、パンデミックの中でエッセンシャルワーカーとして働いてきた金融労働者に敬意を表し、UNI金融部会が、ICTS部会と共に策定したリモートワークの主要原則を団体交渉の中に取り入れることが重要である。UNIは、フィンテック、オルタナティブファイナンス等、新しい金融産業が勃興する中、組織化に取組み、新しい労働の世界に対応していく。ミャンマーにおける人権侵害に対して金融部会の果たすべき役割は大きい。多国籍企業の組織化と共に安全に経済活動を再開するためにニューディールを実現し、団体交渉を強化していく旨述べた。

境田道正UNI Apro 金融部会議長は、コロナ禍という、未曽有の状況の中、各加盟組織が幾多の困難を乗り越えながら、鋭意活動に取組まれていることに心より敬意を表する。今次大会は「アジア太平洋地域における包摂的復興を可能にする持続可能な金融」をテーマに開催する。ポスト・コロナの時代に向けて、包摂的復興を果たしていくには、「デジタル化」と「グリーン」が大きなキーワードになる。環境が加速度的に変化する中、アジア太平洋地域の金融産業の未来について、議論したい。今次大会から、台湾金融労連(TFFU、台湾)及びバンク・イスラミ・エグゼクティブ・ユニオン(KESETIA、マレーシア)の2組織を新たに迎えることができたのは幸い。今後も組織化推進とパートナーシップ労使関係の進化を祈念する旨述べた。

ジャヤスリ・プリヤラルUNI Apro金融部会担当部長の活動報告の後、デクリス局長が基調講演を行い、金融産業は、今後デジタル化の進行により今後失業者が増えることが予測される。労働者を守るため、組合の強化が重要である。20年後の金融産業はどうなるか。フィンテックは銀行にとって代わるのか。若手リーダーと議論する機会を設ける旨述べた。

ネオバンク、フィンテック及びオルタナティブファイナンスのセッションにおいて、川岸正徳代議員(全国農団労、日本)は、シンガポールDBS銀行のデジタル化に関する講演会を実施した旨報告し、今後組合としてデジタル化の進行に対応するためにも、先んじて雇用の確保や労働者の教育研修等に関し、労使で協議を行い取組んでいく旨述べた。