UNIは南アフリカのMassmart労働者のために連帯する

UNIは、米ウォルマート子会社である南アフリカ・マスマート社の労働者のために世界的な連帯キャンペーンを立ち上げ、人員削減、労働時間の短縮、労働者の権利の弱体化を止めるよう求めている。UNI世界商業部会とUNIアフリカは、世界中の労働組合、労働者や人権活動家に、連帯バナーと一緒に写真を撮り、ハッシュタグ「#StopMassCuts」を付けSNSに投稿するよう呼びかけた。

マスマート社は、100人以上の人員削減、労働時間の短縮(月195時間から120時間)、異動、配置転換等を含むリストラ計画を一方的に行い、48,000人の従業員の一部に影響を与えている。同社の労働者を代表するUNI加盟組織のSACCAWUは、リストラの中止と組合との交渉を繰り返し求めたが、会社側はリストラを続行し、一方的に労働条件を変更した。SACCAWUの呼びかけにより、同社の労働者は、南アフリカ全土で毎週金曜日にストライキ、抗議行動、デモなどの行動を起こしている。しかし経営陣は、抗議する労働者を威圧し、集団行動に参加した労働者がCOVID-19安全規則に違反した疑いがあるとして、自己隔離のため無給で休むよう指示している。

キース・ジェイコブスUNIアフリカ地域書記長は、「これはCOVID-19安全対策を装った違法行為であり、言語道断で受け入れがたいものだ。マスマート社は、SACCAWUの要求を受諾するどころか、労働者が苦労して獲得した権利を攻撃し続けている。我々は、SACCAWU及びマスマート労働者と連帯する。」と述べた。

マティアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「マスマートの労働者は、COVID-19パンデミックの中、人々が食料や衛生用品などの重要な物資を入手できるよう最前線で貢献してきた。彼らは感謝され、より良い条件と適正な賃金を得るべきである。ウォルマート社は、人員と権利の削減をやめ、SACCAWUと交渉しなければならない。」と述べた。米国の小売大手ウォルマートは、2011年に南アフリカ最大の小売企業の一つであるマスマート社の株式の過半数を取得した。マスマート社は、サハラ以南のアフリカ13ヶ国・423店舗を展開している。