韓国イケア労働組合が初の団体協約を締結

韓国イケアの労働者は、過去11ヶ月間に、40回の交渉、140日間の争議行動、4日間のストライキを経て、イケアとの初の団体協約を締結し、労働条件、権利、賃金の改善を勝ち取った。

韓国イケア労組は、2020年2月に結成され、パンデミック中にもかかわらず組織化キャンペーンを成功させ、すぐに組合として承認を獲得した。

組合の闘争の結果、安定した労働時間、食事手当、病気休暇、組合費の支払い、休憩時間の要求、年次有給休暇、組合活動などに関する118の条項を含む協約が成立した。

チュン・ミンジョン韓国イケア労組委員長は「今日、イケアが2021年を『持続可能性の年』であると宣言したというニュースを耳にした。これは、会社が労働者を尊重し、仕事の価値を認め、労使の相互協力のために努力するということを意味する。」と述べた。

韓国イケアの労働者にとって、最も深刻な問題は、労働時間の短さと労働時間が保証されていないことだった。不規則なスケジュールと、刻々と変わるシフトのため、労働者は別の仕事を探すことができなかった。このような状況下では、労働者がワーク・ライフバランスを確立することは困難だった。

団体協約の定めにより、最低労働時間が設けられ、休憩時間が保証された。また、睡眠不足や過労を防ぐために、2つのシフトの間には12時間の休息をとることが基準として定められた。また、新たに設けられた有給の病気休暇の規定により、労働者は経済的安定と健康維持の選択を迫られる必要がなくなった。

チュン委員長は「今回の協約締結は、韓国イケア労組にとって、会社における結社の自由を確保する上で大きな弾みとなる。韓国のイケア労働者は、脅威や脅迫を受けることなく、労働組合権を享受できるようになるだろう。」と述べた。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「この画期的な団体協約を歓迎したい。今回の勝利が示しているのは、国際的な連帯を伴った献身的な組織化活動が発揮する力だ。我々はイケア・グローバル労組アライアンスにおける、韓国イケア労組との更なる連携を楽しみにしている」と祝福した。

ラジェンドラ・アチャリャUNI Apro地域書記長は、「韓国イケア労働者の勝利が、数多の勝利の第一歩となることを期待したい。さらに多くの多国籍企業で多くの団体協約を締結すべく、今後も韓国の組合と連携していきたい。」と力を込めた。