UNI書記長、G20サミットで日本の新首相と会談

フィリップ・ジェニングスUNI書記長は、国際労組代表団の一員として首脳らと会見し、世界的不況に終止符を打つためには、雇用創出、金融規制改革に加え、働く人々を中心とした計画など、重点的取組みを継続するよう要求した。世界の経済大国指導者との一連の会談の中で、ジェニングス書記長は高木剛連合会長らと共に、新たに就任した日本の鳩山由紀夫総理大臣に挨拶する機会を得た。
ジェニングス書記長は鳩山首相に就任の祝辞を述べ、2010年11月に長崎で開催されるUNI世界大会開会式での挨拶を正式に依頼した。
「鳩山政権樹立は日本の政治におけるブレイクスルーであると同時に、世界にとっても重要な出来事。“ブレイキングスルー”はUNI世界大会のテーマでもある」、「世界中のUNIメンバーは、新政権の日本やアジア、国際経済及び社会開発への取組みに非常に関心を寄せている」とジェニングス書記長は述べた。
UNI世界大会には、世界250カ国から2000人の組合員が平和都市、長崎に結集する。
「世界が平和に向けた新たな時代に踏み出そうとしている」とジェニングス書記長は述べた。「先週、バラク・オバマ米大統領が議長を務めた国連安全保障理事会は、核兵器のない世界をつくる決意を表明する決議を採択した。国際労働運動の仲間は、長崎が最後の被爆地となければならないと信じている。」
ジェニングス書記長はまた、G20サミットが経済危機問題に焦点を当てる中、日本の首相が米大統領の提唱する核兵器のない世界づくりを支持したことは重要だったと述べた。鳩山首相は、UNIが長崎を世界大会開催地としたことは先見性ある選択だと称えた。
首相はまた、世界は未だ経済危機から脱していないが、雇用対策、より環境にやさしい国際経済の実現、国際開発の新たな憲章を支援していきたいと強調した。
この会談は、国際労働運動のリーダーがG20に合わせて行う「シャトル外交」の一環であった。
ジェニングス書記長は他の労組リーダーらと小グループに分かれ、先週、ピッツバーグで世界各国首脳と会談した。木曜の晩、労組リーダーは一時間のうちに、鳩山日本国首相、オバマ米大統領、メルケル独首相をはじめとする6カ国首脳と次々に会談し、G20に出席した国家元首のうち計12名と会うことができた。
短期間に集中して行われたロビー活動の目的は、世界のリーダーに、雇用拡大策の継続がいかに重要であるかというメッセージを届けることだった。
国際労働組合総連合(ITUC)は、組合が協力して世界各国のリーダーにロビー活動を行うために会議を企画し、米労組ナショナルセンターAFL-CIOが労組リーダーをピッツバーグに受け入れた。


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