UNI、ITUCと共に、アマゾン気候活動家に連帯表明

アマゾン労働者は、気候への影響に対する会社の説明責任を明らかにさせようとしている。しかしアマゾンの経営陣は、労働者の懸念に真剣に応えず、彼らの雇用を脅迫することで労働者の声を抑えつけようとしている。UNIはITUCと協力し、気候の正義を求めるアマゾン従業員に連帯を表し、このEコマース大手企業に労働者への嫌がらせを止めるよう要求している。両組織の書記長名で以下の通り、支援の書簡を送付した。

ベゾス殿、

2億人を超える労働者を代表する国際労働組織を代表し、気候の正義を提唱する御社の従業員に対するアマゾン経営陣の嫌がらせに困惑しております。

労働組合の指導者として、集団として改革を求めるという労働者の権利は、職場内外における民主主義にとって不可欠なものであると認識しております。国際組織の指導者として、今まさに気候変動の脅威に勝る課題はないとも認識しております。

アマゾン労働者の組織化の取組みに応え、御社がこの気候危機に対処するための更なるステップを発表したことを嬉しく思いますが、御社の気候変動対策に関する誓約は十分であるとはいえません。

労働者の権利は人権であり、気候正義は我々全員にとって喫緊の課題です。倉庫であれ、配送トラックであれ、事務所であれ、御社を責任ある会社にしたいと願う何万人ものアマゾン労働者を支援することを誇りに思います。つきましては、アマゾン経営陣が労働者の批判を真摯に受け止め、脅迫や嫌がらせによって彼らの意見を封印しようという試みを止めるよう要求します。

UNI書記長 クリスティ・ホフマン

ITUC書記長 シャラン・バロウ