賃金交渉が膠着状態のハンガリーのイケア労働者、ストライキに突入

ハンガリーのイケア労働者が、使用者側との数回にわたる交渉が合意に至らなかったことを受け、2026年7月9日にストライキに突入した。同社がハンガリーでストライキを行うのは36年ぶりのことである。

交渉を通じて、UNI加盟組織KASZ が組織する労働者は、軽視され、先延ばしにされ、はぐらかされるだけの対応しか受けず、実質的な進展はなかったと述べている。労働者の忍耐は限界に達しており、多くの従業員は、経営側が自分たちの懸念を理解していないか、あるいは理解しようともしないと感じている。

労働者の要求は明確である:

  • ブルーカラー従業員に対する基本給の6%引き上げ
  • 年次賃金交渉の実施
  • 従業員代表と共同で策定した新たな報酬・福利厚生パッケージの導入
  • EUの賃金透明性指令に沿った給与帯の見直し
  • 団体協約締結に向けた準備

ハンガリーの労働法に基づき、ストライキ委員会は、ストライキ実施に先立ち、使用者側代表と正式な交渉を行った。7月10日以降、ストライキ委員会は、制限なく、いつでもさらなるストライキ行動を発表する可能性がある。

UNI欧州は、労働者およびその労働組合であるKASZと連帯し、イケアに対し、ハンガリーの全従業員に対して公正な賃金と公正な協定を提供するよう求めている。

(2026年7月9日)