
2026年6月20~21日に、UNIタイ加盟組織連絡協議会(UNI-TLC)がバンコクで開催した戦略セミナーに加盟組織の役員や代表が一堂に会し、急速に変化する仕事の世界において、タイの労働者にとって公正な未来を確保し、団結強化に向けた議論が交わされた。
このイベントは、組織化と連帯のための重要な機会となり、変化が加速する時代において、労働運動の将来の方向性を形作る一助となるよう、タイのUNI加盟組織に活力を与えた。また、国営銀行や公的金融機関の労働者を代表する組合を含め、タイの金融部門の非加盟組織に対し、UNIを紹介する機会にもなった。
セミナーの冒頭で、スパチャ・カムサニットUNI-TLC議長は、「すべてのサービス部門において、労働者の権利、団体交渉、職場の安全、平等、そしてディーセントワークを推進する上で、UNIが果たす極めて重要な役割について、加盟組織の知識と認識を深めていきたい。また本イベントが連帯の場となり、次世代の労働運動指導者を育成し、すべての労働者のための正義、平等、尊厳を促進するという共通の使命を前進させる一助となることを願う」と語った。

ラジェンドラ・アチャリヤUNI Apro地域書記長は、能力開発、より緊密な部会間の連携、そしてジェンダー平等と包摂への一層の注力を通じて、加盟組織を強化するためのUNIの地域全体的なアプローチについて説明した。またAIが企業のニーズだけでなく人々のために役立つようにすることで、AI主導の変革という猛攻に労働組合が立ち向かうことを求めた。これを実現するためには、AIシステムが職場に導入・展開される前に、強力な労働組合を通じて発信される労働者の声が、AIに関する規制の策定に反映されるようにすることが不可欠である。
アチャリャ地域書記長は、UNI-TLCの取組みを称賛し、「このセミナーはまさに時宜を得たものであり、2024年の第6回UNI Apro地域大会の開催に続く素晴らしい取組みだ。何よりも、参加者の皆さんがこのセミナーから一つの重要なメッセージを持ち帰ってくれることを願っている。それは、UNIを通じてつながっている限り、我々の闘いは孤立したものではなく、世界的な運動の一部であるということだ」と呼びかけた。
UNI-TLCは、商業、金融、印刷・パッケージング、ICTS、郵便・ロジスティクス、ビル管理、メディアという7つの主要部会におけるUNI加盟組織を代表している。 UNI-TLCは本セミナーを通じ、タイのサービス部門の労働組合間の連帯、連携、および共同行動のためのプラットフォームとしての役割を再確認した。