10月9日は世界郵便デー:配達員の絵文字を実現しよう!

宇宙飛行士、忍者、人魚、幽霊まで、あらゆる絵文字が存在する。しかしユニコードコンソーシアムが公認する約3,800種類の絵文字の中に、経済において最も重要な職業の一つである配達員を表す記号はまだ存在しない。

2025年10月9日の世界郵便デーに、UNIは我々の生活に不可欠な存在となったこの職業の認知を求める世界的な動きに加わる。

配達員の絵文字があれば、郵便を待つ、手紙や小包を送る、注文品を受け取る――こうした日常生活の中の重要な活動を、数十億の人々が絵文字で表現できるようになる。手書きの手紙から大陸を跨ぐ小包輸送まで、配達は現代社会における移動・信頼・繋がりの象徴であり、不可欠な日常サービスである。今こそ、これを可能にする人々に、こうした労働者を象徴する絵文字を与える時だ。

コーネリア・ベルガーUNI世界郵便・ロジスティクス部会担当局長は、「絵文字は可愛らしく楽しいコミュニケーション手段だが、配達員の絵文字にはそれ以上の意味がある。他の職業と同様に配達員を尊重していることを示す手段であり、地域社会や国が彼らによって可能となる繋がりを認識している証となる。世界中の郵便サービスが脅威に晒されている今、連帯を示すことにもなる」と訴えた。

この取組みはオーストリア・ポストが主導しており、マヌエラ・ブルックオーストリア・ポスト広報担当は、「絵文字は日常コミュニケーションに不可欠な要素であり、特にZ世代によって頻繁に使用されている。(中略)しかし郵便労働者の職業を象徴する独自の絵文字はまだ存在しない。オーストリア郵便では国際的なパートナーと連携し、将来的に世界中の郵便労働者が独自の絵文字でデジタルコミュニケーションに存在感を示せるよう取り組んでいる。目標は、全てのスマートフォンとコンピューターに郵便労働者の絵文字を搭載することだ」と語る。

この絵文字キャンペーンは、欧州・アジア・北米の主要郵便事業者を代表する国際郵便公社(IPC)、南北米郵便事業体連合(UPAEP)の支援を受けている。

これまでに、エジプト、ドイツ、アイルランド、ラトビア、ポーランド、スイス、スロバキア、スロベニアの各国郵便事業者もオーストリア郵便に賛同している。9月末にドバイで開催された万国郵便連合(UPU)世界郵便会議で提案された配達員絵文字に関sる支持決議は、参加加盟国から熱烈な支持を受け、満場一致で採択された。

ユニコードコンソーシアムは標準化された文字セットを管理し、個々の絵文字を定義している。配達員の絵文字は2025年11月末までに審査され、2026年までにスマートフォンやコンピューターなどのデバイスに搭載される見込みだ。