
2026年5月31日にコロンビアで 実施された大統領選挙を受け、国際労働組合運動は、民主主義、国民主権、そして投票箱を通じて表明された人々の意思の尊重を守るという決意を改めて表明する。
5月31日に実施された第1回投票では、中南米および欧州から民主主義の推進に尽力する70名を超える労働組合活動家が、GUFs、米州労働組合総連合(TUCA)、およびコロンビアの労働組合組織が調整役を務める「国際選挙監視・支援ミッション」に参加した。
監視団は、統合司令部(コロンビアの選挙をリアルタイムで監視する省庁横断的な機関)の一環として全国に展開し、選挙の進行状況を追跡し、苦情を受け付け、選挙プロセスの透明性と民主的保障を確保するために尽力した。
同ミッションは、選挙プロセスが深刻な政治的二極化、偽情報キャンペーン、および票の買収によって損なわれていることを確認した。また代表団は全般として、民主的機関を弱体化させ、コロンビア社会の広範な層における社会的進歩を後退させようとする極右勢力による攻勢が強まっていることを指摘した。
6月21日に行われた大統領選の決選投票に先立ち、国際労働組合運動は引き続き現地に留まり連帯を示し、圧力や脅迫、外部からの干渉を受けることなく、コロンビアの人々が自らの未来を自由に決定する権利への支持を表明した。
この地域全体で、権威主義的な言説、政治的敵意、権利を制限しようとする動きが高まっているため、代表団は、コロンビアにおける民主主義の擁護こそが、中南米全域における民主主義の擁護の核心であると位置づけた。
そのためUNIを含む参加団体は、特にトランプ政権による国外からのコロンビア国内政治の議論への干渉に懸念を表明し、偽情報や民主的機関への攻撃を通じて選挙プロセスに影響を与えようとした経済界やメディア関係者による動きに強い憂慮を示した。
マルシオ・モンザネUNI欧州地域書記長は、「コロンビアの民主主義は、いかなる圧力や干渉も受けることなく尊重されなければならない。国際労働組合運動はコロンビアの人々と連帯する。なぜなら、民主主義、労働者の権利、社会正義の擁護は、国境を越えた課題であることを知っているからだ。コロンビアで起きていることは、中南米全体にとって重要な意味を持つ」と指摘した。
ヘクター・デールUNI米州会長は、「選挙結果が極端な二極化という状況を生み出した。我々は、暴力や対立を煽ることなく、民主主義の営みに不可欠な労働組合という組織を尊重し、前政権下で勝ち取られた労働者の権利および社会的権利を損なわないような対話の道が見出されることを望む。ヘイトスピーチ、偽情報、そして市民組織を弱体化させようとする企てに対しては、より一層の民主主義、より一層の参加、そしてより一層の国際連帯をもって応えていく」と強い決意を表明した。
国際労働組合運動は、権利、社会正義、民主主義の擁護が地域全体の労働者にとっての共通の責任であるとの確信のもと、今後もコロンビアの人々とその民主的組織と連帯し続けていく。国際連帯は、人々の意思が尊重され、コロンビアが平和、包摂、民主主義の道を歩み続けるようにするための不可欠な手段であり続ける。