欧州メディア産業における技術革新と労働者のスキルアップ

メディアロードは、欧州放送連合(EBU)が調整する2年間のプロジェクトである。このほど、メディア産業における技術革新とメディア専門職のスキルに及ぼす影響について、一連のポッドキャストを発信した。UNI欧州メディア部会(EURO-MEI)は、2017年に始められ2019年末まで実施されるメディアロード・プロジェクトのパートナーになっている。ウィリアム・モニエールEURO-MEI議長は、メディアロードが発信した最近のポッドキャストに参加し、メディア産業の技術革新が専門職の仕事、スキル、採用、訓練にどのような意味を持つかを語った。

メディアロードは、公共メディア、商業放送(ラジオ、テレビ)、労働組合、研究所、イノベーションセンター、独立プロデューサー、中小企業等、多様なメディア産業の関係者を巻き込んだ、イノベーションのエコシステム構築によって、欧州メディア産業における技術革新を支えていくことを目的としている。

プロジェクトの主な課題の1つは、欧州メディア組織、研究者、文化創造産業、テクノロジー専門家、起業家等が力を合わせ、共に将来ビジョンを創造するための、多様なネットワークの構築である。

更に、メディアのイノベーションと研究のための将来の枠組みや、視聴覚及びラジオを中心とした欧州メディア部門の長期的政策ビジョンの策定といった、主要なEU政策に盛り込むため、欧州委員会に定期的に提案を行うことも目的としている。

ポッドキャストのインタビューで、ウィリアム・モニエールEURO-MEI議長は、フランスのメディア部門で結ばれた団体協約に触れ、労使が共同で出資し、フリーランスも含めたメディア専門職を対象とする訓練計画の成功に期待を寄せた。