
2025年8月19日、UNI米州ケア部会はコロンビア・ボゴタで「組織化とケア労働者の権利に関する地域会議」を開催し、労働組合指導者、機関代表者、ケア労働者ら300名以上を集結させた。
開会挨拶の中でクリスティ・ホフマンUNI書記長は、コロンビアにおける進展を強調し、「我々は皆様と共に歩み、力を合わせてこの現実を変革したい。ケア労働者は労働者の権利を享受するに値し、UNIは世界中のケア労働者を組織化している。共に真の変化を実現できると確信している」と述べた。
またマルシオ・モンザネUNI米州地域書記長は、集団で変化を実現することの重要性を改めて強調し、「我々の願いは、皆さんが労働条件を改善する真の機会を得られること。この分野が特に脆弱な部門だが、集団的な組織化こそがその現実を変える道だと確信している」と訴えた。
ミゲル・ズビエタUNI世界ケア部会議長とルシア・リンドナーUNI米州ケア部会担当部長は、有償・無償を問わず、日々、子どもや高齢者、障がい者をケアする人々の根本的な役割を認識し、ケアを社会・労働アジェンダの中心に据える緊急の必要性で一致した。
会議における主要な議論の一つは、コロンビアにおけるケアの制度における進展に焦点を当てたもので、女性問題担当地区事務局、労働省、保健省、および ケア担当局長が参加した。公共政策、ケア提供者の役割、そして制度的承認の重要性について、それぞれの知見を共有した。
会議はその後、ルース・ディアス氏(ドミニカ共和国・FENAMUTRA)、ブラジル・ケア提供者ネットワーク、コロンビア・ケア労働者ネットワークの発表により、地域レベルへと視野を広げた。議論では、中南米全域における労働の不安定性への対処、権利の保障、ジェンダーの視点と社会的正義を備えたケアシステムへの進展が喫緊の課題であると強調された。
ミゲル・ズビエタUNI世界ケア部会議長は、「この仕事は往々にして見えない存在だ。まっとうな賃金も、団体交渉もなく、認知もされない」と訴え、「だからこそ、今日こうして集まり議論できること、そして何より省庁が参加していることが非常に貴重なことだ。我々の現実を議論のテーブルに載せ、具体的な提案を構築する機会だ」と締めくくった。
本会議を通じ、UNI米州ケア部会は、ケア労働者の組織化・可視化・強化への取組みを再確認するとともに、その労働を尊厳あるものと位置付け、社会への不可欠な貢献を認める政策推進を推進していく。