UNI、LGBTI+労働者に対する差別と闘うネットワークを新設

UNIは12月14日、LGBTI+の労働者に対する偏見と闘い、職場で声をあげるための新たなネットワークを立ち上げるオンライン会議を行った。LGBTI+の労働者は職場で不寛容さや不公平に直面することが多く、UNIは差別に直面する労働者を断固として支援し保護していくつもりだ。

ネットワーク会議にはUNIの全ての地域及び様々な部会から代表やスピーカーが参加した。

このネットワークは、職場におけるLGBTI+の権利を保護・促進するための優良事例を共有し、団体交渉戦略を支援し、職場での差別を根絶するための条文をグローバル協定に盛り込むよう、各部会と連携していく。

「UNIはLGBTI+労働者の完全な市民権と人権を求めて闘いを続ける決意だ」と、アルケ・ベシガーUNI副書記長は語った。「世界中に、性的指向やジェンダー・アイデンティティに基づく偏見に直面する人々がおり、それが平和な世界への障害となっている。いまだ70を超える国々で、LGBTI+の人々は、LGBTI+であるという理由だけで犯罪者にされている。LGBTI+の権利を推進する上で果たした我々の役割を誇りに思うが、組合にはまだやるべきことが多い。真の社会的・経済的正義を促進するため、LGBTI+に必要な変化と前進に向けて闘わなければならない。」

ベロニカ・フェルナンデス・メンデスUNI機会均等局長は、「加盟組織と協力し、LGBTI+コミュニティの人々に対する差別と闘うためのアクションを強化していく」と述べた。「LGBTI+労働者に対するあらゆる形態の暴力や不寛容さを根絶するために尽力してきたが、もっと多くの取組みができる。そのために、このネットワークを立ち上げた。この新たなUNI LGBTI+ネットワークへの積極的な参加を、全てのUNI加盟組織に呼びかける。組合として、職場における不平等や偏見をなくすため、共に立ち向かおう。強力な団体協約を交渉し、LGBTI+労働者を組織化することで、収入格差やハラスメント、不当な扱いをなくすために闘おう」と呼びかけた。

参加者からは、ILO第190号条約を活用する重要性が提起された。

第5回UNI世界大会(2018年、英国・リバプール)において、LGBTI+に関する決議が採択されて以来、UNIは他のGUFと提携し、LGBTI+労働者に対する差別や暴力と闘うためのネットワークを構築してきた。 UNI機会均等局は、LGBTI+に関する手引きを作成し、LGBTI+労働者への暴力に反対するキャンペーンを行い、パンデミック中にLGBTI+労働者を保護するための一連の勧告をまとめ発表した。