UNI欧州金融部会、金融危機への対応

UNI欧州は、EBF(欧州銀行連盟)、BCESA(Banking Committee for European Social Affairs)、ESBG(欧州貯蓄銀行グループ)とのハイレベル会合を行ない、金融危機の影響と今後について意見交換を行なった。
銀行業界の広範囲にわたる問題の解決や、今後の活動について意見、情報交換するために、これらの団体が一同に会すのは、史上初のことである。
「現在の難問に共に取り組むことは、非常に重要だ。銀行労使は、同じ懸案事項を抱えており、双方ともいかに危機を乗り越え、金融部門を将来的に安定させるかに、関心をもっている」アラン・バンクUNI金融部会議長は、このように述べた。
1月28日にブリュッセルで行なわれた会議では、UNIヨーロッパ金融部会と3つの使用者団体が、金融危機の進展を監視するとともに、今後も建設的な対話を継続することを表明した。また、金融部門の雇用動向に関する情報を収集し共有していくことで合意した。
「金融危機に立ち向かうにあたり、企業は労働者によって運営されているということを無視してはならない。彼らは内部の人間であり、銀行の顔である」とオリバー・レティクUNI金融部会担当局長は言う。金融機関の信頼を回復させ、銀行を長期的に安定させるためには、すべての労働慣行を見直さなければならない。これは、労働者、使用者、双方にとって共通の課題である。
我々は、金融システムの改革に直面している。労働者は、規制の影響と効果を見極めるにあたって、職場からの視点を補足的に示すことが可能である。これまで何が間違っていて、将来、同様の危機を回避するために何をすべきか、包括的に見極めるためにも、職場からの視点は不可欠である。

UNI欧州金融部会は、38カ国150万人を組織する100以上の欧州の銀行・保険産業の労働組合で構成されている。
(UNI金融部会担当局長 オリバー・レティク)


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